投資教育
日本は、「投資教育」が後れていると
よく言われますね。
アメリカを見よ、と。
子供のころから投資のことを教えているのではないか、と。
でも、私は日本がそれほど後れているとは思っていません。
少なくとも私が子供のころ、アメリカで育ちましたが
「投資について」なんて教育を受けたことは一回もありません。
小学二年から高校卒業するまでの長い間ですが、
記憶にまったくありません。
(まあ、私が単に物覚えができないという可能性もありますが。。)
米国の大学へ進学しても(エンジニアリングの専攻だったせいか)、
投資の勉強はしたことはありませんでした。
夏休みのときに友人と別の大学に行ったときに、
そこで知り合った学生が、「株で儲けている」という話を
聞いて「ヘエ~・・・・!」とびっくりしたことを覚えています。
こいつは「カタギ」の学生じゃないな、と。
だから、アメリカで「投資教育」が盛んになったのは、
概ね過去10年間ぐらいではないかと私は思っています。
ITバブルのときには日本は安くて早いブロードバンドの設置に
致命的に後れてしまったと言われていましたが、
あっと言う間に追いついて、追い越してしまいましたね。
「投資教育」もきっかけさえあれば、直ぐに追いつくことは
十分に可能だと思います。
けれども、その内容(コンテンツ)は、重要ですね。
【追記】 と書いたら・・・・
「アタシの高校は盛んにやっていましたよ、投資教育。」
とアシスタントのまみチャンに指摘されました。
まみチャンは、97年にムーアキャピタルの東京事務所を
設立した当時から一緒に仕事をしている、
元某航空会社のグランドホステス&「帰国子女」です。
(想像は、どうぞ膨らましてください。)
世代の違いなのか?
私が通っていた高校(テキサス)は
まみチャンが通っていた高校(南カリフォルニア)と比べて
後れていたのか。。。?
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いつもチェックしているこのblogに投資教育について書かれていた。 ”アメリカでは投資や金融に関する教育いわゆるフィナンシャル・インテリジェンスを 養う教育は盛んだけど、日本ではそれはほとんどされていないので必要だ”という記事を 最近良く見る。僕は小〜大まで生粋の日本の教育機関で教育を受けたので、確かに投資 教育は受けなかったけど、父親からは今思うとそれはそれは貴重な投資教育を受けたよう に思う。僕が小学校高学年の頃、父は株式投資をしていたが、毎日株式欄をチェックする のが面倒になったのか、ある日子... [Read More]
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