東京ヘッジファンド・クラブ
今日は、「東京ヘッジファンド・クラブ」という
集まりに顔を出してきました。
呼びかけた人たちは、東京ではヘッジファンド
関係者が気楽にネットワーキングできるような
場がないから、ビールを片手に懇親を深める
という趣旨でした。
いや~、5年、10年前だったら、テーブル一つ
ぐらいでできた会合ですが、この業界に
関わってきている人たちが増えましたね。
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今日は、「東京ヘッジファンド・クラブ」という
集まりに顔を出してきました。
呼びかけた人たちは、東京ではヘッジファンド
関係者が気楽にネットワーキングできるような
場がないから、ビールを片手に懇親を深める
という趣旨でした。
いや~、5年、10年前だったら、テーブル一つ
ぐらいでできた会合ですが、この業界に
関わってきている人たちが増えましたね。
最近は、PC用の電源やバッテリーパックの貸し出しも
あるので、帰りの機内ではかなり仕事にはかどりました。
数ヶ月前の沖縄金融特区のテープ起こしの修正依頼が
長い間延期していたのが完了できたし(これは本として
刊行されるようです)、来週に納める某雑誌への記事の
原稿もほとんど書けました。
今日は、マネックス・オルタナティブ・インベストメント(MAI)と
シンガポールのFullertonと初回の投資委員会。
リスク・マネジメントの考え方、投資プロセスのガイドラインを
確認してから、ファンドに組み込むマネジャー候補を
最終認定リストに絞り込む作業に入りました。
朝の8時から12時間ぐらいの長期戦になりました。。。!
さすが、政府系の運用会社(しかし、民間のように第三者の
顧客を獲得もできる)であるだけにヘッジファンドの
オペレーション側に重視する面とか色々と参考になりました。
やっと会議から開放されたときの
Fullerton側のチーム。
Chief Investment Officerと
オルタナ投資部長(三児の母)は両方ともやり手の女性。
男性陣もなかなかシャープな分析する若者たちでした。
これからシンガポールへの出張。
社外取締役として勤めている
マネックス・オルタナティブ・インベストメントと
今回立ち上げる日本・アジア戦略に特化した
ヘッジファンドのファンド・オフ・ファンズの
共同運用者であるフルトンのメンバーと
初回の投資委員会に出席するためです。
初めて、コーチングというものを試しに受けてみました。
人材「コンサルティング」や「カウンセリング」とどのように
違うのか、いまひとつわかりませんが、たぶん
人材コンサルティングだと ⇒ 転職?
人材カウンセリングだと ⇒ 精神病?
という連想が働くから、「コーチング」という言葉が
できたのでしょうか?
要は、「コーチ」から質問を問われて、
それを答えるプロセスの中で、
自分自身を発見する、
ということであると理解しています。
英国金融当局のFSAが先日、ヘッジファンドに関する
ディスカッションペーパーを発表しました。
ディスカッションペーパー(「パブリック・コメント」とも言う)は、
行政当局が発表する討議書であり、公から意見を募集してから
行政に関する方向性の結論を出すプロセスです。
日本のお役所内では「パブコメ」という呼び方されているよう。
今日は、バイオに特化する某和製ベンチャーキャピタルファンドと面談。
この興味深い、そして難しい、セクターでこのファンドは
かなり素晴らしい実績を上げています。単に「タイミング」が
良かったのかもしれませんが、投資先の上場率は、
かなり目を引くものがあります。
国内外の案件に投資していますが、私の質問は、
日本側でのエッジはわかるが、
海外の土台で向こうでバイオに特化している
ベンチャーキャピタルファンドと比較した場合、
「エッジ」(優位性)は何になるか?でした。
Hedge Fund World.comというサイトで、
ちょっと眼をひいたサーベイがありました。
2005年にもっとも有望なヘッジファンド戦略は?
結論は、私のモットーと同様、
Simple Is Best 単純なものほど良い
でした。
利害が一致していても、
価値観も共有できていないと
上手くいかない。
日産自動車の副会長の伊佐山氏のお考えを
たまたま先週の勉強会と今日の別件のセミナーで
聞く機会がありましたが、確かにそうだなと思いました。
先日、経済同友会の幹事会で企業の人事活性化に関する
提言書を発表する事前の議論が行われました。
人材のことを「人財」と書くべきだという声もありましたが、
今回の提言書の目玉はBQ(Business Quotient)でありました。
今日は、社外取締役としてお手伝いしているリプラス(8936)の
社員全体会議&懇親会に出席してきました。ちょうど半年前に
マザーズに上場した急成長中の新興企業です。
やはり、若い人が多い会社で、会議中はやや緊張した顔つきで
社長の姜(カン)さんの話をしっかりと聞いていましたが --
懇親会に入ってくるとグングンとボルテージが上がってきました。
ひょんとしたキッカケでベトナム投資のセミナーを
企画することに手伝ってくれと依頼されました。
Japan Festival 2006 in Vietnam
という日本政府関係者らが先導している
日越文化交流会議の一環として、
経済交流も組み入れたいようです。
昔、同じ釜の飯を食っていた友人が、
某米系ヘッジファンドの日本拠点を設立する
ためにに転職しました。
長年、米系投資銀行で活躍していて、
地位的にも経済的にも安泰な環境に恵まれて
いmしたが、あえて自分がふたたびワクワクする
世界に飛び込む決意を下しました。
私が客員教授として務めている某大学院で
一般社会人も受講できるエクステンション・コースで
「オルタナティブ投資と長期個人投資家」(仮)という
講座を開催することになりました。
オルタナティブ投資と長期個人投資家を大学コースで
結ぶということは世界初?(たぶん。)
本日はインベストライフという長期個人投資家啓蒙を
目的とした雑誌のセミナーにパネリストとして参加しました。
テーマは団塊の世代と団塊の世代ジュニアのファイナンシャル
インデペンデンスでした。
質疑応答で印象に残ったものがふたつありました。
今日は、プロジェクト13%の
第二期、第3回目の座談会を
北区飛鳥山公園内の
渋沢栄一史料館の一部である青淵文庫
で開催しました。
今回は、尊敬する友人のお二人、
さわかみ投信の澤上篤人さん と
レオス・キャピタルの藤野英人さん
をゲストとして登場していただきました。
澤上さん、藤野さん、お休みの日に参加し、
色々と面白いお話をご披露いただき
どうもありがとうございました!
座談会の内容は「プロジェクト13%ブログ」をご覧ください。
ブリッジ・アドバイザーズは現在、関東財務局に
証券会社として申請していますが、特に問題が
ないようであれば7月末ぐらいにはヘッジファンドに
特化した証券会社として活動を始められます。
特に独立を図っている日本人マネジャーの支援を
することをミッションとしています。
昨夜は、ブリッジの連中とOさんの歓迎会。
日本語ペラペラのロシア人女性です。
秋ぐらいから海外投資家へのマーケティングの予定です。
米国におけるバイアウトファンドの今年の第一四半期の
案件の平均サイズが前年と比べると8割ほど大きく
なっているようです。
約150億円(04年1Q) ⇒ 約$280億円(05年1Q)
「。。。。できないですね。」
これは、サラリーマン投資家の大きな悩みです。
経済的合理性を考えるとやることのメリットはわかるけど、
組織的合理性を考えるとデメリットが目立ってしまうからです。
今日は名刺入れフォルダをめくっていたところ、
「あ、そういえば、エンジェル投資先の会社に
最近コンタクト取っていないなー」とメールを
何気に送ったら、5~10分ぐらい後に携帯が鳴り、
会社の社長から夕方会いにくるという連絡が入りました。
夕方になって社長が来たときに把握したことは、
社長が電話を切った後に、なんと彼がメールを
チェックをしたら私のメールが入っていた、と。
てっきり、メールを読んで電話をくれたと思っていたら、
違ったらしい。偶然というか、どこかで繋がっている
というのか、ときどきこのような面白い現象ってありますね。
上場会社の株式に投資した場合、パフォーマンス評価を
実施するそのときに、たまたま市場で出合っている価格が
企業価値の代用となるので、運用先の時価評価は簡単です。
一方、PE(プライベートエクイティ)ファンドの投資対象は、
未公開企業であるので、その企業がある時点で
どれくらいの企業価値で評価されるべきかという
極めて重要な要点に実は議論が尽きません。
ヘッジファンド大御所の一人である
ジュリアン・ロバートソンの本を読みました。
A Tiger in the Land of Bulls and Bears
タイガー・マネジメントは、私がヘッジファンドの世界に
入る込む際に洗礼を受けたファンドでありますので
ノスタルジアを感じながらページをめくりました。
日本語訳もあります。
魔術師は市場でよみがえる―タイガー・マネジメントの興亡
今日は都市圏の年金基金の会合に講師として招かれました。
年金基金のヘッジファンド投資は色々なところから注目されますが、
この会合の参加者でヘッジファンドをポートフォリオに組み込んでいる
のは極一部のようです。
5月のパフォーマンスがポロポロ入り始めていますが、
概ね好調な一ヶ月であったようです。
3~4月が不調なところが多く、内外の報道に
ヘッジファンド・バッシングが目立っていましたが。。。
今日は、オールド・エコノミー業界の某社の経営トップの
方々とと昼食会で色々とお話をすることができました。
話題は、どのように「新しい株主」と向き合うか?
要は、暗黙なお付き合いの持ち合い株主ではなく、
アクトビストファンドのような株主たちです。