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July 20, 2005

やっぱり、ちょっと変だよ、この投資基準

今日、ヘッジファンドに詳しい米国の知人と電話会議しましたが、
彼曰く、最近では定番の大型のファンド・オフ・ファンズでは
投資家の解約が目立ちはじめているという指摘が面白かったです。

解約の原因は、「マルチ戦略」で「リスク分散」を謳いながらも、
結果として昨今、大したパフォーマンスを上げることが出来ず、
今年はマイナスのものをあり、期待外れしているからです。

一方、私の米国西海岸におけるビジネスパートナーたちの
ファンド・オフ・ファンズは小型のブティック系で戦略は
株式ロングショートに特化しています。今年のパフォーマンスは
6月末で5%弱、年間では充分に二桁が視野に入るペースです。

しかし、機関投資家の多くは、小型でエッジがあるファンド・オフ・ファンズ
に投資をするより、大型で市場の指数化を目指すようなファンド・オフ・ファンズを
好む傾向がまだ続いています。

運用パフォーマンスを重視する最終的な個人投資家であれば、
大きいということより、実績のほうに納得すると思うのですが、
説明責任を重視する仲介的である機関投資家の場合、大きい、
皆もやっているファンド・オフ・ファンズのほうが投資対象になっています。

パフォーマンスを取りに行くという意欲より、
時前に説明できるという意欲のほうが強いのに、
実は、事後に説明できない例も少なくない。
ちょっと本末転倒ですね。

小さくても、やっぱり、キラリと光っているものに
投資したいと思うのが「普通」だと思うのですが。。。

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Comments

毎日拝見させて頂いております。

ご指摘の点は現地でも明確なトレンドです。某大手I社のように、組入れファンドの大半がMulti-strategyというFoFが特に苦戦しているようです。

自分たちで配分するより、組入れファンドレベルで機動的な戦略配分をやらせた方が効率的、との考えが彼らの基本ですが、果たしてどうでしょうか?


ABPなどのように、もFoFsの解約して、HF投資はシングルファンドに限定、という大手投資家も増えています。

今や誰でも作れるFoFsですが、確実に淘汰が始まったようです。

松浦様、

コメントどうもありがとうございます。

おっしゃるとおりですね。

シングルファンドに投資する機関投資家さんにとって、
大型FOFには投資メリットはまったく感じないでしょうが、
ブティック系のFOFのマネジャーたちが目利きを持っている、
という判断の場合、Manged Accountなど
を通じて彼らの長年の経験や投資の価値観を
シングルファンドの発掘・投資などにてこ入れとして
使う例も見られます。

かなり賢い投資手段であると思います。

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