NPL、SPLのビジネス
私は、NPL(Non-Performing Loan), SPL(Sub-Performing Loan)
という不良債権ビジネス・チャンスは、日本ではなくなってきた
と思っていましたが、内容が変わった、ということが正確のようです。
以前は、大手銀行が、基本的にしがらみが無い貸し先のローンを
バルク(大きい積荷)で投げ売りで処理しているところに、ファンドなどが
安いところで拾い上げて、かなり高い収益を短時間で上げていました。
このビジネスは、今は、明らかに無くなっています。
そして、このようなEasy Moneyを狙っていた外資は、
既に日本から徹底し、中国やドイツなどに眼をつけています。
ただ、そういう意味で、入札で大量な不良債権を購入する
という形から、銀行などがしがらみがあるような不良債権を
個別案件ごとにほぐしていくビジネス・チャンスに変わって
いったようです。それでも充分に安定した利益を得ることが
できるようです。
日本における不良債権戦略は正常化した市場に成長した
ということでしょう。
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