日本の有力な輸出産業
私は、これからの有力な輸出産業は「日本の感性」だと思っています。
例えば、食文化。
和食も洋食も、そのあいのこも美味しいですね。
おもてなしや空間も抜群だし。
もうひとつは、マンガですね。
昨日、あるコンファレンスでTokyoPopという会社のCEOであるStu Levyの
話を聞くことができました。
めちゃくちゃ面白かったです。
この会社は、日本のマンガを海外に輸出しています。
実は、この数年間で、アメリカの書店で一番棚のスペースが
増えているのはMANGAらしいです。
最初は、英訳して、洋書のように左開きしていたようですが、
最近では、Authentica Mangaと言って右開きにしている。
そのような形のほうが当然、ストーリーの流れとして自然ですよね。
Sound Effect(ガーンとかドーンとか、そういうことだと思いますが)
も、そのまま日本語に遺しているようです。
そして、びっくりしたのは、最近では、米国の若手漫画家が
日本のスタイルに影響を受け始めたということです。
今度、米紙で連載になることが決まった某若手漫画家の
キャラクターは、どう見てもメイド・バイ・ジャパニーズ。。
しかし、Lindsay CibosとJaredHodgesという漫画家です。
パクリと言っちゃおしまいいですが、
そういうことより、Stuは日本のマンガのAesthetic(感性)に
影響を受けている、という指摘をしていました。
漫画好きの私としては、ちょっとうれしい気分になりました。
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Comments
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日本の存在感が世界で高まるのはいいことですね。特に文化で。ナルトという忍者アニメもNYでずいぶん人気と聞いています。
Posted by: 星の王子様 | November 12, 2005 05:05 AM
最近息子の周囲ではドラゴンボール作者鳥山明が流行しているようです。
Posted by: 星の王子様 | November 13, 2005 06:50 AM