アジアのPEファンド
アジアのプライベートエクイティファンドのひとつの特徴は、
「グロース」(Growth)キャピタルを供給するタイプです。
アーリー(初期)ステージのベンチャーキャピタルでは、
それなりの投資金額を活用するには不確実的要素が
多すぎるのかもしれません。
一方、バイアウトファンドの基本的手法はバランスシートの
リストラクチャリングで債務をそぎ落とすとか、その他コスト削減で
企業価値を高めようとしますが、これはトップライン(売上げ)
がある程度安定しているが、それほど成長が見込めない場合。
アジアの企業では、まだトップラインの成長が見込めるので、
ベンチャーキャピタルとバイアウトの中間であるような
グロース・キャピタルの収益機会があるのでしょう。
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