民・官の検査機能の違いとは?
民間の検査機関がやっているから耐震偽造事件が起きたので、
規制緩和もほどほどにしなければという声が聞こえてきます。
確かに、民間の検査に不備があって、それを公表すると『事件』になります。
しかし、国の検査に不備があって、それが開示されたとしても、
恐らく偽造した者が罰則されて「事件」にはならないでしょう。
そういう意味で、確かに国がバックした「検査機関」のほうが強い立場です。
ただ、それが、国や政府の検査機能そのものが優れているからだ、
ということは単純には言えないと思うのですが、いかがでしょうか?
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