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January 31, 2006

小さいから有利

ボイジャーのポートフォリオに入っている某ヘッジファンド。
2年前に発足したファンドで、マネジャーは他の著名ヘッジファンドで
実績を上げた経歴の持ち主でした。

その発足当時、彼は25人の投資家しか受け入れないという
方針を決めました。そういう意味で、特に幅広く出回る名前では
ありませんでしたが、ボイジャーのライルとクリスたちは、この
マネジャーが新しいファンドを立ち上げるということを、彼らの
ネットワーク経由嗅ぎ付けて、そのマネジャーと面談することが
できました。

25人(社)の投資家しか受け入れないつもりですから、この
マネジャーは、自分の投資哲学について充分理解してくれると
思う投資家しか歓迎しないという方針です。

つまり、投資家がマネジャーにデューデリジェンス(事前調査)
をかけるだけではなくて、マネジャーが投資家にデューデリジェンス
をするという格好になるわけです。

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January 30, 2006

ふう。結構長い一日

でありましたが、かなり充実した一日でもありました。

ボイジャーという「ブティック」ファンド・オフ・ファンズの
メリットに関心を持っていただく機関投資家さんの
手応えも感じました。

大きいというと安心感があるのかもしれませんが、
ヘッジファンド世界では、それが必ずしもパフォーマンスに
つながるということはありません。

返って、大きすぎると投資先のヘッジファンド側が
効率的な運用の支障を起す可能性があるので、
投資を拒否してしまうケースも実は少なくないというのが
この業界の現状です。

January 29, 2006

ワイアレス

今回の出張は、ワイアレスでインターネットに接続する設備が
各所で充実していることに実感しました。

ワイアレスLANが内部に組み込まれているラップトッにを買い換えた
こともあるのでしょうが。

ボイジャーのオフィスでも、隣にあるホテルのワイアレスLANに
タダでアクセスできたし(私の宿泊先は有料でしたが。。。)、
現在は、ロスの空港のビジネスラウンジでもタダでアクセスできて
います。(成田のラウンジは有料でしたが。。。)

便利ですね。
以前から提唱されてきたユビキタス社会に近づいてきているようです。

さあ、明日からボイジャーの共同創業者のライルと東京と地方で
投資家とマネジャー巡りをします。忙しい一週間になります。

January 28, 2006

アメリカ人の世論調査

米全国紙のUSA Todayによると62%(対35%)が
米国の現状について「不満」を持っているよう。

これは、ブッシュ政権が発足されてから、
一番悲観的な世論のようです。


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January 27, 2006

HFマネジャーのレビュー

今日はボイジャーのマネジャーのポートフォリオのレビュー。

投資初期の段階では、調子が良かったが、
最近は、資産総額が大きくなり過ぎたのか、
投資精神のハングリーさが失せたのか、
ちょっと調子を落としているマネジャーがいる一方、
初期では、なかなかポジションを取らずに「守り」気味
であったが、最近では、軌道に乗り始めたマネジャーさん。

株式のポートフォリオと違って、「投資対象」が
直接、生身がある人間(マネジャー)であるだけに、
面白さと難しさがありますね。

January 26, 2006

ロス

ビジネス・パートナーであるボイジャーマネジメントという
ファンド・オフ・ファンズと内部的戦略ミーティングを行う
ためにロスに来ています。 

オフィスはSanta Monicaの海に面したビルで、
絶景なところにあります。

気持ち良いですね。暖かいし。

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January 25, 2006

カルチャーショック

ムーアキャピタル時代のロンドンの同僚と
久しぶりに会いました。

彼は、現在、欧州系銀行で投資ポートフォリオの
運用の仕事。

ヘッジファンド業界に15年間、勤めた彼。
その時代より、ちょっと楽になったなぁと
朝に出勤すると、
周りには誰もまだいない。

金曜日の夕方にふと顔を上げると、
周りはだれもいない。

ちょっとカルチャーショックを受けているようです。

January 24, 2006

200年超の歴史を誇る名門家

ロスチャイルド家を代表する、David de Rothschild 氏
を経済同友会のメンバーで囲む昼食会に出席しました。

200年以上、名門家として継続できた秘訣とは、男爵曰く

・ 「運」  
    何回も倒産の危機はあった

・ 「血族の長所/短所の見極め」 
    表でリーダーとして旗振りをしないほうが賢明な世代メンバーもいた

・ 「パートナー制」
    外部の優秀な人材を使用人ではなく、パートナーとして受け入れる。


特に1番目の「秘訣」が興味深いですね。
どのように、その良い「運」を呼び込むか。

もしかすると、実は現れているのに、
気づきがない場合が多いかもしれません。

January 23, 2006

1月の日本戦略は。。。

まだ、寄り付きができませんね。
ライブドア。

この銘柄を保有している日本戦略のヘッジファンドもいることでしょう。

まあ、それほど大きいポジションを持っていないでしょうが、
仮にポートフォリオの1%の配分しかしていなかったとしても、
このペースでは、ほぼ全額に近い損失と仮定したら。。。

このひとつだけの銘柄で、これくらいのインパクトが
出てしまうので、やっぱり、
今月のパフォーマンスは厳しいでしょう。

January 22, 2006

雪が結構残っていましたね

代々木公園の良く訪れるスポットが
ミニ・ゲレンデのようになっていたので、
子供達とそり遊び。

確定申告書も郵送されてきたので、
今日は下準備をしようかなぁと頭の後ろに
置いてあったのですが、結局、そこに、
そのまま放置してしまいました。

January 21, 2006

雪の中の勉強会

今日は、雪の中、勉強会の講師として出動。
本当は、コタツの中でみかんでも食べていたい
ような天気でしたね。

ただ、コタツはなく、
みかんも切れていた。

駅で地下鉄を待っていたら、
なんと、勉強会の資料を忘れている!


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January 20, 2006

小学校での実習

経済同友会の教育委員会のメンバーと中央区立久松小学校に
活動見学をしてきました。明治6年設立の歴史がある学校です。

ここは、東京都が平成16年度から実施している東京教師養成塾の
塾生(大学4年生)に40日間以上の実習を受け入れている学校のひとつです。

なかなか、良いことを試験的に実施しているなという全体的の印象でした。

20060120111927
ただ、
「先生」は、最所はやや緊張気味。
他の塾生、塾の関係者、そして
同友会のオジサマたちの視線を浴びて。

声が聞こえないよー。。。

授業が進むうちに、段々リラックスしてきたようでしたが。

今日は、( ) の算数のお勉強。

子供たちを色々と参加させる工夫もしている。
ひとつひとつの問題を書き写すのではなくて、
プリントアウトしている質問を子供たちに
ノートに貼り付けさせることで、授業の
スピードアップも図っているよう。

けれど、
「1時間弱の授業で解いた問題は二つだけじゃーね。」
と栃木県で塾を経営されているメンバーの指摘に、
確かに、と思いました。

January 19, 2006

目についた本の広告

某新聞の本日の朝刊。
目を通すと、分割などで小口化された株式の「マネーゲーム」や「デイ・トレード」に
批判一色でした。

その新聞の2ページの下の本の広告欄をごらんになりましたか?
大きく出ていました。
「3万円ではじめるネット株」

ま、前以て決まっていた広告でゲラを直すことができなかったのでしょうが、
そうでなければ、
かなりブラックなジョークですね。

January 18, 2006

そのとき止まっていた

やばい。

午後2時のアポを、2:30の約束だと思って、
急いでオフィスを出ました。 時間は2:06分。

初めてお会いする役員の方なのに、大変失礼な
ことをしてしまったなァ、、と嘆きながら、タクシーの
運転手さんに行き先を教えました。

「東京証券取引所までお願いします。」。。。。

20060118_tse_1

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January 17, 2006

真相はわかりませんが

目立つ存在の、尾っぽを絶対に捕まえてやる、
という社会風潮が怖いと感じてしまうのは、
私だけでしょうか?

これからマスコミで流行りそうな言葉。
「錬金術」 

同じような意味ですが、
「賢者の石」という言葉は、おそらく、
使われないだろーな。

January 16, 2006

懐かしい際会

今日は、日本にFoFを最所に普及させて先覚者のさんと
お久しぶりに会って昼食をご一緒しました。

さんは、私が大手ヘッジファンドに入社した96年の時点で
大手ヘッジファンドで働いたことがある日本人の二人の内のそのお一人。

いや~懐かしかったです。ちょっと同窓会のような感じがして。

ちょっとセミリタイア期間に入られていましたが、
4月ぐらいからまたご活動を開始されるようです。

お互いヘッジファンド世界のOld-Timer(ふるかぶ)として
何かコラボレーションできれば楽しいですね。

January 15, 2006

国際分散投資モデルの研究

我が社のインターンの小室クンの研究が、
Journal of Industrial and Management OptimizationVolume 1, Number 4, November 2005
という米国の専門誌で発表されました。

Emprical Studies on Internationally Diversified Investments
Using Stock-Bond Integration Model

【株式債券統合モデルを用いた国際分散投資の実証研究】

株式と債券を資産別に分散の最良化してから
ポートフォリオを組むのではなくて、
株式と債券を同じ投資対象として分散の最良化
したポートフォリオのほうが、良いリターンの
結果を出せた、という研究報告のようです。

ご意見、ご批判はshusuke@shibusawa-co.jp
までどうぞお願いします。

4月から正社員として入社する若手ホープです。
と、いっても、同期入社は一人しかいませんが。。


January 14, 2006

ゲラの修正

「オルタナティブ投資」の本のゲラの修正が完了。
雨の日にはちょうど良い作業です。

20ページちょっとを削除しました。
一部は、マネックスメールで「ミニ小説」として
紹介します。

January 13, 2006

かわいそうな日本株式ロングショート

去年、収益が上がらなかった日本株式ロングショートのヘッジファンドは、
かわいそうですね。儲かったファンドの話のほうがもちろん多いですが、
なかには苦戦したところもあります。

特に、頑固な「バリュー型」であると、特に最後の数ヶ月は、
安いバリュエーションの買いが伸び悩み、
高いバリュエーションの売りがかなり踏まれた、
という状態であったようです。

January 12, 2006

学と文の日

慶應大学の湘南藤沢キャンパスに始めて行ってきました。
緑とオープンスペースが多くてきれいなところですね。
ただ、ちょっと遠い。。。
「コミュニティ・インベストメント論」のゲスト講師として、
「ビジネスと社会投資~資本主義とは~」という話をしてきました。

「オルタナティブ投資」の著書のゲラも上がっていたので、
講義の後は、キャンパスの空間のなかで修正作業。
出版社から「後20ページは、削ってください」という依頼。
せっかく書いたのに。。。
まあ、どこかで使えると思う内容なので、問題ないでしょう。

January 11, 2006

語りの日

今日は、日興シティグループ主催の
「ヘッジファンド・デューデリジェンス・セミナー」
で「待ち受ける日本のヘッジファンドの事情」という
話をしました。

その後は、ブルームバーグTVでヘッジファンドの
展望についてのインタビューの収録(13日の放送予定)。

言いたいことはたくさんあるのですが、
ときどき口元が回らなくなって、レロレロ
しちゃうんですね。

はぁ。。。話がもうちょっと上手くならないと。。。

January 10, 2006

零細企業を見て

1月9日付けの「フジサンケイ・ビジネスアイ」の木村剛さんのコラム
に同感しました。

- 日本企業の99.7%は、中小企業
- 働いている70.2%は、中小企業
- 「中小企業」の87%は「零細企業」

各銀行から、零細企業向け貸出が増えていないことがこそを
問題視するべきではないかとコラムでご指摘されています。

自分自身も零細企業であるし、多くのヘッジファンドや
プライベートエクイティファンドも零細企業です。
日本の金融機関から「貸出」は、それほど必要ないかも
しれませんが、オルタナティブ投資という「運用のアウトソース
ビジネス」は、是非引き受けたいと思っている連中はたくさんいます。

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January 09, 2006

幼稚園児のけんか?

出張で来日した、長年のアメリカ人の友人と夕食。
現在、ワシントンンDCで元政府高官のコンサルティング
会社に勤めています。本人も、連邦政府で幾つかの
職に就いていました。

彼曰く、2004年に中国国内で政府に対して「デモ」の
回数は74,000回。それも、これは中国政府が公表して
いる数字なので、かなり割り引いている可能性があるとか。
2005年はもっと増えているでしょうし。

そういう意味では、良く言われるとおり、中国政府に
とって「日本」は国内政治のプレッシャーを迂回させる
都合が良いバルブかも。

しかし、「誤った 」、「誤っていない」という、まるで
幼稚園の喧嘩の様子にワシントンからは見られて
いるようです。

January 08, 2006

すっごい雪でした

斑尾タングラムに行ってきました。
それと比べると軽井沢はあまり
雪はありませんでした。(かなり寒いですが。)

同じ県内で場所を移動しただけなのに、
こんなに違うんですね。ちょっと少しずれた
だけで結果がかなり違う。。天候も運用も。

約10年ぶりにスキーをしました。
その頃にヘッジファンドに勤めていた
友人とスノーボードに挑戦して以来
スキーから遠のいていました。

そのボードのほうも子供が産まれてから
まったく縁がなく。。。

そのブランク間、スキー板の技術開発が
かなり進んでいて、滑りやすくなっていました
が、、、

January 07, 2006

シブサワさんのお仕事って

何ですか?

この当然の問いに、一言で答えられなくなっている
日々が今年も続きそうです。

名刺にはAlternative Investments Advisory
と記載してありますが、私の「オルタナティブ」と
「投資」の概念は普通の人の感覚と比べてかなり
幅広いようです。

ひとつ言えることは、異分野同士が出会って、
共有している指針を発見できる空間を造ることに
努めることは好きなので、
「オルタナティブ空間プロデューサー」?
でしょうか。

と、言っても意味不明ですね。。。
試行錯誤しながら、今年も進んでみます。

January 06, 2006

アイデアの公募依頼

ファンドという投資の「器」のオルタナティブとして
「投資株式会社」は面白いと以前から思っていました。

運用者は、長期投資に徹底できる一方、
上場会社であれば、個人投資家でもアクセスできますし、
流動性も確保できます。

あるところから、民間の方から事業化を前提としたアイデアを
公募する企画に参加してくれないかというご依頼がありました。

申請し、審査プロセスを経てから、会場で発表するという段取り
のようです。ちょっと面白そうだからチャレンジしてみようかな
と思っています。

January 05, 2006

同じ駒がグルグル回る

またヘッジファンド・コンファレンスで講演してくれという
依頼がありました。これで、この半年で3回になります。

私は、かまいませんが、恐らく出席者たちは毎回、
同じよう方々ばかりなので、同じ顔が壇の上から
同じ話し始めたら飽きてしまうでしょうね。。。

こういう類のセミナーで同じような人たちがいつも
スピーカーやパネリストとして参加しているようですが、
かなり人手不足の分野なのでしょうか。。

January 04, 2006

今年のヘッジファンドの課題

今年のヘッジファンドの課題は、パフォーマンスの有無
そのものではなく、ますますキャパシティ(容量)と
流動性(投資家の解約権)であると思います。

業界の明らかな潮流は、良いパフォーマンスを出している
ヘッジファンドこそ、キャパと流動性に厳しくなっています。

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January 03, 2006

今日、夏を感じたとき

今日はふと、前から買いたかったCDを手にいれました。
Sounds Of Summer  The Very Best Of The Beach Boys
beachboys

冷たい冬風が吹いている日でも、
暖かい気分になります。

一曲目のCalifornia Girlsから一緒に
「♪♪Well East Coast Girls are hip,
   I really dig their style・・・♪♪」
と思わず口が動いてしまう、超なつかしい
メロディーに、子供達が喜んで踊っている姿に
ちょっと考えされます。

だって、40年ぐらい前の曲ですよ。

Would’nt It Be Nice♪♪
Good Vibrations♪♪

やっぱりハッピーな歌は良いですね。

January 02, 2006

もし、資産運用がサービス業であったら?

年末年始に読んだ本です。
『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』 
高野 登 (著) かんき出版

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ちょっと自慢話っぽいところもありますが、
大阪リッツカールトン内のレストランで、長男が2歳
ぐらいのときにグラスを割ってしまい、「環境破壊」
したので辞退しようと思ったときにスタッフが嫌な
顔を一切せずに、本に書いてあるとおりの
ホスピタリティティ精神を体験したので、
共感できるところが多い内容でした。

もし、資産運用が同じく「サービス産業」である
としたら、感性に溢れて、投資家に対しておもてなし
精神で対話ができる運用会社は可能であるかと、
以前から夢みています。

January 01, 2006

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

私の初夢は、、、

セミナーに参加していることでした。
パネリストとして出なければならない、、、

あ、でも広辞苑によると、初夢は【元日の夜に見る夢。
また、正月2日の夜に見る夢】なので、
もうちょっとマシな夢を見るチャンスはまだあるようです。

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