米国VC市場の現状
米系弁護士事務所が主催するベンチャーキャピタル
投資セミナーを拝聴してきました。
シリコン・バレーのパートナー弁護士によると、
今年のVC投資市場は去年と比べると20%ぐらい
拡大しているようです。ただ、これは実績が
ある著名VCファンドに限るようです。彼らの
ITバブル期のビンテージの実績はマイナスでしょうが、
その前に貯金した実績の影響が大きいと。
ただ、99~00年ぐらいに発足した新規参入者に
とってかなり厳しい環境のようで撤退するところも
かなり増えると予想していました。
(唯一の実績がマイナスなので。)
入り口では、お金が集まっているいますが、
Exitでは面白い現象が起こっています。
米国のIPO市場が不調なことです。
どうしてかというと、上場基準が数年前と
比べてかなり厳しくなったこと。バブルの
ときでは、売上なし、キャッシュフローは
赤、利益も赤。。。という状況でも上場
できましたが、今ではそのような企業の
上場は無理になっています。当たり前の
ことですが、しっかりとした会社しか
上場できなくなっている。
後、もうひとつの大きな理由は、ベンチャー
企業自身がが公開企業になることを拒否
していることです。
これは、SOX法の影響です。つまり、
公開企業になる負担が大きすぎるという
結論に至っているということです。
このようにIPO市場をExitとして
不安定要素が増えてしまったので、
ベンチャー企業や起業家がが好むExitは
M&Aによって会社を買収してもらう
ことになったようです。ベンチャーM&Aは
今後、更に拡大するようで、この分野の
弁護士さんのお仕事は増えそうです。
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