渋沢栄一・イン・チャイナ
中国の武漢の出張から帰ってきた渋沢栄一記念財団の
研究部部長から連絡がありました。
華中科技大学の若手学長(51歳)がなかなかやり手で、
中国で(おそらく)初めて「渋沢栄一研究センター」を
立ち上げたようです。
急激に資本主義の津波を受けた中国ですが、それに
飲み込まれないように、倫理観や道徳で社会の規律を
築きたいという思いが中国人の一部であるようで、そこで
渋沢栄一の「論語と算盤(ソロバン)」が着目され始めたようです。
来年には、建設中に新しい建物にセンターが移転
するようです。このようなグラスルーツの活動で
日中関係の修復へ歩み寄ることは大切ですね。