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October 31, 2006

ヘッジファンドの上場

某米系ヘッジファンドが上場することを検討している
という記事を業界誌で読みました。これは、以前から
私が業界の方向性のひとつとして提唱していたことです。

ただ、私の考えではファンドという、いつ返還を求められる
不安定な資金より、上場した会社の自己資金のほうが
長期的に構えた投資を行うことができるからという観点です。
仮に投資家が解約(売却)したいと思っても、それは他の
買い手が必ず存在するから、業務(つまり運用)から資金を
引き上げる必要がないからです。

しかし、記事になっていたHFの関係者らの動機のことを勘ぐると、
特に、長期的に投資にコミットしたいということより、自分たちの
資本をIPOでレバレッジをかけて、場合によっては、自分たちの
過去の実績を現在において現金化したいだけではないかと
感じてしまいました。

運用会社の上場の可能性は、色々と面白いのですが、
やはりオーナーシップを、公にするということには、色々と
直面する課題があります。並の運用者では出来ないこと
でありましょう。

October 30, 2006

サービス業か、業務レバレッジか

ファンド・ビジネスは「サービス業界」であると
私は思いたいです。投資家という顧客への
運用サービスを提供する業界です。

ただ、投資家を運用サービスを提供するという
考えより、投資家から「規模のレバレッジ」を
確保したい、と考えるマネジャーも少なくありません。

つまり、自分だけのお金より、大勢の人の
お金を使ったほうが儲かるということです。

サービス業と業務レバレッジのこの二つに考えは、
必ずしも相互に排他的ではありませんが、後者に
傾く傾向が目立ってくるとちょっと気が治まらない
感じがしますね。

October 29, 2006

今日になっていた未来

アメリカに永住している親と、パソコンを通じて
ビデオ電話をしました。

親に新しいラップトップを買って、
ブロードバンドに加入してもらって、
スカイプをダウンロードして設定する
までの「デジタル・デバイド」には
かなり苦労しましたが、一旦セットアップ
できれば、地理的デバイドが一気に
縮まりました。

ブロードバンドのインターネットにアクセス
できれば無料なので、通信コストで時間を
気にすることはありません。

何千キロと離れている孫と同時間に一緒に
おりがみするとか、孫に歌ってもらうとか、
おじいさん、おばあさんは大喜びです。

このようなことができるのは、自分が
子供の頃ではSFが描く未来の世界でした。
その未来が今日になっているんですね。

October 28, 2006

マイクロメディア

10年後の放送や広告のあり方は、
かなり変わっているのではないでしょうか?

マスメディアの場合だと、色々な都合で
取り上げてくれない、あるいは、かなりの
スクリーニング・編集がかかったニュースが
日常でありましょう。

既にYouTubeのようなメディアを通じて
自分の角度から見える「事実」を世間に
伝えようとする動きはあります。

企業も、特に多額な広告費を負担できない
零細・中小企業が自分たちの「マイクロメディア」
機能を持ちたちという要望は高まると思います。

October 27, 2006

矛盾

「儲けること」と「社会貢献」を同時にやろうと
することは矛盾だ、と僕の友人が言ったことを
覚えています。確か、ミルトン・フリードマン
同じようなことを言っていました。

極めて合理的な考えです。

でもなァ、、自分は一人しかいないから
儲ける自分と相手に貢献する自分は
分けられないから、自分の仕事も
別に分けなくても良いのではないか、
というあえて矛盾な道を歩んでいます。

先日、ブログで紹介した黒川雅之さん
「人間の脳は、矛盾を排除するように出来て
 いるが、実際、矛盾なところこそ創造の
 可能性がある」とおっしゃっています。

先日、お会いしたソフトブレインの
宋さん
のメルマガも同じようなこと
が書いてありました。

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October 26, 2006

キッザニア

10月からオープンしたキッザニア経済同友会の
NPO社会起業委員会
で視察してきました。現在は、
キャパの1/2ぐらいで運営しているようですが、予約で
毎日が満員のようです。

20061026na 
入り口は、飛行機に乗って、
日本からキッザニアには
旅行するという設定です。
.

.
キッザニアは、実世界サイズの2/3になっています。

20061026kidzani


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October 25, 2006

伊井さん

今週の「長期個人投資家のオルタナティブ投資」講座では
三菱UFJメリルリンチPB証券の伊井さんに
日本のプライベート・バンキングについて
お話をいただきました。

さて、
A) 18.8兆ドル (約2250兆円)

B) 33.3兆ドル (約4000兆円)
は何の数字でしょうか?

因みに、世界の株式時価総額は40.8兆ドル
世界の債券時価総額は44.6兆ドルらしいです。

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October 24, 2006

投資家と資本家

某大手証券会社のクワンツ(金融工学)部門のトップの方の
お時間をお借りして、友人と日本の資本市場のことについて
色々と面白い意見交換をすることができました。

以前から、私のひとつの持論は、
「投資家教育も必要だが、日本では資本家教育が急務。」

つまり、「お金を造る」ほうは大事だが、
「お金を賢く造る + お金を賢く使う」ほうは、もっと大事、
ですが、今日の話ではこのように投資家と資本家の
整理もできました。

投資家は、「空間」の分散。(つまり、ポートフォリオの分散投資)
資本家は、「時間」の分散。(つまり、長期期間において)

投資家は、「時間」の集中。(つまり、いま、儲けたい)
資本家は、「空間」の集中。(つまり、ポートフォリオの集中投資)

日本の生活者である、たくさんの「プチ資本家」のために
「美しい」運用会社を・・・

October 23, 2006

日本の美意識

2年ぐらい前にお会いした建築家・プロダクトデザイナーの
黒川雅之さんから頂戴した著書です。(お兄さんが有名な
建築家の黒川紀章さんですが、ご本人もNYのMOMA
パーマネントコレクションに選定されています。

20061023_biishiki

『八つの日本の美意識』
  
       『微』  
    『並』   『気』  
 『間』         『秘』  
    『素』   『仮』  
       『破』

 ・
 ・

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October 22, 2006

気がつけば

「個人投資」という言葉を使うと、恐らく、
日本の9割ぐらいの人が、それは、自分とは
「関係ない」、「わからない」という消極的な
答えが戻ってくるでしょう。

ただ、「貴方は生活者ですか?」と聞けば、
全員が頭を縦に振るでしょう。
また、「将来」も生活者であるというは
前提にあることでしょう。

将来の生活に必要な年金や保険は、
投資がなければ存在できないもの。

では、生活者であれば、全員が
間接敵に個人投資家という気づきが
必要でしょう。

今日の日経新聞の「株主とは」というコラム、
「知られざる素顔 -気が付けば私も投資家」
のように、このような気づきを日本人に
広めることは大切です。

October 21, 2006

野川

先週、ICU(国際基督教大学)の理事と副学長から
リベラル・アーツ(教養学)についてお話をお伺いしましたが、
今日は、たまたま偶然に調布にあるキャンパスに
隣接する野川公園に行きました。

先生らのお話では、昔、ゴルフコースを経営してみたが、
それを失敗して売却したというご説明がありましたが、
それが、この公園なんですね。フェアウエイやグリーンの
形がまだ残っています。

湧水が豊富で、夏はほたるの里になるようです。
秋は、バッタですね。大量に捕まえました。
この小さい小川が、二子玉川で多摩川と
一緒になる、あの川
であったというとことを
初めて知りました。

October 20, 2006

システム・トレード

私がヘッジファンド時代に知り合いだった某都銀の
元為替チーフ・ディーラーの方と10年弱ぶり?に
再会しました。

数年前に退職されて、知り合いと短期売買システムを
開発されて、結局、パートナーの方は某ヘッジファンドに
入って実績を作っていますが、日経指数先物でかなり
驚異的なパフォーマンスを築いています。

和製ヘッジファンドは、お互いの相関性が高いものが
最近目立ちますが、このような戦略であれば相関性が
低いはずなので、面白いですね。

October 19, 2006

貸金業とノーベル平和賞

民主党参議院議員の大久保勉さんが主催する定例朝食会で
金融業界の方々が集まる席で、日興シティグループ証券の
アナリストの津田武寛さんから、面白いご指摘がありました。

貸金業への金利上限規定の議論がありますが、
ノーベル平和賞をもらったバングディシュの「貧者の銀行」
といわれるGrameen BankのHPによりますと、
5人のグループ制にして(連帯保証人とニュアンスが
ちがいますが)、金利は20%でした。さらに債務者が
死亡したときの保険によって、債務は弁済されます。
今回の貸金業制度改革を行った後、クレジットクランチが
起きたときは、「銀行は無担保、無保証で利息制限法の
金利で貸すように」との世論を作ろうとするのではないかと
心配です。」

マイクロファイナンスは、大切なニッチ産業である
とうい認識はありましたが、これが今の貸金業の金利規制
とは繋がっていないかったので、面白い気づきでした。

October 18, 2006

光定さん

「長期個人投資家のオルタナティブ投資」講座
あすかアセットマネジメントでバリューアップファンド
という友好的アクティブストファンドのマネジャーの
光定洋介さんにお話しをいただきました。

最近、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ
ファンドマネジャーの白木信一郎さんと共同で
著書を出版されました。『投資ファンドのすべて-投資信託、
バイアウト、ヘッジファンドなどの全容』

アクティブストとは、単に「もの言う投資家」ではなく、
経営者と建設的な対話することが光定さんのお話の
ポイントです。しかし、時代は変わったものです。

90年ぐらいに株式ファンドマネジャーとしてお勤め
のときに会社訪問を電話でお願いすると、
「なんで、アナタと会わなければならない」とそっけない
返事をする企業も少なくかなったようです。

October 17, 2006

ペーパーレス

サイボウズというグループウエアで日程や、メールの
バックアップとして使っていますが、数ヶ月前に、サイボウズを
設置したサーバーを提供する会社側の問題で、クラッシュして
多くの入力データが飛んでしまいました。

それで、サーバーを変えることにしたのですが、これがまた大変。
金曜日からまだ100%復帰できていない状態です。

ペーパーレスは便利ですが、
ペーパも便利ですね。

October 16, 2006

ソロス

今日は、外人記者クラブで伝説的なヘッジファンド・マネジャーの
ジョージ・ソロスの話を聞く機会がありました。76歳のソロス氏は、
投資の世界から遠のいていますが、やはり現役のオーラはまだ
持っているようで、聴講者たちとプレスの関心を集めました。

今回、来日した目的は、新しい著書の日本語訳のプロモーションの
ようです。 『世界秩序の破壊』。 本人は、オリジナルの英語版の
タイトルとは違うと指摘をしていましたが。 

『The Age of Fallibility』 「誤りがちの時代」でしょうか。

つまり、「Unite States as Number One」の時代は、現在の
ブッシュ政権により終わりつつあると。かなり嫌いみたいですね。
お互い様でしょう。「War On Terrorism」を、過ちであり、かえって
情勢の悪化を招いたと真正面から否定していますから。

(プーチンからも「嫌われている」と言っていました。
「Russia is moving in the wrong direction」と言い切って
いましたし、最近のロシア人記者の暗殺に責任は現権力層
には責任があるだろうとも言っていました。)

ヘッジファンド業界に関する質問に対して、ソロスは、、、


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October 15, 2006

添加物

日本人は、平均年間におよそ4キロの添加物を
体内に取り込んでいるようですね!ファースト・フードの
ハンバーガーにはおよそ30種類の添加物が
使われているとか。。。

もはや、添加物が体内に入ってしまうことは、
避けられない社会になっていますが、大事な
ことは、その添加物をいかに身体から排出できる
ことであるということらしいです。最近、お知り合いに
なった漢方薬の専門家によりますと。

こういう知識を得ながら、今日は昼も夜も外食
してしまいました。。。なさけない。

October 14, 2006

取り壊し

近所のマンションが取り壊されていました。
それほど古くない「高級」マンションであったと
思いますが、恐らく、新しい地主が、もう少し
世帯を増やす設計で、収益アップを図りたい
と思っているのでしょう。

まだまだ使えそうなマンションだったので、
もったいない、と妻と話していました。

「なんで、日本は直ぐに家を取壊すのだろう」
という妻の疑問に、それは多分、もともとの
地主が相続税対策云々で土地を持ち続ける
ことが困難であるから、土地の転売の繰り返し、
そして、それによる小口化、が進むからだろう
と答えました。

これは、明らかに戦後の国策でありますが、
そこで古い家が取り壊されるという、失うもの多いと
思いました。30年後には、30年前に建った家は、
近所には一つも残っていないでしょう。

October 13, 2006

「言う」こと、「行う」こと

今日は、某ヘッジファンド・セミナーを覗いてみたときに
アクティビスト・ファンドのディスカッションに考えさせられました。

「もの言う」投資家としして知られているアクティビストでありますが、
「言うこと」は、「行うこと」は、必ずしも同じではなくて、後者は、
前者と比べるとはるかに難しいです。

「言って」いる多くの人は、実際に上場企業を経営するという
「行い」を体験していないのですね。でも、Activeという
ことは「行う」ということです。

アクティビストは、現在の日本の健全たる資本市場の形成には
とても大切なプレイヤーであると確信を持ちつつも、ちょっと
間違えると「言うだけ」の空論で終わってしまうとふと感じました。

October 12, 2006

飲食事業ファンド

ビジネス・スクールと以前勤めていた某外資系証券の
後輩に10年ぶり?に再会しました。数年前に業界から
足を洗っていて、サイド・ビジネスとして取り組んでいた
飲食事業に入り込んでいて、現在は、飲食事業ファンドを
試験的に立ち上げています。

ここで実績を造り、来年にはもう少し本格的なファンド運営
に取り掛かりたいということです。個人投資家には面白い
オルタナティブ投資になりますね。

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October 11, 2006

澤上さん

本日の「長期個人投資家のオルタナティブ投資」講座には
さわかみ投信の澤上さんにご登壇をお願いしました。
相変わらずのパワー全開で、受講生の関心を引き付けてくれました。

「業績なんて関係ない」、「相場観なんかいらない」。
機関投資家の職に就いている受講生が多い中、
日常の「常識」や「理屈」を真正面から否定されて、
ポカンとされている方々も多かったと思いますが、講義後の
懇親会では、澤上さんは身動きができないほどの
大勢の方々に囲まれていました。

ブレない軸を持つということは、やっぱり大切ですね。

October 10, 2006

9月のヘッジファンド

8月に続き、9月はのヘッジファンドのパフォーマンスは
概ね持ち直したところが多かったようです。

しかし、年初から通すと、今年のパフォーマンスは、
あまりパッとしないので、これからの3ヶ月に
マネジャーたちに腕を振るってほしいと思う投資家が
多いことでしょう。

October 09, 2006

問題児

まるで、他に注目が行くのを嫌がって
だだこねている子どものようですね。

そんなところがWMDを持つなんて、、、

October 08, 2006

九谷焼き

あるご縁で数年前にお会いする機会があった
人間国宝、徳田八十吉さんからのお葉書で
初代徳田八十吉歿後五十年記念展
NHK教育TV番組、「新日曜美術館」での
「悠久の古九谷―最後の伝承者、初代徳田八十吉」
のご案内をいただいていました。

先ほど、TV番組を観ましたが、筆と色の技へのこだわりが
心が染みる素晴らしい物語でした。初代は、古九谷焼きの伝統に
こだわって、17世紀中の古九谷焼きとして流通してしまった
ぐらいの腕前らしいですが、一方、孫の三代目の作品は、九谷焼きの色を
近代的に表現されています。実物を観ると、本当に感動しますよ。

この色へのこだわりは、孫へ承継されましたが、その造り方は
暗号であって、たまたま三代目がそれを解くことができたようです。

日本のソフトパワーは、凄いですね。

記念展は、小松私立博物館本陣記念美術館にて
9月30日~11月26日まで開催しているようです。

October 07, 2006

ツバメの仲間は?

さて、ツバメと同じ仲間を以下の3つから選んでください。

・ カラス
・ 白鳥
・ すずめ

答えは、、、

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October 06, 2006

言葉の限界

今月の月刊誌『致知』の「社長の本物眼」という
コラム(クオリティマネジメント社長、矢部廣重
でとても面白い指摘がありました。

それは、「言葉とは通じないもの」。

・部長の頭の中にある考え (100%)
  ↓
・部長が言葉で表現 (80%)
  ↓
・課長の理解度 (70%) 【当初の56%】
  ↓
・課長が言葉で表現 (70%) 【当初の40%】
  ↓
・部下の理解度 (60%) 【当初の24%】

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October 05, 2006

講座の開始

「長期個人投資家のオルタナティブ投資」講座が開始しました。

去年からのレピーターの方々も多く、感謝!

前回と同様、一般個人の方もいらっしゃれば、
かなり熟練された「プロ」も聴講者として参加されています。

そういう意味で、内容が「簡単すぎる」と「難しかった」が
混同されていますのでレベルをカチッと合わせることは
なかなかできないかもしれませんが、「理屈」ではなくて、
内容の本質のところ「感じ取る」ことができるようであれば幸いです。
聴講者のレベルに問わず、肩の力を抜いて、この二ヶ月間を
楽しんでいただきたいです。

初対面の方も多かったと思いますが、講義後の懇親会は
盛り上がりを見せて、定刻時間が直ぐ過ぎてしまいました。

October 04, 2006

イノベーションと壁

はしくれ理事として務めている日本政策医療機構という
NPO法人の朝食会に参加してきました。「市民主体の
医療政策を実現すべく、中立なシンクタンクとして、
幅広いステークホルダーを結集し、社会に政策の
選択肢を提供すること」をミッションとしています。

つまり、医療政策のオルタナティブを提供することに
志しているNPO法人です。

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October 03, 2006

数字に表れないこと

昨夜出席した国際文化会館の会員懇親会で
資生堂の創業家の福原義春名誉会長のお話を
お伺いする機会がありました。

「数字に表れないことのほうが大事」というお考えが
印象に残りました。

ファンドマネジャーのデューデリジェンスやモニタリングは、
日本では特に定量分析にウェイトが高いように観えて
いて、自分には腑に落ちないところがあったからです。

もちろん、数字という「共通言語」を使用したほうが組織内や
管轄役所に伝えやすいからということは理解できます。

ただ、数字にならないから大事ではないということは、ない。
と、ずっと思っていたから、やっぱりそうだよなァと、ジャンルが
違っても、そこには普遍的な考えがあると福原さんのお話を
拝聴して感じました。

October 02, 2006

100円ショップ?

最近、ヘッジファンド、PEファンドとジャンルを問わず、
「外国人ファンド」が日本を魅力的な投資対象として
次々と進出しているように観えますが、先日、ある
外個人投資家のコメントが印象に残りました。

「日本は、まるで百円ショップのようだ。
 全てがセールになっている。」

なるほど、、、、

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October 01, 2006

感動つくれますか

200609_hisaishi

『感動をつくれますか?』
久石 譲

友人の平山さんに紹介
してもらった本です。

久石さんのスタジオ・ジブリとの
コラボレーションの作曲は、
子供たちは(自分も)大好きで、よく聞いているので、
どのような想いを持った人であるかととても興味を持ちました。

「日本から無表情な子どもを減らしていく
 ことを僕は真剣に考えたい」
という久石さんの言葉は心に染みました。

無表情な子どもだけではなくて、これは、
無表情な資産運用会社を減らすためには
何か応用できるメッセージもあるのでは
ないかと感じました。

資産運用も、ものづくりやアートと同じ次元を
共有するところがあると思っているからです。

私が資産運用会社でも参考したいと思う
久石さんのお考えをピックアップしました。

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