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October 25, 2006

伊井さん

今週の「長期個人投資家のオルタナティブ投資」講座では
三菱UFJメリルリンチPB証券の伊井さんに
日本のプライベート・バンキングについて
お話をいただきました。

さて、
A) 18.8兆ドル (約2250兆円)

B) 33.3兆ドル (約4000兆円)
は何の数字でしょうか?

因みに、世界の株式時価総額は40.8兆ドル
世界の債券時価総額は44.6兆ドルらしいです。

答えは、

A)世界の年金基金の総額

B)世界の富裕層の金融資産の総額
  (百万ドル以上の金融資産の保有者)

だそうです。
世界にB)は870万人いるそうです。

その内、日本では
1億円~5億円の「富裕層」の世帯数は
          81.3万世帯、167兆円、
5億円以上の「超富裕層」の世帯数は
           5.3万世帯、46兆円

ただ、日本でプライベートバンキングが
ビジネスとして確立しているかというと、
必ずしもそうではないようです。

伊井さん曰く、富裕層が望むものは
・長期的な信頼関係
・ビジネスパートナー

しかし、プライベートバンキングと言いながら
所詮、預金から収益性が高い商品へと勧誘
する営業部隊が実態ではないかと私は思います。
懇親会でも、ある元銀行マンは、銀行は短期思考
であると嘆いていました。

つまり、既存の金融機関はきちんと、富裕層でも
一般でも、個人の立場に立った長期的なビジネスが
できていないことが日本の現状かもしれません。

そういう意味では、独立系の「ファミリーオフィス」の
ニーズはありそうですね。伊井さんも、資産運用
だけではなく、不動産・自社株の管理および有効活用、
保険、相続および税務対策、社会貢献、ライフスタイル
提案などを提供する独立系ファミリーオフィスはいずれ
立ち上がってくるというお考えでした。

特に地域社会では、名家などありますので、まさに
欧州のプライベートバンクの起点のように○○家と
長期的にリレーションシップを造りたいから、大事な
資産も○○家に任すというような時代も日本に
いずれ訪れるかもしれません。

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