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October 01, 2006

感動つくれますか

200609_hisaishi

『感動をつくれますか?』
久石 譲

友人の平山さんに紹介
してもらった本です。

久石さんのスタジオ・ジブリとの
コラボレーションの作曲は、
子供たちは(自分も)大好きで、よく聞いているので、
どのような想いを持った人であるかととても興味を持ちました。

「日本から無表情な子どもを減らしていく
 ことを僕は真剣に考えたい」
という久石さんの言葉は心に染みました。

無表情な子どもだけではなくて、これは、
無表情な資産運用会社を減らすためには
何か応用できるメッセージもあるのでは
ないかと感じました。

資産運用も、ものづくりやアートと同じ次元を
共有するところがあると思っているからです。

私が資産運用会社でも参考したいと思う
久石さんのお考えをピックアップしました。

「ものづくりにおける核心は、やはり直感だと僕は思う。
 その直感を磨いているのも、実は自分の過去の体験である。」

「理詰めで自分を納得させようと思ってもダメだ。」

「たまたまタイミングよく自分のもとに飛び込んできて、
 自分の琴線に触れた要素なのに、それを大事にして
 活かすことができない人は、おそらくどんなものに
 出会っても、ぞんざいに受け流してしまうだろう。

 それは感じ取れない人である。」

「一流のオーケストラは、ミスが目立たない。
 ミスをしても、それを引きずることがない。
 音楽を壊すような致命的なミスをしない。

 それには、ミスをなかったことにするのではない。
 逆だ。自分がおかしたミスをまず認める。
 そして即座に気持ちを立て直す。」

「経験をたくさん積むことは大切だ。
 が、経験は人間を臆病にする面もある。

 歳をとるほど人間は経験も知識も豊富になる
 というが、それはウソだ。
 経験も知識もうまく活かせないと意味がない。」

「理論が肥大すると、実質は痩せる。」

「過去のものを体系立ててまとめたりすることに
 理論は役立っても、創作そのものに役立つことに
 ならない。次の道を予測することはできても、
 そこからは何も生み出せない。

 結局、頭で考えただけのものはダメなのだ。
 頭の中でどんなに明快に分析できても、
 最後の核心にはタッチできない。」

「自分の仕事も感性も、すべて確固たるものなどない、 
 と考えられば、非常に視界が開ける。
 人に聴いてもらう音楽として非常に重要なのは、
 まず自分が一番目の聴衆として喜べること。

 自分が感動できるものを提出していかないと、
 周りの人、ひいては観客に響いていかない。」

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Comments

心に染み込む言葉の数々ですね。早速、買ってきました。

ターンアラウンド・マネージャーとして会社の経営を預かり、進むべき方向を決める経営者として、「創造力」の大切さを痛感します。ずっと感じていた「理論を身につけ、実践することは大切だ。しかし、それだけでは道は開けない」という私自身の大きなテーマに、ズバッと直球を投げ込まれた感じです。

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