いつかは
1年は、早いですね。
相場は、上がったり、下がったりで、
いつか取り戻せるという期待がありますが、
時間は、淡々と過ぎて行くだけ。
いつかは、取り戻せないのです。
時間は、我々にとって、とても貴重なものですね。
皆様、どうぞお幸せなお年をお迎えください。
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1年は、早いですね。
相場は、上がったり、下がったりで、
いつか取り戻せるという期待がありますが、
時間は、淡々と過ぎて行くだけ。
いつかは、取り戻せないのです。
時間は、我々にとって、とても貴重なものですね。
皆様、どうぞお幸せなお年をお迎えください。
書きはじめています。
ふう。
ヘッジファンド規制・情報開示の動向について
良い整理にはなるのですが・・・
せっかくの休日が、、、ふう・・・
今日の街並が快適です。
かなり人が少なくなりました。
今年の2月や、特に5月は
どうなることやらと心配していましたが、
日経平均は、結局、年間6.9%上昇、
トピックスは、年間1.8%上昇で、
やれやれでした。
ただ、JASDAQは-21.3%、マザーズは-56.5%!
やられやられの結果となりました。
アナリスト調査などカバレッジが少ない小型株を買い、
「情報分析のエッジが少ない」といわれる大型株を
空売りした日本戦略ヘッジファンドにとっては、
重い重い勉強代をお支払いした年になりました。
(かなりの「授業代」を頂戴しているのがヘッジファンドなので、
それが勉強代を払うということは腑に落ちないと思う
投資家さんも少なくないでしょうが。。)
来年のカギは、業績と比べて割安な小型株に
投資成果があるかということになりそうですね。
名古屋です。
竹田和平さんとお会いして、
「日本一のメール塾」を造りたいという
構想のお話をお伺いしました。
「何でも日本一が好きなんだ」と笑顔で
話してくれる竹田さんは、「日本一の個人投資家」
と知られている存在です。現在、110社ぐらいの
大株主になっているそうです。
いつもニコニコされている方ですが、「モノ言う投資家」
であることは、間違いないです。必ずしもバイ・アンド・
ホールドではありませんが、一番長く保有されている
銘柄は、35年ぐらいだそうです。
ヘッジファンドや、プライベートエクイティファンドなど
オルタナティブ投資の醍醐味は、何らかの理由で
他の投資家がリスクが取れない領域でリスクを取る。
だから、「割安観」がある投資対象を発掘できる。
このような考えもあると思います。
そういう意味では、現在の資本市場がなかなか取れない
リスクの領域とは「長期投資」ではないでしょうか。
5年、10年、20年、30年という視点に立った投資です。
プライベートエクイティは10年ぐらいの長期ファンドでありますが、
個別投資の実績はIRRという投資効率を重視する尺度で
計られているので、同じ利益を上げるのであれば、
短い時間で上げたほうが良い実績となります。
そして、長期投資の領域でリスクを取れるのは
説明責任云々に縛られている機関の投資家でも
ありません。
長期投資という猟奇で他の投資家が取れないリスクを、
しっかりと取れるのは、実は、一般生活者である
個人投資家だけではないでしょうか?
ちょっと円高方面になったと思ったら、
また118円台の後半になりました。
今年は、本当にドル円相場の方向性が
ない1年となりました。
円高にならないのであれば、当然、外債投資の
金利差は魅力的です。外債投資に魅力を感じる
投資家がいるから円高にならないという見方も
ありますが。
ただ、動かないから安心できるというのは、
為替市場ではありません。圧されたコイル
のように大きく跳ねるエネルギーを溜めて
いるような気がします。もう、ちょっと、このような
状況が続くのかもしれませんが。
為替オプション売り、結構入っているんでしょうね。
去年は、この時期に雪が降っていませんでしったっけ?
確か、子供たちと代々木公園の「ころがり坂」で
ソリ遊びをしながら、ホワイトクリスマスになりそうだと
思っていた記憶があるので。
今日は、ポカポカ暖かく、
家族と明治神宮の園庭で
ピクニック気分を楽しみました。
.
去年の豪雪で悩んでいた地域は、今年は雪が足りなくて
スキー場の経営が苦しそうですね。
昨日の書き込みでは「自分が知っていたヘッジファンドの
世界と最近の傾向に腑に落ちないところがある」と、
ぼやきをこぼしてしまいましたが、西海岸のビジネス
パートナーのVoyager Managementからちょうどメールが
入りました。
Someone finally said what we’ve always known
(やっと、誰かが私たち以前から知っていたことを言ってくれた・・・)
つまり、大きいから、ブランド名が高いから、それが
必ずしも良い結果を出せるということではない、
ということです。
Funds Of Hedge Funds: Profits Of Gloom?
(December 2006 Hedge Fund Daily)という
記事からの抜粋です。
今年は、日本証券投資顧問協会・投資信託協会の共同寄付講座で
数箇所の大学で講義しましたが、その中で最も大学側の
対応がしっかりしていたのが早稲田大学です。去年と同様、
学生からのフィードバックも講師に後日、送られてきます。
180名の学生の感想文の一部を紹介すると。。。
『とても面白いお話でした。ご発言の一つ一つが的を射ており・・』
おー、そうか、そうか。。。
『今回の授業が今までで一番わかりやすい授業であると感じました。
例えば「空売り」の概念等、わかりにくいものを具体例を用いて説明して
くださったことが、理解の助けになりました。』
それは、よかった、よかった。。。
『ヘッジファンドビジネスの概要を知ることができたと思います。』
よし。
『まずこの授業はよい授業と思わなかった。なぜというと、先生は
東証は、虚偽記載発覚を受けて
日興コーディアルグループの株を
監理ポストに割り当てました。
事件は、事件ですが、許し難いことですが、
今回は、本当に「上場廃止基準に該当」する
程度のものなのでしょうか?
おそらく、関係者らの判断は、このような
事件はにしっかりと応対する責任がある
ということなのでしょうが、かえって監理ポストに
割り当てることで、強制的に売却しなければならない
機関の投資家もいることでしょう。
もし、上場廃止に至らないということになった場合、
監理ポストに入ったという恐怖感に煽られて売って
しまった(おそらく安値圏で)投資家への「責任」
を取る、ということはありえるのでしょうか?
・・・・ないでしょうね。
ファースト・フードのアンチテーゼとして現れたのがスローフード。
そのスローフードの延長として現れたのがスローライフ。
つまり、ゆったりとしたライフスタイルだと思います。
では、スローライフとグッドライフの違い何でしょうか?
「グッド」の場合は、「ファースト」や「スロー」もありえる
ということでしょうか。スローでは必ずしも満足しない人たち
もいるので。
グッドライフとは、そのライフが終わるときに振り返って、
「グッドだった」といえるライフでしょうか。それとも、その
ライフが持続している最中に「グッドだ」と言える満足感、
あるいは自信、あるいは楽観性、あるいは感謝を感じること
でしょうか?
と、書きながら、ふと思い出した名作です。
⇒ It's A Wonderful Life
優待券を頂戴していて、今日までが有効期限だったので,
はりきって開園時間の8時過ぎぐらいには到着して
いたのですが、、、既にもの凄く込んでいてびっくりしました。
クリスマス近辺は、結構ハイ・シーズンなんでしょう。
でも、結構、楽しめました。
新アトラクションの
タワー・オフ・ホラーは
面白かったです。
.
.
でも、、、結構、疲れますね。
へとへとです。
日本の占領時代であった1947年から
一度も改正されなかった教育基本法が
今国会であっさりと改正されました。
腑に落ちない感じがします。
内容が何が変わったとのかということが、あまり
良くわからないからだと思います。
これで、自分たちの子供の教育にどのような
影響を与えるのでしょうか?わかりません_
国民がわらかないところで、国の法律が
定められた感じがして、ちょっと怖い感じ
さえします。
義務教育の時限を無くしたということ
ぐらいですかね、印象に残ったのは。
他のところは、「道徳」とか、そいういう
教養精神論は、とても大切な教育事項である
と思いますが、それが、なぜ国の「法律」
というもので定められなければならないのが、
不思議です。そもそも必要な法律なんでしょうか?
経済同友会の教育問題委員会に大前研一さん
を講師としてお招きしました。大前さんのライブ・トークを
拝聴するのは今回が初めてでしたが、印象に
残った言葉は:
「21世紀は、答えがない時代。
その中でどうやって生きてゆくか。
それは、考えること。
そして、「やる」勇気を出すこと。」
また、既存の体制に「変われ」と言っても・・・
①米ナスダックがロンドン証券取引所に
対して敵対的買収とは、ちょっとびっくりですね。
証券取引所は、公の場なので、公の企業
(つまり公開企業)になることは理屈は通って
いますが、公の場がお互いを敵対的に買収すると、
ちょっと領土への侵略という感じがするので、
上場するということの意義について疑問が残ります。
東証も上場計画について、ちょっと考え直すかも?
(東京証券取引所は、戦前の前身は東京株式取引所
であり、1878年に設立されていますが、
最初に上場された4公開銘柄の内のひとつは、
東京株式取引所自身であったと、どこかで
読んだ記憶がありますが。)
② 「成長を考える」というコラムで、成長競争世界の
仕事をしてきた人たちが「できるならゆっくりやりたい」・・・
埼玉県が主催する「渋沢栄一ベンチャードリーム賞」
の審査委員として選考審査会に参加してきました。
創業してから20年という企業も応募しているので、
ベンチャー発掘というより中小企業を支援することが
趣旨のようですが、「埼玉から世界は」などを志す
多くの経営者たちの熱い想いを聞くことができて
とてもうれしかったです。
結果の発表はまだなので、この時点では内容の詳細は
控えますが、IT・ソフトウエア関連の企業が多い中、
個人的にちょっとキラリと光って見えたのは、サービス
業の経営者でした。
日本では「モノ造り」が重視されることが多く、
サービス産業は世界的に競争力ないと言われる
のが一般的ですが、もし日本の「おもてなし」が
世界一であるとしたら、サービス産業において
世界一の会社があってもおかしくないですね。
日本を代表する政治学者と次世代を代表する政治学者
(と、言っても私より年上ですが)と夕食をご一緒しました。
小泉前首相は、イラクでは他の先進国のリーダー
たちと比べると、ほとんど政治的に無傷な状態で
凌ぐことができたし、靖国参拝のスタンスには
賛同できなくても、結果的に中国にそのカードを
使わせないということで、その後の安倍首長が
対話がしやすくなった環境を整うことができたという、
ある意味で強運な政治家という評価でした。
(安倍さんも、小泉さんが残した環境を上手く使って、
中国との対話に成功したという意味でも強運。)
つまり、政治でも、ビジネスでも、運がたまたま自分の
方向に転んできたときに、それを強運として活用できる
「勘」と行動が大切であるということでしょう。
今日は、街はかなり込んでいた感じがしました。
年末の買い物で出かける人が多いのでしょう。
忙しくなりますね。年末は。
妻は、「12月の後半はいらない」と嘆きますが、
後半がなければ、12月前半が忙しくなるだけでしょう。。。
さて、12月のHFパフォーマンスは、どうなるのでしょう?
11月の海外、特に株式ロングショート戦略の多くは、
絶好調だったので、このまま12月をクルーズできれば
良いのですが。
一方、日本はさえないパフォーマンスが残念ながら
目立ちました。12月は一仕事してほしいですね。
日本をあきらめている投資家もかなり増えてきたかも
しれません。ほとんどがあきらめたときが、恐らく
チャンスになるのでしょう。
寒い、雨の日は、家の中が一番かもしれません。
今日は、子供たちとジブリのビデオを観たり、
原稿をひとつ書けました。
東京商工リサーチの「ザ・ビジネスサポート」
という経営者・管理者向けの雑誌に一月から
コラムを持ちます。
夫が家で、子供を置いて、妻は、チャンス!
と、買い物へ。。。
ココログは、メンテが多いですね。
この数日間は、書き込みができなくて、
大変失礼いたしました。
火曜日: 病院再生をされた方のお話をお伺いしました。
「なかなか投資としては、難しい」という見解
でしたが、それは、もしかすると合理性を
ガリガリと追求するような投資の話であるかも
しれないと感じました。 もう少し、じっくりと、
長い目で見た投資であれば、何か可能性ある
のでしょうか。
水曜日: 「長期個人投資家のオルタナティブ投資」講座
の最終回は、去年と同様、平山さんにお願いしました。
ゆったりとした、長期投資の話でした。
「空間だけを見ていた人も、やがて
時間に注目せざるを得なくなるだろう。
そして、時間を語りつづけるならば
そこに人間そのものを発見するはずだ。」
木曜日: 一橋大学にてオルタナティブ投資についての
講義を担当しました。300名強が出席したようで、
席が足りなく、床に座り込む受講生が出席しました。
マジメですねぇ~
今年の講演・大学講義活動は、これで最後。
でも、いくつかの原稿が待っています。。
慶應大学湘南藤沢キャンパスに行ってきて
ゲスト講師を務めてきました。
「コミュニティ・インベストメント論」という講座でしたが、
つまり社会活動と投資活動の融合性について考える
ことが趣旨であると理解しています。
この間、無くなった経済学者のミルトン・フリードマン曰く、
社会貢献活動と利潤活動は分けて考えるべき、と。
確かに、そのほうが「合理的」なのかもしれませんが、
私が思うに、自分は一人の人物なので、自分の想いや
行動が分けられることができる訳がなく、むしろ、このような、
一見、異なる活動を一緒にやろうとする「矛盾」に魅力を感じます。
このような講座を受講する学生たちの前向きな姿勢も明白で、
彼らたちの期待に応えることに良い刺激を感じます。
今日の日経新聞一面のコラムで観音様みたい
に学生の前に突っ立っている人は、誰でしょう?
さて、昨日、帰りの飛行機で、城山三郎の「気張る男」を読みました。
明治時代に関西を代表する
名実業家として名をあげた
松本重太郎の話です。
銀行、鉄道、紡績、ビールなど、
幅広く手掛けていた人物です。
孫の松本重治さんは、有名な国際ジャーナリストで
米国富豪のジョン・ロックフェラー3世を説得して
六本木に国際文化会館を設立しました。
曾孫の松本洋さんから頂戴していた本ですが、
一気に読めました。城山三郎は読みやすい
作家ですし、やはり明治時代の商業の物語は
元気が出て面白いです。
沖縄の皆さん、熱心に話を聞いてくれました。
今回の講義シリーズの当初の企画では40名ほど
の少人数が参加するという想定でしたが、それを
2~3倍ぐらいの方々が応募して、結局、会場のキャパ
のためにお断りしなければならない方々もいたようです。
沖縄で、1月末にはファミーリー・ビジネス会議で
プライベート・バンキングなどについての二日間の
セミナーが予定されている他、2月には第四回目の
金融専門家会議が予定されています。
現地だと「金融専門家」の話を直に聞ける機会が少ない
からでしょうか。そのようなニーズがあるようでしたら、
我々は応える必要があると感じました。
色々とご縁が芽生えてきた沖縄なので、また次回
訪れられることを楽しみにしています。ただ、、、
そのときは、天気が晴れていてほしいです。
沖縄からです。
いつもここに来ると
曇っています。
まあ、「仕事」で来ているので
あまり文句は言えないでしょう。
明日、琉球大学で「金融人材育成
支援事業」の講義で「ヘッジファンド
概論」を担当します。
.
しかし、宿泊先のホテルの近くに米軍基地があり、
戦闘機がホテルの空上を飛び越すだけで、
もの凄い爆音が・・・・ びっくりします。
問題になるはずです。
しかし、私はあまり文句は言えないでしょう。
これから、ライブハウスに行ってきます。
【追記】
ティンク・ティンク
.
.
プロデューサーの照屋林賢(リンケン)さん。
.
.
リンケンさんは、旅が好きで、
写真がお上手。