今朝、目に留まった日経記事
①米ナスダックがロンドン証券取引所に
対して敵対的買収とは、ちょっとびっくりですね。
証券取引所は、公の場なので、公の企業
(つまり公開企業)になることは理屈は通って
いますが、公の場がお互いを敵対的に買収すると、
ちょっと領土への侵略という感じがするので、
上場するということの意義について疑問が残ります。
東証も上場計画について、ちょっと考え直すかも?
(東京証券取引所は、戦前の前身は東京株式取引所
であり、1878年に設立されていますが、
最初に上場された4公開銘柄の内のひとつは、
東京株式取引所自身であったと、どこかで
読んだ記憶がありますが。)
② 「成長を考える」というコラムで、成長競争世界の
仕事をしてきた人たちが「できるならゆっくりやりたい」・・・
・・・ということで、ふと思ったのですが、これは成長や競争から
逃げるということでなくて、ゆっくりしているから、
見えなかったことが、見えるということかもしれません。
このようなロハス的な切り口の投資が
あっても良いかもしれません。ゆっくりと、長期に
投資をするから、見えないものが見えるように。。。
③ ジェイコム株誤発注の利益返上のために設立された
「証券市場基盤整備募金」の209億円が使い道に悩んで
いるというニュースには唖然。
資金に困っている有益な社会活動は、内外に無数にあるので、
どこに助成するかは、確かに悩むかもしれませんが、
使えないから悩むなんて。。
中東やアジアの貧困地域で学校が数百万円で建つご時世です。
見えない人たちには、見えないのが、現状のようです。
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