矛盾の魅力
慶應大学湘南藤沢キャンパスに行ってきて
ゲスト講師を務めてきました。
「コミュニティ・インベストメント論」という講座でしたが、
つまり社会活動と投資活動の融合性について考える
ことが趣旨であると理解しています。
この間、無くなった経済学者のミルトン・フリードマン曰く、
社会貢献活動と利潤活動は分けて考えるべき、と。
確かに、そのほうが「合理的」なのかもしれませんが、
私が思うに、自分は一人の人物なので、自分の想いや
行動が分けられることができる訳がなく、むしろ、このような、
一見、異なる活動を一緒にやろうとする「矛盾」に魅力を感じます。
このような講座を受講する学生たちの前向きな姿勢も明白で、
彼らたちの期待に応えることに良い刺激を感じます。
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