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知り合いのHさんが、最近の出張でBerkshire Hathaway
の再保険会社の社長さんとお会いしたところ、5月5日の
BH社の株主総会に招かれたとか。
朝8時開会で、9時まで一時間ぐらいの会社紹介ビデオを
視た後、午後3時まで質疑応答の時間が取ってあるそうです。
スゴイですね。ずっと、Warren Buffetさんが話をするのでしょうか。
株主を大事にしている会社なんですね。
Hさんから感想をお聞きできることを楽しみにしています。
アダム・スミスの「見えざる手」は、自由市場主義の要の
ように一般的に使われます。つまり、多数多様な人々が
利己的に行動しても、市場で自由競争があれば、
経済的均衡が実現され、社会的安定がもたされる、
ということです。
一方、人々がそれぞれ自分中心的に行動したら、社会の
秩序を保つことができないという管理的な社会の必要性を
訴える考えもあります。
しかし、私は、スミスが提唱していた自由主義が、それほど
単純なものであろうか腑に落ちない感じがしていました。
今日、ふらっと買ってきたソフトウエアです。
「ムービー シアター 2」
たまっているデジカメの写真を、ビデオのように
BGM付きの「映像」として編集し楽しめます!
まるで、プロの製作者になったような気分の作品が
出来上がります。 操作は、簡単。
(DVDに書き込むには、ちょっと時間がかかりますが。。)
今日は、東京も良い天気でしたね。
子供たちと、偶然、丸の内にいたので、
2階建てオープンバスで丸の内から
皇居を1周するツアーに参加しました。
日常的な空間を、非日常的に観察する
のもなかなか面白いです。
沖縄は、今回で四回目ですが、初めて晴れました。
でも、今回もスーツ姿です。
沖縄金融特区ファミリービジネスファーラムに出席しています。
今日の最後のセッションが一番面白かったです。
高級靴メーカー、Fratelli Rossettiの二代目のDiegoさん。
まだ、日本には本格的に進出していないようですが、
二世代社長は、マーケティング側なので、これから
伸びるかもしれませんね。一方、「職人」 の一代目は
「引退」しても、半年後には、引退生活に退屈して
復帰してしまったようです。なんとか取りまとまったようですが。
承継は、大変ですね。
ある会社の長老からお便りをいただきました。
現在は、80代半ばの方ですが、「若いころ」に
旧大蔵省に28年務めた方です。
「若気の至りで、日本の銀行が明治以来営々と
やってきた功績は大したものであるが、企業を
支配し、役所を支配し(大蔵省は銀行の上に
乗っかて仕事をしてきた)、政治を支配し、やがて
日本は銀行王国になるのでないか、と考える
ようになりました。
そして、その対策としては直接金融を盛んにして
週末のUS-Japan Innovators Programで初めてお会いした
Daniel Pinkさんは、今日、経済同友会の「国際問題委員会」で
米国でベストセラーとなった著書の内容についお話してくれました。
A Whole New Mind. ハイコンセプト(翻訳:大前研一)
素晴らしい内容です。
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資産運用には、他のビジネスと同様、お金がかかります。
人件費、家賃、システム費、その他固定費、変動費。
資産運用にお金がかからないといえば、それは
『ウソ』になります。
投資家として、そのコストを高いと見るか、安いと見るかは、
その資産運用サービス業(投信でも、ファンドでも、ファンド・
オフ・ファンズ・であっても)どれほどの付加価値を感じるか
ということだと思います。
業者は、自分の手が触れたら、そこに付加価値が生じると
ニューヨークのJapan Societyが主催する、
US-Japan Innovators Projectの東京会合に
金曜日の夜から参加しています。
明日は、New Paths to Funding Community Innovation
というパネルで発表する予定です。
参加してちょっとびっくりしているのは、このプログラムから
出てくるキーワードが、私が以前から大事に思っていること
と同じものがかなり多かったということです。
冒頭に、「あなたにとってJoy Factor(わくわく感)は何ですか」
ある会合でフィナンシャル・ゲート・キーパーについて話を
お伺いしました。つまり、「金融投資情報の門番」ですね。
かなり広範なお話をお伺いすることができたのですが、
そのGKの例として、監査法人、格付け会社、証券アナリスト
というセル・サイド側が上げられました。
ということは、必ずしも投資家と同じ立場に立っていない
グループになります。報酬は、「される側」からもらっているので。
「の、ため側」ではなく。
「受益者」と言っても、それは誰のことを示すのかわからない
京都・大坂への日帰り出張の帰りです。
2月中旬に来日するビジネスパートナーの
クリスの「地ならし」のために某証券会社さんが
アレンジしてくれました。
機関の投資家なので、良いファンドであると
担当者が個人的に思っても、色々な組織的な
制限があるので、意思決定まで色々な関係者の
賛同が必要なのでかなり時間を用します。
そういう意味では昨日の個人投資家とは、
違う投資家層です。最終的には、同じ
「生活者」のお金ですが。
今日は、長期投資を考えるクラブ・インベストライフ
が主催する「投資ルネッサンス2007」のパネリスト
として参加しました。
全国から、自発的に(自費で)350人ほどの個人が
駆けつけてくれる投資セミナーは例がないでしょう。
主催者が提案する個人投資家宣言を、賛同して
いただけました。
某国内プライベートエクイティファンドの方と
今日お久しぶりにお会いしました。商社出身
の方ですが、他のメンバーはほどんど銀行から。
商社と比べると、銀行の仕事の進め方には
「ハンドルの遊び」がまったくないという「文化」
の違いを指摘されました。これは、恐らく、
管轄官庁を含めた文化の違いなんでしょうね。
一方、案件のソーシングなどでは銀行という
立場は強いようです。特に地方。商社と比べて、
銀行のほうが企業の経営の核心でつながって
いるようです。
そういう意味では、ファンド運用者の出身に
よっては、PEファンドのカラーの違いが微妙に
出てくるので、商社系、銀行系、コンサル系、
事業系など、多様なファンドが出てくることが
PEファンド業全体の発展につながります。
野村資本市場研究所の大崎貞和さんの
『東京金融特区構想をめぐって』というメモを
拝読しました。
「日本の産業構造が高度化し、製造業から
サービス業と基幹となるべき産業が変化
していく中で、金融業の国際的競争力は、
製造業に比べて見劣りすると言わざるを
得ない実情がある。 日本の金融業の国際
競争力を強化するためには、マザー・マーケット
である東京市場の国際化を一層推進し、厳しい
競争にさらす必要がある。」
大崎さんのお考えには賛同します。
ただ、そこでふと思ったのは、「金融業」が
自分たちは「金融サービス」という芯がなければ、
日本経済の基幹にはなれなく、それでは
国際的な競争力はあり得ないということです。
「客に玉をはめる」という言葉が未だに日常用語
として使われているのでしょうか?
昨日、「東京に金融特区創設を検討」という
報道がありました。今日は、ある新年懇親会で
特区に詳しい官僚OBと某金融機関の首脳と
と立ち話をして、あり得ないでしょうね、という
結論に至りました。
東京のように国の中心部に税制優遇策する特区
なんて創ったら、OECDが黙っていない。
そもそも、これは海外勢が日本に入りやすくなる
制度だから、我々も黙っていない。
東京を金融センターにしたいということは、多様な
既得権益者であっても共有できる考えでしょう。
ただ、東京に金融特区という形で金融センターにする
という構想ではかなり角度が低いようです。そもそも
東京に特区を置くという形式なモノより、普通に
規制緩和したほうがすっきりしますね。
インベストライフの編集会議で、14日に開催予定の
☆☆ 投資ルネッサンス2007 ☆☆
の最終打ち合わせを行いました。
既に400人ぐらいの方々が申し込みされているようですが、
東京地域だけではなく、全国の個人の方々が長期投資に
ついて想いを共有したいという、とてもユニークなイベントです。
ご都合がつけば、どうそ参加ください。
成長や発展というものは、点と点を結ぶ一直線では
ないということが再確認できました。
前々回まで補助輪なしで自転車に乗れなかった
子供が、昨日、代々木公園のサイクリング練習場で
ちょっと自信が芽生え、今日は、神宮外苑の
サイクリングコースを一緒に何回も周りました。
「やれそう」と感じると自ら「やりたい」と言うのですね。
そして、実際に「やれる」ことがわかると、自ら進んで「やる」。
今までの抵抗やフラストレーションが晴れ去った霧のよう。
自宅の書斎が長い間、放置されていましたが、
今朝、目覚めたときに、臨界点を越えて、
今日は朝から整理を始めました。
まだ、かなり荒れている状態ですが、かなりの
量のゴミが出ました。
宝物(?)も見つかりました。
自分の小学生のときの帽子。
15年ぐらい前に、妻が新人社会人で、まだ
初々しかったときにもらったお礼の手紙。。。など。
20年ぐらい前に買ったブラウン管の大型テレビが、
プツンと壊れました。1~2年ぐらい前にも似た
ような現象が起こりまして、そろそろフラット
パネルTVも買いどころになってきたなかァ
と買い替えを検討しましたが、「1万円の部品で
直るかもしれない」ということだったので、修理
したら、結局、直ってしまいました。
でも、今回は、致命的のような感じがします。
海外ヘッジファンドの12月のパフォーマンスが
ポツポツ入ってきていますが、株式ロングショート
戦略を中心に概ね好調です。
2006年もヘッジファンドは年末に良いパフォーマンス
を出すという例年のパターンが生きていたようです。
ヘッジファンドの規制と情報開示について
15,000字~18,000字の論文を書くと考えた
だけで気が遠くなり、先月は、なかなか
取り組む姿勢にはなれませんでした。
ただ年末から実際に書き始めたら、今は
文字数がオーバーしてしまい、カットを
している作業に入らなければ。
年末に放置していた三男の髪もカット
しなければと思っているお正月。
お正月は、基本的に街がガラ空きですが、
局部的に(例えばデパートとか、ホテルが)
激込みしているところが面白いですね。
皆、同じような行動を取っているのでしょう。
「逆バリ」が好きな私としては不本意ですが、
我が家も、本日は、その中に。