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July 31, 2008

次世代が語る日中の本音

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2年前から応援している京論壇
学生たちがまとめた書籍が手元に
届きました。

東京大生X北京大生京論壇
-次世代が語る日中の本音

.

.

東大卒でもなく、もちろん北京大卒でもないですが、
あるご縁で彼らの応援役になり、その活動がこのような
形になって手に取れることは本当にうれしいです。

北京大側でも、このように彼らの想いを出版できれば
良いと思いますが、恐らく、それはまだ難しい現状
なんでしょう。そういう意味では、日本の若者たちは
恵まれていますね。

July 30, 2008

文明と文化

「若手」経営者と行っている「論語と算盤」の勉強会で、
「真正なる文明」という章から文明と文化の違いに
ついて議論が盛り上がりました。

私の「論語の師匠」いわく、
・文明 - 優劣で比較する、右型上がり、「仕組み」
・文化 - 優劣で比較できない、同じところで回る、「くせ」
だそうです。

「文明の衝突」と聞きますが、「文化の衝突」はないですね。
「文明」の勝手で「文化」を使うことありますが。

「文明」は、ナンバーワンを求めますが、
「文化」は、オンリーワンで良い。

ということは、
「文明」のような企業もいれば、
「文化」のような企業もいる。

ちょっと難しかったですか?

July 29, 2008

クウェート国首相

本日まで公賓として訪日中のクウェート国首相ナーセル殿下
歓迎昼食会に出席しました。同国にとって日本は最大の輸出先。
原油輸出総額の25%になるようです。

原油供給国として、彼らは原油高を歓迎しているわけでなく、
安定供給力を強化する整備への投資、そして、飛行場、港湾、
道路、通信などの社会インフラ投資も必要というメッセージを
日本の財界にアピールされました。

20年ぐらい前、JPモルガン時代で日本国債を担当していたとき、
お客さんの債券トレーディングをお手伝いするために毎日
クウェートに電話をしていたことふと思い出しました。当時では
SWFという言葉は使われていませんでしたね。熟睡中に良く
たたき起こしたタラールさん。最近、どうしているのかなァ。

July 28, 2008

西洋・日本の「美」

あるご縁のつながりで、中山恭子参議員の講演会
「日本文化による国際貢献を考える研究会」に出席
しました。第一回の開催でしたが、政治色をあまり
感じることなく、まさに「文化」について考えさせられる
良い機会になりました。

講師は美術史学者である高階秀爾先生で、「西洋の美・
日本の美」という題名のお話を拝聴しました。先生いわく、

西洋の美は、
・人間中心、堂々としていて、スケール大きい。力強い

日本の美は、
・かわいいらしい。小さいものに美。愛らしい。

西洋の美を表現する噴水。これは、反自然的で
こんなに高く上げたという力強さを表現する。

日本庭園では、噴水のようなものはないが、
「流れ」、「池」という清らかさが表現される。

また、絵画を比べると、
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July 27, 2008

「世界一の投資家」の訓言集

20080727_buffett


ユーモアに富む言葉だけに、
投資の理屈でななく、本源的
思想を教えてくれます。

The Tao of Warren Buffet

さっと読める手ごろな書籍でしたが、特に印象に残ったのは、、、


No.16 It is not necessary to do extraordinary things to get
extraordinary results.

当たり前の事をすることが、優れた結果に報われる。

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July 26, 2008

ひまわり

今日も暑いですね~ ・ ・ ・
我が家のベランダに暑い夏日に似合う花が咲きました。
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July 25, 2008

ComPASSION

本日は、経済同友会のNPO・社会起業推進委員会
「社会起業家」の伝道師として有名なNY在写真家の
渡邊奈々さんをお招きしました。

このジャンルでは、大変高名な方で、ちょうど一ヶ月前に
お会いすることができたので、再開を楽しみにしていました。
写真を通じて右脳が刺激されると、よりお話しがすっと入り
やすく、感銘を受けました。

1975年に渡米されましたが、アメリカ人に「日本人は
compassion【あわれみ】が足りない」と指摘されたこと
に返す言葉がないことが印象に残られたようです。

帰国される度に、「指の間からサラサラと失われている」
日本に危機感を抱き、(写真家らしき表現ですが)
「地下鉄の乗客の顔の表情」が暗く感じるとか。

「社会起業家」とは、ご自分にとって、最初は理解できない
存在であったようですが、一旦、その垣根を越えたら、自分の
目利きである写真というメディアを通じて表現することが
ライフワークになられたようです。

Compassionだけでなく、Passion【情熱】に溢れた方です。

両方とも、現在の日本社会に乏しい、人間の底力の源
かもしれません。「誰でもいいから」、「何でもいいから」
という情熱なきの常態には、哀れみもないのかもしれません。

July 24, 2008

インドの謎

今日は、インドについて語るためにインド料理での
昼食会。かなり本格的な南インド料理です。

行く途中に、Nくんとオリンピックの話題になり、
インドの謎に気づきました。

大国なのに、オリンピックなど国際的スポーツで
なぜインドは弱いのか?  

他のBRICsは、かなりスポーツに力を入れていて
色々なスポーツの強豪です。

暑いから?・・・でも、ブラジルも暑いですよね。

個人主義で団体スポーツにそぐわない?

Nくん曰く、インドの親は子供にスポーツをすることを
あまり進めないようです。勉強しているのかな?

国技といえば、クリケット、そしてカバディという
スポーツがあるようです。ずっと「カバディ、カバディ」
と声をかけていないと負けてしまうとか。

そうか、、、つまり、インド人は、ずっと
しゃべっているからスポーツをする暇がない??

Nくんは、大声でうけていました。

July 23, 2008

高ROEと企業風土

ある研究会で、ご面識ある長老創業者のご発言に
考えさせられました。

ファンドはROEを高めろというが、連中は顧客満足、
従業員満足という企業風土を軽視している、という
趣旨のご意見。

3名から8万人の従業員を抱える大企業を築かれた
実績に伴うご意見なので重みはあります。

ただ、ROEを高めることによって、顧客満足や従業員
満足が必ずしも犠牲になるのでしょうか。企業風土が
壊されてしまうのでしょうか?

このようなクラスの方々にROEを高めることと企業風土
が相容れないことはない、と説得できた日。そのときは
日本株式市場はとてつもない買い相場になっているん
でしょうね。

July 22, 2008

チャリプラ

「チャリプラ」という言葉は、まだ一般的に普及していませんが、
最近、評議員として就任したチャリティ・プラットフォーム
というNPO法人の省略です。日本に「寄付文化」を根付けたい
という想いで、1年ちょっと前に設立され、現状調査のために
およそ700のNPOとの対談のために日本全国巡り渡りましたが、
そもそも自身の認知度・ブランディングを高めて、寄付仲介者
として今後の戦略を精査する必要があるという意見が本日の
評議員会で相次ぎました。

理事長の佐藤大吾さんは、学生ベンチャーを設立し、売却。
約10年ぐらい前から、営利セクターからNPOセクターへご自身の
キャリアに大きく舵を斬った若手実業家です。佐藤さんだけでも
かなりストリー性があるのですが、佐藤さんの熱い志に賛同した
某氏が、実は同NPOの運営費を拠出しています。

「金儲けが何が悪い」と数年前にマスコミに吠えた同氏ですが、
21世紀の曙に日本の資本市場の形成にもっとも影響を与えた
一人として、後世の歴史に残っているのではないかと、以前から
思っていました。このようにお金を「儲ける」だけではなく、いかに
賢く「使う」かということ 【 これが「資本家」の定義だと思って
いますが 】 を模索されていることに、私は素直に敬意を示したい
と思います。

2000年前に初めてお会いしたとき、その後の展開、そして、今、
このような形でお付き合いしているとは当時では夢にも思って
いませんでした。将来は、見えないから面白いところもあるんですね。

July 21, 2008

次世代の農業

昨日、妻が買い物のためにお店に駆け込んだ際に、
時間つぶしで車内でテレビ・チャンネルを回していた
とき、指先が止まりました。

和郷園という農業団体が農産物を直接海外へ
売り込んで、「ブランド製品」として認知させる取組み
の取材でした。つまり、脱農協の独自直販路を構築
しているのです。農協のしがらみが無いせいか、農薬
使用も少ないよう。

従来の「生産者目線」ではなく、「お役所目線」ではなく、
あくまでも「消費者目線」を重視し、年商が33億円の
ようです。

9割が40代以下という次世代の農家で形成されている
組合ですが、創業者・代表の木内博一さんは、青年の
頃は暴走族リーダーで真っ直ぐでないことが嫌いだった
という秩序にチャレンジするストーリー性もたっぷり。
地元で野球部で活動していたような青年は、秩序依存を
重視し、その後農協に入ったのかもね、と車に戻ってきた
妻と話をしました。

「生産者目線」ではなく、「お役所目線」ではなく、あくまでも
「消費者目線」を重視する次世代のために運用会社を創る
には、やはり、同じように販売会社の子会社という存在から
脱して、直販路を構築することにチャレンジするしかないよう
ですね。

July 20, 2008

目が覚める

仕事仲間のNさんが「おやじサーフィング」にはまっている
ことは以前からお聞きしていました。数日前のミーティング
の際に、「ぜひ、ご一緒に」とニコニコ誘われました。

高校・大学時代にアメリカで「サーフィングしていた」自分の
心は揺らぎました。

「五時以降の海は空いてきますよ」とNさんの一言で、混んで
いるところが大嫌いな私でも、もしかししたら・・・・子供たちの
野球の後でも行けるではないか・・・・と誘惑に負けるところ、
「良いけど、海の日よ」という妻の言葉で目が覚めました。

確かに、今週末は三連休。絶対に大渋滞に巻き込まれ、現地は
大混雑に違いない。

せっかく、Nさんのお誘いでしたが、結局、今日の午後はお台場
の外れの公園へ。感動するぐらい空いていました。やっぱり、
こういう日は都内で過ごすべき?
20080720_odaiba
でも、いつか挑戦してみたい「おやじサーフィング」。

July 19, 2008

81年前のプロジェクト

本日(19日)から8月24日まで、渋沢史料館
”平和を考える”というテーマ展
「渋沢栄一と青い目の人形 -81年前の"The Doll Project"-」
が開催されます。

20080719doll

1927年(昭和2年)に12,000の
「青い目の人形」が太平洋を越えて
アメリカから日本へ贈られてきました。

.
1924年(大正13年)に設立された「排日移民法」で日米関係が
悪化する中、宣教師シドニー・ギューリックの呼びかけにより
実現した「人形交流」です。

日本側では、渋沢栄一がまとめ役となり、58体の「答礼人形」を
アメリカに贈りました。
20080719doll_2

この58体のストリーは、「人形大使」を
ご参照ください。

July 18, 2008

本格的カレーの発祥地

今週は、弊社若手のN君が、インド最大手弁護士事務所
Fox Mandal Little
のMandal会長の来日日程のアテンドを
しています。会長は創業者三代目で、なかなか感じが良い人です。

昨日の夜は、日本の「本格的カレー」の発祥地である
新宿中村屋に初めて行きました。ラス・ビハリ・ボース
というインドの独立運動家が1914年に日本に亡命した
ときに菓子店の中村屋のアトリエにかくまれたことが
きっかけ。

最初に入ったとき、「なんだファミレスじゃん」と期待は
萎みましたが、色々なカレーを注文したら、味はなかなか
良かったです。

会長に、日本のインド進出の過ちは何かと聞いたところ、
「それは、ほとんどの企業はJVを組むこと。JVの場合、
 職場で働いているインド人の忠実感は、JV会社にでは
 なく、親会社になる。」

JVは、日本企業にとって、現地の商業環境を知っている
パートナーと組めば、リスクを軽減できるという理由で
実施していると思ったのですが、

「日本企業は100%子会社を設置して 優秀なインド人を
 採用したほうがリスクはマネージできる」と。

なるほど。一理あるなと思いました。

N君はお父さんはインド人、お母さんが日本人という
「ダブル」です。最近、インドとのご縁が急につながって
きたので、今後、インドとの接点を開拓できることが
楽しみです。

July 17, 2008

めでたい事だと思うのですが

第139回芥川賞は中国から越境された楊逸さん
に決定
されて、私は「へえ、中国の方が受賞
されて良かったじゃない」という意識しかなかった
のですが、ある文芸系のお集まりで、、、

・選考委員会に「右よりの某氏」が急遽欠席する
 という情報が入って、楊さんに決定したことが分かった。

・北京オリンピック前の政治的配慮があったのか。

・前回候補になられたとき落選した課題は「日本語」で、
 今回の作品は、それをクリアできたかは疑問。

・ただ、天門事件を、中国人の目で見たものを小説として
 収めることには文芸的価値がある。

・でも、中国人の方が書いたとしても、そもそも小説の
 トピックが天門事件で、日本語で書いてあるので、
 中国では認知されないのではないか。

・楊さんは、明るい人。

とうことで、ご本人は素直に喜んでいらっしゃるよう。

私は外国人の方が、あえて日本語で小説を執筆され、
それが優秀な作品として受賞されたことは素晴らしいと、
単純に思っていたのですが、、、、色々と深い世界なんですね。

July 16, 2008

「埋蔵金」をSWF?

日本がSWF(ソブリン・ウエルス・ファンド)を設立した場合、
「運用責任」はどうするという難題があります。「説明責任」は
重要ですが、追求し過ぎたりすると、運用思考が短期化して
しまい、SWFを設立して、長期的資本を市場に供給する役目
が果たせなくなります。

そういう意味で、ひとつの解決案は、、、、政府の「埋蔵金」を
原資とすれば良いかもしれません。。。??

運用が成功したら、「埋蔵金が有る」と主張される方
賛同すれば良し。

運用が失敗したら、そもそも「埋蔵金なんて無い」という主張に
従い、ゼロのマイナス・リターンはゼロと思えば良し。。。

冗談です。
念のため。

July 15, 2008

昔の資料を紐解いて

最近は、外国の「スマート・マネー」、つまり、入念な
分析を行った上で機動的に投資を実施する運用会社の
関心事は、日本の現状のことではなく、バブル崩壊の
日本について参考をしたいという向きがあるようです。

昔の資料を紐解いていて日本の専門家も、これから
忙しくなるかもしれません。

経済低成長や少子化・高齢化など日本は、他の先進国を
「先行」していたところも多々あるのでしょう。

July 14, 2008

超ニッチ

ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指すという
メッセージを聞くことが時々あります。

つまり、「超ニッチ」の立場を築く。

そのような「ニッチ」を目指している自分がいるので
とても心強いです。

ただ、「超ニッチ」を築けても、「超リッチ」にはなれない
かもしれないなァ~~と、今朝の笑い話。

やはり「トレンド」を「フレンド」にしたほうが良いのか??

July 13, 2008

ウィンブルドン現象

「ホームマーケット」であるのに、外資系資本や金融機関しか
活躍していない状態を「ウィンブルドン現象」と示し、これは
避けるべきという意見よく聞きます。

でも、「ウィンブルドン」は、イギリスにしかないもので、それは
絶対に変えることはできない。そして、そのウィンブルドンは、
イギリス国内だけではなく、世界の注目になっていることも確かです。

もし、ウィンブルドンにイギリス人テニスプレイヤーしか参加できない
という規制があったら、世界の注目を浴びられるか、甚だ疑問です。

プレイヤーがイギリス人だけなくても、大会を楽しむイギリス人は
かなり多いでしょうし、経済的に現地にかなり貢献していると思います。

そういう意味で、日本に、もし「ウィンブルドン現象」が起きるとしたら、
それは、まさに国際金融市場であるという証になり、それは返って
歓迎すべきことかもしれません。

July 12, 2008

政治と秋刀魚

20080712_seiji_sannma
たぶん、45年前にふらっと来日した著者は、
将来、自分が「政治と秋刀魚」という本を
日本語で書くとは夢にも思っていなかった
ことでしょう。

知日米国政治学者の第一人者である
ジェラルド・カーティス先生が45年間
かけて見た日本。

アメリカ人が書く日本語は、同じアメリカ育ちの
自分にはスッと入りやすかったです。日本のことを
ちょっと考える、という意味でお勧めです。

特に日本のアイデンティティについてのお考えにうなずく箇所が多かったです。

「日本がユニークなところは、自分たちがユニークであると思い込むこと。」

「昔の日本に存在した価値観体系を理想とした今の日本人 はアイデンティティ
に不満がある。」

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July 11, 2008

「新・日本流経営の創造」

私は参加しませんでしたが、経済同友会の企業経営委員会が
まとめた「新・日本流経営の創造」は、かなり総括的な提言で
読み応えがあります。「理想的」と言われるかもしれませんが、
それが、まさに同友会らしいところだと思います。

資本市場に関する箇所をいくつかピックアップしました。

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July 10, 2008

「対局」

7
長期投資仲間会報「インベストライフ
の今月の表紙は、

      『対局』

    長期戦の覚悟


フジサンケイ・ビジネスアイでコラム
を持っていらっしゃる「銀座ホステス」の
浅川夏樹さんとの座談会が特集です。 ⇒「個人投資家のあり方とは!?」

July 09, 2008

オバマの支援者

米大統領候補のオバマの政治献金の内、
45%が200ドル以下と指摘されていますが、
NYタイムズのコメンタリーによると、どちらか
というと、ホワイト・カラーのプロフェッショナル
の支援が高いようです。

                 (単位: 百万ドル)              
                 オバマ   マケイン

弁護士/会計士         18     5

証券会社/運用会社       8    4.5

通信/電機産業         10     2

教授/教育関係          7    0.7

医療                7     3

銀行               1.6   1.2

ヘッジファンド/PEファンド   1.6   0.85

July 08, 2008

三つの「間」

昨日のデザイナー・村田智明さんとの面会で、
数年前に金融界の仲間たちと実施した研究会
のことをふと思い出しました。

三つの「間」とは、
・空間
・時間
・人間

運用会社として提供すべき三つの「間」だと
思っています。

詳しくは、こちらのリンク先へどうぞ。 
プロジェクト13%座談会 2005年4月2日

July 07, 2008

金融界のデザイン

今日は、マイクロソフトのXbox360のコンソールデザインなど
20080707_xbox360複数のグッドデザイン賞
受賞されているデザイナー、
村田智明さんと初めて
お会いしました。
.

私は、デザイナーの方のお話をお伺いする機会を
重宝しています。特に、金融界に身を置く者として、
トップ・デザイナーの思想は示唆に富み、多々と
気づかされるところがあるからです。

日本の多くのデザインは、人の真相の表現力で
世界で高い評価を得る一方、日本のほとんどの
金融は、そのような評価を受けることがない。
同じ日本人がやっていることなのに。

ここが、出発点です。

Continue reading "金融界のデザイン" »

July 06, 2008

大ピンチです

今日も暑かったですねぇ・・・・・

このような日々が続く中、我が家の冷房機が
故障してしまいましたァ。 大ピンチです。

20080706_beer_2
唯一の救いは、
冷えたビールが
た・ま・ら・な・く
美味しい!!!
ということです。

July 05, 2008

夏の想い

20080706
今日も暑いですねー。

財界同人誌「ほほづゑ」の夏号
の特集は「夏の想い」。

私の夏の想いといえば、学生の頃。
最近の若者たちは、どのようにの夏を
過ごすのか。。。

ある学生たちの夏のスナップショットについて
書いてみました。

また、彼らのブログもご覧ください。

July 04, 2008

ご先祖のお陰で

今日は、大実業家のMさんと面会する機会を
いただきました。スケールが大きいプロジェクト
で有名な同氏ですが、中東視察の際に、向こうの
投資の金額があまりにも大きいので「心強かった」
とニコニコされている笑顔が印象的でした。

この応接室には、今まで大勢の来客が手に汗を
かいて面談をしていたんだろうなァと想像しましたが、
お会いしてみると気さくな方で、色々とお話しができて
ほっとしました。

当初は、私が別の明治時代の実業家の末裔だと
思われて、お会いさせていただくことにご関心が
なかったようですが、その後、その思い違いに
気づかれて面談が適いました。ご先祖様には感謝
しなければ!

July 03, 2008

旧知の友

旧知の友たちととの夕食会。昔と比べると
それぞれが身を置いている立場は異なり、
人生のステージが変わっていると実感しながら、
同時に、まるでタイムスリップしているように
変わらない雰囲気があります。

昔話がやや多くなる傾向がありますが、テンぱらない
ひとときも大切ですね。

July 02, 2008

太陽光

今朝の日経新聞の一面記事によると、昭和シェル石油は
2011年に世界最大級の1000メガワット規模太陽光発電
パネル工場を建設するようです。同記事によると、現在の
世界最大規模の太陽光発電所は、700メガワットの
シャープの葛城工場で、同社も10年に1000メガワット級に
引き上げるようです。

洞爺湖サミットのステージ造りの意図が見えますが、心強くて
良いニュースですね。

1000メガワットは、年間に生産するパネルの総発電量は
原子力発電所1基分に当たるようです。日本全国の原子力
発電所の発電出力は約50ギガワットと言われているので、
50基あれば、現在の原子炉発電所の出力と同じレベルに
なります。

また、ある会食の席で聞いた話ですが、もし、四国と同じ
面積の太陽光パネルが可能であれば、それで、現在の
世界のエネルギー需要を賄えるようです。

もちろん、天候によって出力の不安定さはあるのでしょうが、
たとえば、いつでも太陽が輝いている砂漠地域に太陽光
パネルを設置し、世界一といわれる、日本の電力会社の
送電技術を使えば、日本がエネルギー大国になれることは
夢ではないかもしれません。

このような趣旨のことをを某証券会社のメルマガに投稿
したら、電力会社にお勤め読者から、「50基で日本全国の
原子炉出力と同じ」、「日本がエネルギー輸出国になれる」
と書くことは「危険だ」というお叱りのメールを頂戴しました。

ま、先週だったので、この記事が出る前の話ですが。

July 01, 2008

おはらい

色々とバタバタしている内に、2008年の半分が
もう過ぎてしまいました。

昨日(6月30日)は「夏越の祓」(なごしのはらえ)
であるということを学びました。年の前半に犯した
罪やけがれのおはらいで、年の後半の福徳開運を
祈願する神道の儀式です。

今年前半のパフォーマンスの面で「罪」や「けがれ」
が多かった(=ほとんどの)ヘッジファンドマネジャー
たちに、是非、行ってほしかったですが・・・

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