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August 31, 2008

よそじ

今晩、妻は幼馴染のお友達十名ぐらいと10年の
節目を祝うために久しぶりに出かけています。

「三十路の女性」は、よく耳にする言葉ですが、
まさか「よそじ」なんてなんよなァと思って広辞苑を
引いてみたら、ちゃんとある言葉なんですね。

「四十路の女性」の会に出かける際に、子供たちが
「寝る前に帰ってくる」と気にしていた妻に、「大丈夫、
ごゆっくりエンジョイしてください」と携帯メールを
その後に送りました。

すっかりと、楽しんでくれている様子。まだ帰宅して
いません。子供たちはいびきをかいていて平然と
した一夜を過ごしてます。

August 30, 2008

スタンとの会話

スタンと電話で話しました。
本当に、ひさしぶり。

ムーア・キャピタルを2000年に辞めてから、顧問
としてちょっと関与していたようで、基本的に自己
資金の投資をしていたのですが、ふたたびファンド
を立ち上げる意欲に敬意を示したいと思います。

奥さんのTracyいわく、「結婚したときには2年後には
引退すると言っていたのに、、、今度は文書に落として
もらうわ」、と。

Stanは65歳、再婚したTracyは私と同い年。
まァ、ちょっと間違っていれば、娘の年齢です。

(私が最初に知り合った当時は、別のガールフレンド
と同棲していましたが、電話を入れる度に、妙に
マーケットについて関心が高いと思っていたら、なんと
ソロス・ファンドのトレーダーであるということが後から
わかりました。)

「別に、これ以上カネが必要な訳ではないが、今ほど
ファイナンスと実業の実態に乖離があることは、かつて
自分の経験ではない」と血がウズウズしてしょうがない
様子。ファンドに100本、自分のお金も投入するようです。
本当に好きなんですね。

ムーアに採用した優秀な「ボトム・アップ」の若手(35歳)
ファンド・マネジャーとタグを組んで、スタンは得意の
「トップ・ダウン」のトレーディングで腕を振るう。確かに、
今の市場でファンダメンタルズだけに頼るヘッジファンドは、
ズタズタにされる可能性が高いですから、面白い戦略だと
思います。

とにかく、旧知を暖めることができることうれしいです。
スタンと話すと、いつも元気をもらえる自分に気づきます。
また、定期的に話そうと言ってくれましたので、次回を
楽しみにしています!

August 29, 2008

昔と今

今月中にベンチャー座で連載していただいた
インタビュー
が今週で終了します。

要チェックの写真は、第一話(8.6)のメイン
フォトの下の「コラム①”Dream”」のタブと
第四話(8.27)の「コラム④”Exit"」。
結構、笑えると思います。

まァ外見は変わったかもしれませんが、
思考は当時から全然変わっていないような
気がします。。。

ただ、その後、色々な経験を積み重ねて、
いま自分が立っている所で考えて、仲間たちと
実践しようとしていることは最終回の第四話
まとめていただきました。

August 28, 2008

「社外」は「Independent」か?

全国社外取締役ネットワークというNPOの
総会・懇親会に出席しました。5年前に元日本銀行
理事の田村達也さんの旗上げで設立されましたが、
ガバナンスや社外取締役の「独立性」等について
議論を交わす、真面目なセミナーや研究会を多く
設けています。

今日も、著名な学者から「米国型」の取締役会
(内部者はCEOのみで、他は全て外部者)が
日本の風土には合わないのではないか、と
「Global Capitalism」を絶対視することに
問題定義がありました。

確かに、おっしゃるとおり、「米国型」のように
Logicで判断することが万能ではなく、人間は
情で動くことが多いと思うので、概ね賛同する
内容でした。

ただ、単純に、きっぱりと「米国型」、「日本型」
と切り分けて良いのか?

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August 27, 2008

高レバレッジ経営の怖さ

新興不動産会社の破綻が相次いでいます。

ワンルームマンションなど「収益物件」から、
ハイエンドの分譲型物件など色々なタイプが
ありますが、共通点は、売り上げを伸ばす
高レバッレジを活用していたこと。

特に上場会社の場合は、高売上・高収益を
伸ばし続けるプレッシャーがかかり、、、

・中古物件の改装を目利きとするところが、
更地からの物件のデベロッパーとして手を
広げようとした、

・ある地域のデベロッパーとして目利きが
あるところを、新たな地域へ事業基盤を
広げようとした、、、

、、、等の事業発展ために、高レバレッジに
頼っていたところ、物件が動かなくなり、銀行は
新たな流動性の蛇口を閉めてしまうので、ゼネコン
など建設業者への支払いすると、運転資金が
枯渇してしまうパターンが多いようです。

つまり、ヘッジファンドで言えば、自分の
目利きがある分野の”Style Drift”と
高レバレッジのコンビネーション。これは、
ちょうど10年前にロングタームキャピタル
マネジメントが破綻
したパターンと似ていますね。

高レバレッジ経営は、トレンドがあるときには
資本をもっとも効率的に活用していますが、
トレンドが失せたときの事業への破壊的影響は
恐ろしいほど短期間で訪れるということが
身に知らされます。

August 26, 2008

Law Maker

米国連邦議会スタッフ訪日団(超党5名)と
昼食会に出席しました。メンバーは三十代、
(もしかすると二十代)の優秀そうな若手です。

私が25年前に帰国したときにお手伝いをして
いた馴染みがあるプログラム
の一環で、
今週は日本の政界、官僚、財界、学術の
有識者らと意見交換する予定です。当時から
感じていたのは、日本の国会議員と比べて、
米国議員は多くのプロフェッショナル・スタッフを
自前で抱えられる環境の違い。

日本の議員スタッフは、どちらかとうと秘書係という
イメージ、そして実態があります。

つまり、米国の場合は、政策造りというところの
人件費が色々な財源から確保できる制度および
慣習が整っているのでしょう。

自分たちは、政府(官僚)に頼ることだけでなく、
自立した「LawMaker」であるという自覚、権威と
実権があるということですね。

August 25, 2008

スタンの復帰

私の前職であったムーアキャピタルでのボスの
スタンが新しいファンドを立ち上げたという話を
複数のところから聞いています。

スタンとの最初の出会いは、私のGS時代。
今となると名が失せてしまったソロモン・ブラザーズの
株式部門のトップから、自分のヘッジファンドを立ち上げた
頃でした。

根っこからのトレーダー。本当に相場を愛している人。
よく、NY現地の真夜中に東京から電話でたたき起こし
ました。(従って、家族とも仲良くなりました。)

いろいろなご縁のつながりで、ムーアで一緒になり
ましたが、ムーアの創業者であるルイスとはタイプが
まったく違うタイプ。大声で吠えながらも、愛嬌があるので、
大勢から好かれていました。直感を大事にする大男。

「What does your gut tell you?」と良く聞かれました。
なつかしい思い出ですね。

この数年間は引退生活していたのですが、やっぱり
相場に戻ってきたのですね。リスクを取らないと気が
変になってしまうのでしょう。

August 24, 2008

ガラパゴスの野球?

昨日、ある研究会の初会合に出席。その際に、
研究成果の発信は、国内目線で固めて、海外への
発信を考えるのはその後で良いという考えに、
私は国内枠だけで物事を整理すると「ガラパゴス島」
になる恐れがあるので、最初から海外発信目線を
持ったらどうかという話をしました。

ところが、初対面であった同年代の官僚の方から
その考えに「大反対」と反論され、やや熱くなり、
反論の反論をしました。恐らく、根は良い優秀な方
なんでしょうが、思ったこと躊躇なく「モノ申す」タイプ
の方。良い意味で刺激的でした。

研究会の会合、そして、その後の会食で通じてお話しを
お伺いすると、私の考えとちょっと違うところはありますが、
それほど正反対ではないので、振り返ってみると、たぶん
私が使った「ガラパゴス島」という言葉に反応されたのでは
ないかと思います。

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August 23, 2008

高齢者の株譲渡益優遇

本日の「高齢者の株譲渡益、500万円以下非課税」という
記事に、自分の最初の反応は、これは間違っている方針
だという感じがしました。

そもそも税金制度を更に複雑化することは避けなければ
ならないという大前提がありますが、年齢で税優遇を設定
するというのはどうなんでしょうか。高齢者は、「お金を持って
いる層」というのは、単に「票を持っている層」と聞こえて
しまいます。

むしろ、
・若者が高齢者になるまで長期投資したら譲渡益を無制限
・高齢者が自分の子や孫に株式を投資を積立投資する際に、
 その積立金額の贈与税を年間ある程度まで無税
という時間軸を活用し、持続性に努力している層に優遇する
制度を工夫したほうが、「貯蓄」という将来の不安に対する
資金の素質に沿って、「投資」がその代替になるゆると思います。

長期投資する投資家に信託報酬を優遇する突破口を創って
くれた運用会社も出てきました。運用手数料のイノベーションも
はじめる兆しがありますので、税のイノベーションを感じさせられる
制度を期待したいです。

August 22, 2008

アイデアづくり

昨日(20日)の日経新聞五面に「特許権 乱用防止へ指針
という見出しの記事がありましたが、ちょっと気になったのは
「米国では自ら製品をつくったり販売したりしないのに、例えば
経営不振企業から特許を安く買い集め、、<中略>こうした
企業の一部は「パテントトロール(特許の怪物)」と呼ばれ、
社会問題になっている」というところ。

本当に、問題ということであれば、もちろん対応すべきことです。
ただ、「乱用」という言葉や解釈が、法の場でまさに乱用されて
しまうと、また、外国から見ると障壁があるように見えて、日本の
ガラパゴス島化につながってしまう恐れがあると感じました。

一方、アメリカではこんな会社もあります。元マイクロソフト社の
「天才児」が2000年に立ち上げたものですが、どちらかというと
「自ら製品をつくったり販売する」ということよりInventionをつくって、
それを販売するというモデルです。自社のInventionもあれば、
世界に眠っているInvention(つまり特許権)を獲得することも
あるようです。

モノづくり中心ではなく、アイデアづくり中心ということなんでしょう。
手足はもちろん必要ですが、意図的でないとしても、頭脳の発展に
障壁をつくるようなことに日本は避けなければならないですね。

August 21, 2008

ナガランド

今朝、ナガランド州首相との朝食会に招かれた際に
頂戴した毛布に身を包めて記念写真。現地では、
これが冬のウェアのようです。
20080821_nag_2
20080821_nag_3
この模様は、槍。 昔、ここは首狩族の国であったとか。

「でも、いまは違うよ」と言いながらも、州首相は
ナイフをポインターとして資料を説明してくれました。。

ところで、ナガランドって、どこかご存知ですか?
北東インドです
。バングラデッシュとミャンマーの
間にある、インド本土からの「島」のようなところです。

ナガランドは地政学的に、第二次世界戦争という他人
たちの戦争に巻き込まれたり、色々と政治的に難しい
地域のようです。

ただ、今日、お会いしたNeiphiu Rio首相および付人は、
とても温厚な方々でした。我々が思う「インド」の顔より、
「アジア」っぽい感じでした。世界一辛い、Hot Pepper
があるようです!

August 20, 2008

セーブ

「あ、地震だ。隠れて、隠れて!」と、
机の下に身を守ったアシスタントのTさん。

自分の最初のリアクションは、いままで
作業していたファイルをPCにセーブしたこと。

Nくんも同じだったよう。

でも、ファイルをセーブするより、自分の身を
セーブしたほうが遥かに合理的な判断でしたね。

あっぱれ。 

August 19, 2008

「本格的」VCファンド

今日は、William Saitoさんという日系アメリカ人の
IT起業家とお会いすることができました。創業した会社を
見事に売却し、何か日本に貢献したいという想いで
四年前からこちらに暮らしていらっしゃるとか。

現在は、「本格的」なシリコンバレー型のベンチャー
キャピタル・ファンドの立ち上げの準備をしていますが、
出井さんのクオンタムリープ冨山さんの経営共創基盤
という強烈なバックがついているので、注目したい
存在ですね。

投資先は、日本およびアジアのテクノロージー会社
ですが、ファンド・レイジングは、主に海外投資家から
始めたいようです。確かに、海外投資家から評価される
ファンドであるという実績を固めたほうが、日本国内の
ファンドレイジングがやりやすいかもしれないですね。
「逆輸入」のように。

August 18, 2008

オヤジのMid Life Crisis?

今日は、久しぶりにレオスの藤野さんと夕食会。
運用業において目指しているところに共感する
ことが多く、楽しい対話をすることができました。

ただ、個人的に特に盛り上がったところは、一年前
から藤野さんは、平日の深夜から都内テニスに励んで
いらっしゃるということ。昔の自分の姿(あくまでも理想)
がむくむくとのし上がり、「あの~、自分でも参加できる
んでしょうかね」という問いかけに、「もちろん」という一言で、
恐らく、来週は、○年ぶりにテニスに挑戦する。。。。
かもしれません。

単に、オヤジのMid Life Crisis。
はい、そうでしょうね。。。。

August 17, 2008

雨の日

冷たい雨で、極暑の日々から逃れられることは、
ウェルカムのはずですが、いまひとつ調子が
乗らない一日でした。

もう夏の終りの兆しということでは、ちょっと
さびしい感じがします。まだ、今年の夏は、
海に行けてないし。。。 
夕食は、ゴーヤチャンプルで景気づけします!
20080817_rain

August 16, 2008

イーココロのインタビュー

「クリック募金」サイトのイーココロの記事で5年前に
立案したSEEDCapという社会起業支援プログラムを
取り上げていただきました。

どうもありがとうございます!

ピース・インタビュー Vol.13
「社会は自分たちでつくってゆくもの。
 挑戦する社会起業家を応援したい。」

August 15, 2008

おめでたい記念日

オフィス不在中に、海外に永住している母親から
電話があった、とN君から携帯メールが入る。
「終戦記念日であるから、声を聞きたかった」と。

はては?・・・母も、年のせいか、かなりセンチメンタルに
なっているのか。

「終戦記念日は、実は結婚記念日である」と返信した。

数分後、N君からふたたび携帯メールが入る。
題名は「申し訳ございません」。

「記念日までは聞こえたのですが、googleして
しまいました。今日はインド独立記念日でもありますし、
めでたいですね」と。

たしかに、オメデタイ。

別件ですが、本日の朝日新聞が、応援している
京論壇社説で取り上げてくれたという連絡が
入りました。おめでとう。

August 14, 2008

レバレッジの恐怖

最近、事業が困難に陥っているご相談が
色々と増えています。ひとつの共通点は、
事業規模の急拡大でレバレッジを用いたところ、
売上が鈍化し、資金調達の蛇口が閉まって
しまったことです。

運転資金が枯渇すると、事業劣化が恐ろしい
ほど早いですね。これから、民事再生しなければ
ならない企業が増えるような気がします。
レバレッジに頼らなければならないビジネスは、
ファンドであろうと、事業会社であろうと、厳しい
局面を迎えています。

August 13, 2008

想定内のボラティリティ

今朝は、軽井沢から新幹線通勤しました。
お盆中で空いていて、快適。

ただ、快適な航海とは程遠いのは、今年の市場の
ボラティリティで、荒波に飲み込まれてしまった
ファンドマネジャーや彼らに出資した投資家です。

高収益に上げるには市場ボラティリティは
必要です。他の市場参加者がパニック売り
しているときには、じっくりと買い場を探せる
好機に恵まれる可能性が大です。(逆に
パニック買いしているときは、売り場になります。)

ただ、それは、ファンドマネジャーの「想定内」の
ボラティリティであるということに限ります。
ファンドマネジャーにとって、最も大切なことは、
「明日があること」です。つまり、直面している
市場のボラティリティとポートフォリオの構築が
「想定内」であることに尽きます。

今年のボラティリティで荒波を上手に航海している
ヘッジファンドマネジャーも、もちろん存在していますが、
残念ながら彼らの「想定外」のボラティリティで、
荒波に飲み込まれてしまったマネジャーも少なく
ありません。

August 12, 2008

妻とツーショット

今日は、妻と9年ぶりのゴルフ。
(彼女は、9年ぶり。私は9ヶ月ぶり?)

この数日間は、まるで試験の前夜のように
妻は緊張をしていましたが、ラウンドをご一緒に
したご夫妻がとても気さくな方々で、「素質が
ある」とまで誉めていただき、特に最後の方は
ショットが安定してきて、楽しいゴルフだったよう
で良かったです。

一方、自分自身は、まァ、これほど打てば、
確率的に少しぐらい良いショットが出ても良い
のですが、ウッドが散々でした。。。 おとといの
打ちっ放しでは結構良いショットが出ていたので、
ノープロブレムだと思っていたのですが、、、単に
ノーテンキでありました。だから、B型男は困る?

August 11, 2008

外れる看板たち

冬のシーズンに家族スキー旅行で何回か使った
野尻湖プリンスホテルが生まれ変わって
Nojiriko Hotel El Boscoとして再オープン
していました。 

なかなかお洒落に仕上がっています。今日は
ランチ・ブッフェだけでしたが、なかなか美味しく
グッド・バリュー。次回はゆっくりしたいですね。

その後は、野尻湖でちょっと遊び、(足こぎの
「アヒル・ペダルボート」は疲れます・・・)、
老舗の赤倉観光ホテルへ。すばらしい見晴らしの
ベランダ・カフェで休憩しました。こちらは、
ホテル・オークラの看板が外れています。

野尻湖や赤倉のような最高な立地でもホテル
産業の競争はかなり厳しいようです。

August 10, 2008

自然からの和らぎ

080809_kiyosato_stream_2
マイナス・イオン効果か
わかりませんが・・・

自然の魅了に包まれると
心身が和らぎます。
080809_kiyosato_afterrain_flower
080808_big_sky

August 09, 2008

人権問題を思う日

北京オリンピック開催でNGO等から中国の
人権問題がクロースアップ
されています。

ただ、この時期は、人類の歴史において
一瞬の内に、最も大勢の人権が奪われた
63年前の二日間
のことを忘れてはならないですね。

広島のリトルボーイはウラン235を用いた
ガンバレル方式。

長崎のファットマンはプルトニウム239を用いた
インプロージョン方式。

つまり、広島への投下へのたった三日後に、
日本に白旗を上げる余地を与える前に、長崎へ
投下したということは、あきらかに異なる技術の
原子爆弾を生の人間に実践したかったということは
明らか。それも、普通の平凡な生活を送ろうとして
いた一般市民にですよ。

また、ファットマンと比べると、最初に投下された
リトルボーイの設計が未だに機密扱いであると
いうことが興味深いです。

もし、ご関心があれば、「声」です。
海外版(VOSHN.com)もあります。

August 08, 2008

O l d V i n e

20080808_oldvine


O l d  V i n e


応援しているゴールドマン時代の
後輩の鈴木潤さんのお店です。

ワイン(オーストラリア・ニュージーランドが中心)
と鉄板料理が良く組み合う美味しいお店です。

ただ、東京の飲食店の競争は厳しいですね。
美味しいお店があまりにも多いから。

応援団が増えてほしいので、是非、今度ご来店
してみてください。

August 07, 2008

人の不幸を幸に

友人の会社が日本から撤退し、シンガポールに移転する
ということで、電話機、PC,コピー機、机、イス、棚などを
処分する必要があるので業者に聞いてみたら、とんでも
ない安い値を提示されたようです。

一方、こちらは新しい会社を立ち上げる際に、やはり、
出来る限りコストは削減したいところ。激安で処分する
なら、知り合いの方が良いという暖かいお気持ちで、
譲っていただけることになりました。友人はありがたい
存在ですね。

また、会社が倒産して資産処分に陥ったときも、その
資産を格安で仕入れることができて喜ぶ人たちもいます。

人の不幸を幸にするというと、あまり良い感じがしませんが、
これは自由経済社会が機能しているという証でしょう。

August 06, 2008

ベンチャー座インタビュー

今月、本日から四回に分けて、ベンチャー座の
Front Interview
に登場させてもらっています。

今、自分が考えていることは、結構上手に
まとめていただいて、ありがたいです。

イメージは、実物と比べて出来栄えが良いなァ
と感じますが、どうぞご笑覧ください。

August 05, 2008

業界変革

今朝の「統合」の一面記事は、目を引きました。
そもそも、決定したものではないでしょうし、お二人
のようなカリスマ的トップがどのように共に事業の
舵取りするのか、二社の会社文化が合うのか、など
色々と課題がありますが、業界変革に手掛ける二社
の意識は、さすがだなと感じました。

事業統合、選択・集中など変革が必要な業界は
少なくありません。ただ、明治時代に創業された
老舗企業など、レガシーコスト(つまり、しがらみ)
を抱え、また、不動産など資産を保有していると、
本業とは別にそこそこ稼げるというバッファーが
あり、サラリーマン経営者の意識は「変革」とは
程遠い。創業時のチャレンジ精神は消え失せ、
「守り」に入る態勢が痛々しく目に映ります。

August 04, 2008

頭痛

先週の木曜日から週末にかけて、
長男、妻、次男が頭痛に次々と
悩まされています。夏風邪でしょうか。

自分自身は、その頭痛の予兆は
あるものの、どちらかという原因は
菌ではなく、荒れ続けるマーケットに
航海の舵取りに苦戦しているファンド、
そして今日、手元に届いていた法人税
の納税書だと思います。

風邪の頭痛は、いずれ消え失せる確信は
ありますし、マーケットもいずれ落ち着いて
くるでしょう。ただ、納税の頭痛は、収益を
上げている限り、毎年、この時期に訪れる
ことが悩ましいです・・・

August 03, 2008

子供たちへの夢

20080803_last_lecture
著者は先週にこの世から去り
ましたが
、特に同年代として、
親を持つ身、妻を持つ身、そして
幼い三人の子どもを持つ身として
真心に伝わる普遍的なメッセージ。

.
余命いくばくもないときにこのように思って、実行するような
生き方ではない、と感じました。子供たちへの夢は、いま、
伝えないと。

The Last Lecture  (by Randy  Pausch)
翻訳バージョンはこちら

August 02, 2008

最近の取材

この1~2ヶ月、様々な雑誌から取材を頂戴しています。
子育て、人間学、チャリティからファッションまで。
これほど広いジャンルの各誌からご関心をいただいて
いるとはとてもありがたいです。

20080620presidentfamily
プレジデントFamily

賢い親のマネー教室
「強運を引き寄せる家はどこが違う」

.

20080701chichi
致知

人生を潤す言葉
「渋沢栄一に学ぶ経営の道」

.

200807_big_issue
THE BIG ISSUE Japan

チャリティ・プラットフォーム・インタビュー
「チャリティー文化の創造」

.

200807_nikkei_kids
日経Kids+

子供の心が豊かになる100冊
「渋澤さんが選ぶ3冊」

.

200809_gq
GQ JAPAN

「明治維新の偉人、
その末裔たちの、新しい試みとは?」

August 01, 2008

登録申請受理

Kくんから携帯で連絡有り。

無事に「登録申請」を関東財務局が受理してくれた
という報告がありました。二年半以上前から多々の
希望、難関、失望、調整を経て今日を向かえました。
登録が正式に完了するまで原則2ヶ月間はかかり
ますし、これからも多くの難関や調整があるでしょう。

ただ、今日は、新たな独立系投信会社設立へのひとつ
の重要なマイルストーンであることは確かなので、Kくん
を始め、多くの方々のご労力、ご協力、応援をいただいた
ことに心より感謝の意を表したいです。

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