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September 30, 2008

ねじれ

こうゆうのを、「ねじれ議会」と言うのでしょうね。

共和党の大統領、財務長官がサポートする金融安定化
法案に、共和党の米下院議会が反対するとは。

米議会 205賛成 228反対

共和党  65賛成 133反対
民主党 140賛成  95反対


また、空売り規制が実施されため、買う人(利食い)、
買わなければならない人(損切り)を排除してしまったことも、
米株式市場の大暴落に関係があるのでしょう。

September 29, 2008

冷たい雨の日

エンジェル投資家として1年半ほど夢を共有させて
いただいた方のご訪問で、処理書類に捺印しました。
残念です。

もともと外資系で同じ釜の飯を食っていた仲間ですが、
30代の外資系マンで、10年ぐらい働いて、稼いで、
その後は本当に自分がやりたいことをやるという
ライフデザインが現実のものではなくなったと感じて
いる人たちが回りに最近増えたとか。

そのような現状で、そもそも本当に自分がやりたいことを
やるために今からチャレンジされる方々もいるでしょうが、
景気が冷え込んでいるので、それほど簡単ではないでしょう。

と、いう話をしてから、冷たい雨の中に出かけました。

三菱財閥の創家の血筋である岩崎俊男さんと昼食を
ご一緒しました。年齢は、私よりかなり先輩ですが、
銀行で市場部門の仕事に就かれていた後に、ベンチャー
のお仕事に従事されていると、ちょっと共通点があります。

金融危機で、この世からお金がなくなる訳ではないの
ですが、ベンチャーにお金がつく環境としては、かなり
厳しいという話になりました。ご先祖様の時代であれば、
税金も低く、また世界の列強との競争という根本的な志が
あったので、スポンサーになるような福家が存在していた
のでしょうが、いまの日本では残念ながら乏しい資源です。

強まっていた冷たい雨の中、オフィスに戻ってきました。
いつか晴れる日を信じて。。。

September 28, 2008

何気ない一言が、、、

「出馬したらどうですか?」

数週間前、仕事仲間のTさんにミーティングの
前に何気なく、冗談で言いました。

UCLA時代からの20年以上のお付き合いがある
Tさんですが、頭の回転が速いアイデアマンで
弁が立ち、いつも笑顔がたっぷりなので、政治家
に求められるべき性質の持っているとふと思った
のです。

Tさんは、「いやいや」と否定されましたので、
それだけのことでした。

ところが、そのTさんから「緊急報告がある」
という連絡があり、また何処かが経営破たんか?
と思ってドキドキしていたら、、、、なんと
国政に出馬します」という報告でした!

Tさんの故郷の京都にお戻りになり、与党の
元大臣が構えている1区にチャレンジされます。
新しい血が政界に注入されることは大切だと思う
ので、ぜひ、がんばってほしいです!

私は別にフィクサーではないですよ・・・そもそも
超党派の浮動票ですから。

でも、すごい偶然。びっくりしています。

September 27, 2008

30年後の自分、会社

某大企業の社長が主催される経営塾で
「論語と算盤」について講義をする機会を
頂戴していましたが、本日はその最終回。

過去の教訓を、現在においてどのように
応用できるのかということが今回までの
視点でしたが、本日の目線は、将来に
向けてみました。

30年後の、今日。どのような一日をあなた
は過ごしているのでしょうか、という課題を
受講生に投げてみました。

もちろん、正しい答えなんかある訳ありません。
そして、最近では特に足元へ目線を配る
傾向が高いことは確かです。これは大切なこと
でありますが、(金融界では30年どころか、
30日の先もわからないので。。。)足元から
目線を上げると、今まで見えなかったことが
見えてくるかもしれません。

今回の塾生は、40代~50代の某社の幹部
候補の方々です。この層が、自分の、そして
会社の30年後を考えて、語ることは重要では
ないでしょうか。

また、この世代と、大企業の社長が直にコミュニ
ケーションを取れるということは、極めて大切で
あると感じた次第です。また、このような機会に
恵まれることを楽しみにしています。

September 26, 2008

韓国語が読める方へ

20090926_korean_rongo_soroban
20080926_korean_rongo_soroban_pages

ハングルが読める方にはお勧めです。
ハードカバーのしっかりとした作りです。

韓国の方々は勉強熱心ですね。
いろいろな著書がハングル化されて書店に並んでいるようです。

でも、私はハングルが不勉強なので、どのように訳された
わかりませんが。。。

表紙のところは、財団の研究員から教えてもらったのですが、

タイトル:哲学を持った金持ち
読み方:チョラギ インヌン プジャ

サブタイトル:日本資本主義の父 渋沢栄一が伝える 富の教え
読み方:イルボン チャボンチュイ アボジ シブサワエイイチガ チョナヌン ブエ カルチム

だそうです。

オリジナルの日本版は、こちらです。
「巨人・渋沢栄一の富を築く100の教え」

September 25, 2008

30年後も、

新しい会社のサイトがアップされました。
これから、進化していきますよ。

その度にご紹介しますので、お楽しみに。

September 24, 2008

「雫」資本の時代

『ポタポタと堕ちている雫を集めれば、それは大河となり、
国家社会の原動力となる。』

これは、渋沢栄一が日本初の銀行である第一国立銀行
の株主募集布告で言及した言葉と云われています。

過剰なレバレッジ(借り入れ)を使って、高収益を稼いだ
インベストメントバンクが、今回の金融危機で、預金基盤が
ある銀行に吸収されました。

地味かもしれませんが、「雫」のような資本、つまり、一人
ひとりの個人の小資金を幅広く集積すること。この原点が
見直される時代に舵がきられたのかもしれません。

September 23, 2008

時代終末の多々の問い

私が大学卒業してから財団法人で社会人デビューを
してから米ビジネススクールでMBAを得て、金融業界
に入って間もなく、ブラック・マンデー(1987年10月
19日)
がありました。

当時、そのシーンを右左もわからない状態で眺めて
いたWASP系米インベストメントバンクのディーリング・
ルームは、数年後には欧州系の銀行のものとなります。

そのとき、自分が歴史的瞬間に立っていたと身に染みて
きたのは、この業界で経験を積んだ数年後。

今週。。。これは瞬間的に歴史的なイベントであるという
ことがわかります。時代の終末の瞬間。

インベストメントバンクが単体業態として、この世から
失せました
証券業務の影響を銀行業務の安定化を
重視して隔離する規制が米国で1933年に発足
その壁は、20世紀末期になくなります。いまは、逆に
証券業務の安定的資金調達のために銀行業務に再び
吸収されることになりました。

元に振り戻しにも見えますが、果たしてそうなんでしょうか?
当時と比べて世の中は複雑化しているので、それほど
単純ではないでしょう。でも、根本のところ、人間の心には
同じ欲望と恐怖が宿っていることは確かです。

米系インベストメントバンクの買収に名乗りだす日本勢。
「リベンジ」になるのでしょうか? でも、インベストメント
バンクの収益起源は「人」。その人たち、特に優秀な層が
留まって仕事をする環境を整うことができるグロバール経営
に日本の金融機関ができるのか。出来ないのであれば、
向こうの都合に合わせてカネ出させれるはめになるのか。
色々と課題がありそうです。

大人になった子供たちの目には、この数週間のことが
どのように映るのでしょうか。自分は、この数週間のことを
大人になった子供たちに、何を伝えているのでしょうか。

September 22, 2008

SEEDCapの公募

ビジネス・パートナーのVoyager Managementの協力
のおかげで2004年から実施しているSEEDCap Japan
(社会起業家育成支援プログラム)は、今年で5年目を
迎えます。

今年は、かなり厳しい運用環境ですが、去年の運用実績が
過去最高であったので、幸いのことに当プログラムの財源は
確保できています。

今年は、公募制度を設けましたので、社会事業・CSRにご関心が
ある方は、どうぞこちらをご参照ください!

2008年度(第5回)SEEDCap Japan

September 21, 2008

長期戦

米国政府の緊急措置で「大出血」は止めること
ができたのかもしれませんが、「回復」したと言える
まではかなり時間がかかるでしょう。長期的視野が
ますます必要な環境になりそうです。

日本の経営者を対象とする景気動向の調査に
よると、景況感は急激に冷え込んでいて、底入れは
2009年の後半から2010年の前半という予想が
多かったのです。仮に、これが正しいとしても
(普通は現実より希望的観測のバイアスが入る
でしょう)、株式市場の底入れ感は、それより半年
ぐらい前でしょうから、ちょっと先になりそうですね。

先進国が住宅市場や消費動向で景気が下落基調に
なっても、途上国の成長は国内型であり、貿易総額は
GDPにはそれほど影響が無いから大丈夫という
「デ・カプリング」説が市場では一般的です。 ただ、
「グローバル資本主義」の時代では、そういうことを
主張する人たち自身が隔離している経済への「伝染」
contagionになっているということを彼らの分析から
見落としていると思います。

September 20, 2008

原石

幸いに、誰も自民党総裁の推薦してくれなかったので、
本日、予定されていた小池百合子議員の基調講演の
ピンチヒッターとしてお誘いをいただきました。

地域若者チャレンジ大賞。

まさに、diamond in the roughの原石という感じが
しますが、彼らの無邪気なエネルギーと笑顔が
印象的でした。がんばってほしいですね!

September 19, 2008

ちょっと変な構造

企業が発行する社債の総額より大きくなった
CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場。

米国が発行する国債の総額より大きくなった
モーゲッジ(住宅抵当権)市場。

証券化により、キャッシュフローが優先される
部分と残った「カス」の部分・・・・を、更に
ストラクチャー化して、キャッシュフローを優先
させる部分そして、残った濃縮化された「放射性」
の「カス」・・・

このような「金融工学」によって、社会少数の金融
プロフェッショナルが、不特定多数の市場によって
定められた価格ではなく、特定少数の予想(希望)の
変数によって算出された「理論的価値」が「時価」
として計上され、莫大な報酬を単年度に獲得して
高笑いしているのに、、、その商品が、あるトリガー
によって、何十年もしこってしまう。。。

「モノ造りでは、こんなことはありえない」、と
批判されても、ここは反す言葉ないですね。
やっぱり、ちょっと変な構造です。

と、悲観的なカキコミをしようと思っていたのですが、
2年ぐらい前に書いた自分の言葉を思い出させて
いただきました
。アハハ、お恥ずかしい。
るみさん、どうもありがとうございます!

September 18, 2008

出血止めの後は?

つまり、米国政府によって投資銀行より保険会社
の方が大事
ということだと思います。出血を止める
ことを優先することは、もちろん賢明ですが、ただ、
これだけで資本市場の病症の根本が治療された
とは言えないでしょう。

3ヶ月LIBOR+8.5%(現在では11.31%)というサラ金
なみの金利で850億ドルを借りれるとは。。。!
いずれ、資産売却によって返済しなければならないので、
価格が更に下げる可能性があり、同様金融商品を抱えて
いる他社にも悪影響を与えるでしょう。これで、実は処理が
ちょっと長引いてしまうかも?

色々と言われましたが、日本の不良債権処理と、結果的に
米国の場合もそんなに変わらないかも?時間稼ぎは出来た
かもしれないのですが、これがファイナルソリューションである
とは思えないですね。

米国政府が反動的に、ちょっとパニックっている感じがして、
座りごちが良くありません。

株式資本の80%を米国政府が保有すれば希釈化により、
既存株主の「責任」が追及されるということになるということ
なんでしょうか。

でも、リーマンの従業員、株主としては、「何でや」と思って
いるでしょうね。

September 17, 2008

100年に一度、30年強に最悪

グリーンスパン前FRB議長は、米国は
「100年に一度の金融危機」
に陥って
いると発言しています。

今週来日しているビジネス・パートナーのライルは、
30年強のヘッジファンド投資暦において、もっとも
最悪な投資環境と言っています。

破綻したリーマンへの直接な与信が限られている
としても、市場全体的はカウンターパーティリスクに
対して神経質になっているでしょうから、デレバレッジ
が更に進み、近年、レバレッジを収益源にしてきた
ようなファンドには期待できません。

また、デリバティブは、基本的に「この時間に、決まった
ところで合いましょう」という約束ですから、その約束が
破られたということになれば、他も約束を守ってくれない
かもしれないという不安が広がる、という計り知れない
悪循環の可能性
は否定できません。

ライルと日本の投資家を回っているときに「なぜベア
スターンズが救済されたのに、 リーマンはされなかった」
という疑問が目立ちました。「うみ出し」という次元に収まる
ことなく、かえって、システミック・リスクを高めてしまった
のではないかという懸念があるからだと思います。

ベアの場合は、週末の間にあっと言う間に決まったのですが、
やはり、その後、一民間企業への救済に納税者のお金を使う
ことがかなり問題視されたことが、今回の判断の背景にある
そうです。

リーマンの場合には、不幸にも時間がじっくりかかったこと、
そして、大統領選挙が近づいているところ、税金で一(それも
金持ちが多い)民間企業を救済するという共和党系政府として
民主党から攻撃されるような弾薬を与えたくなかったという説も
あるかもしれないですね。

とろこで、、、100年に一度の大事態が起こったときに、我が国
の昨日の朝刊が休刊日であったということは、かなりお粗末だと
思いませんか?変な慣習ですね。

September 16, 2008

BEFORE AFTER

20080916_before_after_1_2
新事業に備えて、連休の内装工事でオフィスが
イメチェンしました。

September 15, 2008

潜水艦のゆさぶり?

これって、首相辞任騒動によって、眼中が自民党総裁選挙を
超える勢いで国会議員の関心が総選挙に向かっていて、国の
首脳が「不在」のすきを狙ったゆさぶり、というのは考えすぎ?

September 14, 2008

季節の恒例

20080914_matsuri
町内のお祭り。

夏の終りですね。

毎年の恒例ですが、この季節に
家に金魚が増えます。
20080914_goldfish

September 13, 2008

明日を架ける橋

9_2
今月の「長期投資仲間」通信
イ ン ベ ス ト ラ イ フ
の表紙は、「明日を架ける橋」。

When you're weary feelin' small・・・

最近、疲れている市場参加者は多いことでしょう。。

September 12, 2008

社長の最大な仕事

「社長になったときに、一番最大な仕事は
 後継者を作ることだと思った。」

業績が低迷していた90年代の体制を打破し、
経営革新によって、今は注目度が高い企業
の会長の話を聴講しました。

アメリカの経営者からは、まず聞くことがない
言葉ですが、日本の経営者から聞くことが
しばしばあります。

もちろん、株主価値の最大化が社長の一番の
仕事という価値観も社会には必要ですが、持続性
という価値観も必要。一つだけの価値観が「正しい」
のではなく、多様な経営価値観が共生できることが
大事なのでしょう。

September 11, 2008

Sony Dealer Convention 2008

アドバイザリーボードとしてお手伝いしている
ソニー・マーケティング株式会社から今年も
Sony Delaer Convention 2008
展示会にお誘いいただきました。

去年を越える」とご案内の役員の一声で
期待が高まりましたが、確かにすごいショー
でありました。写真禁止なので、「すごい」
という表現しか思いつきませんが、今年も
とても楽しませていただきました。

目玉は、「世界一薄い」大型液晶テレビです。
確かに、スリムで格好良い。ワイヤレスで
画像情報を飛ばしているようなので、「後ろから
見てもキレイなテレビ」です。

スリム化だけではなく、XR1という新モデルでは、
「LEDバックライト技術」によって(つまり、黒の
ところには、バックライトが光らない)黒が「本当
の黒」
としてすばらしいコントラストが演出できる
ことです。言葉では伝わりにくく、実際に見ない
とわからないと思いますが、今まで「本当の黒」
を見ていなかったということがクッキリわかります。

有機ELパネルもスリム化していて、現在まで
商品化されていない機種のパネルの厚さは
なんと0.3mmです。ダンボール紙より薄く、パネル
が曲げられます。

しかし、去年にBraviaは、既に買ってしまっている
ので、今回の展示会で拝見した商品で直ぐに
買おうと思ったのは、これです。デジタル写真を
たくさんとって、PCにたまっている方にはお勧め。
良いギフトにもなるでしょうね。

一般消費者や株主が、恐らく、評価していないところは、
ソニーの業務用(放送、映画など)の映像技術です。
まさに、この分野のF1であり、この技術が消費者用の
商品の技術のバックボーンになっているのでしょう。

このような感動が、ソニーへの財務諸表に反映されれば・・・
資本市場の評価も高まるのに。

September 10, 2008

秒読み?

昨日、前総選挙で出馬して落選した元官僚で、
再チャレンジに挑んでいる知人の「応援する会」
にお誘いされたので出席しました。まだ、国会議員
になっていないので、こじんまりとしたお集まりかと
思っていたら・・・・大きな会場が溢れるぐらいの
大人数にびっくり。

自民党総裁候補、現役大臣、幹部、その他
多くの国会議員、地元議員が「ご挨拶」のために
登壇しました。党の総裁選挙どころか、本場の
総選挙を秒読みしている意気込みでした。

冒頭のご挨拶は、安倍元首相。1年前と比べると
かなりお元気になられた様子。総裁候補が一人
しかいなく、「政策論争にならない」野党と比べて、
自民党総裁の候補を多さを指摘し、「民主党と
自由民主党の違いは、まさに『自由』であること」
と、笑いを誘いました。

ところで、応援されているご本人ですが、とても
優秀で、熱い心と高い志を持った方だと思います。
熱意と真意がこもった良い挨拶をされました。与党、
野党と問わず、このような方々が次々と国会へと
出馬することであれば、ちょっと光が見えてくる感じ
がします。

ただ、「地にへばりついて」、「地獄」を見ることが
美化される世界に、大きな改革が起こることは、
まだまだ先の話なのでしょう。

September 09, 2008

一律平等

「一律平等」。

日本の医療制度が設計されている根底に、
これがあります。どこでも、一律な医療ケアを
平等にアクセスできることです。

立派な理想であることに間違いないのですが、
この制度では、利用者(国民)が「自分で選ぶ
ということの責任を取らない」という現象が起こり
ます。

回避された責任は、魔法で失せるものではなく、
医療機関を通じて、厚生労働省・政府へとたどり
着きます。ただ、お役所の担当者は、自分がその
ポストに入る間に責任は取りたくない。ここでも
また責任が回避され、結果的にババが手元に
残るのは納税者・保険者(国民)で、「得」をする
のは少数の既得権益者であります。

ただ、責任を回避したいと思うことは人たちや既得
権益者だけを責めることは正しくないでしょう。
生活者が責任(リスク)を背負って、より質が高い
医療ケアを受けることができるなど得する(リターン)
というインセンティブがないことが、この大きな社会
問題の根底にあると思います。

これは、医療の世界だけではなく、金融・運用の
世界にも通じるところがあります。両方とも、わが
国おいては、基本的に「保護産業」ですから。患者や
預金者・投資家を保護することによって、機関と役所
という供給側の立場が保護される。。。

September 08, 2008

地域金融機関セミナー

「せざるを得ない」と「できる」の違い。

今は、出席した地域金融機関向けのセミナーで
パネリストのHCアセットマネジメントの森本紀行さんが、
面白いご指摘をされました。

つまり、「せざるを得ない」理由で主に国債投資が重視され、
他の「リスク資産」に投資できない状態と、「できる」という
姿勢でリスク資産にも分散投資しながらポートフォリオ
を構築し運用収益をあげようとするインベスターとはだいぶ
違うという趣旨であると理解しましたが、おっしゃるとおりですね。

地域機関が取れるリスクは、実は「流動性」である。なぜなら、
債務側の預金の足が長いから。というご指摘も、農林中金を
最もダイナミックなインベスターへと指揮を執られたN氏の
ご指摘も的確であると思いました。

金融当局の元大物幹部らなど、素晴らしいラインアップで、
良い刺激が多かったセミナーでした。特に、直球が多くて。
ただ、聴講された方々が、果たしてどれくらい刺激されたか。。。

September 07, 2008

歴史は押韻(おういん)する?

米大手ディストレスト・ファンドのOaktreeの会長の
Howard Marksさんは、結構面白いレターを書くので、
機会があれば、いつも目を通しています。

最近のレターで、Marksさんは、景気のV-型回復の
期待について警告を鳴らしています。いわく、1987、
1990、1994、1998、2002には比較的に短期間で
景気が回復した。しかし、70年代に金融業界で
仕事をしていた経験者は、違うパターンがありえる
ということを知っている、と。

1973-74にSP500は37%下落した。インフレ率は
急上昇しており、Business Week誌は、「The Death
Of Equities」というカバー特集をした。70年代の金融
業界で仕事を見つけることは極めて困難であり、1969年
まで21歳ということは、今日において60歳以上。つまり、
あまりこのような年齢層は、現在、業界に仕事をして
いない。。。 70年代には、だ~れもV型回復なんて
口にしていなかった、と。

元祖ヘッジファンドも60年代には、今から見れば、ミニ・
ブームがあったようですが、多くが70年代に失せて、
また業界が復活しはじめたのは80年代後半です。

ということは、長期的な視野では、いずれ、業界に
活気が戻ってくるということは確かであるということです。
しかし、その局面で生き残っているのは、本当の意味で
優れている、限れたヘッジファンドマネジャーであるという
ことを示唆しているのでしょう。

"History may not repeat itself, but it rhymes..."
作家マーク・トウェインの有名な言葉が、ちょっと
響き始めている昨今です。

September 06, 2008

文化と歴史の夜

久しぶりに、妻と二人でデート。

ワシントンDCの戦略コンサルタントの友人の仕事を
ちょっと手伝った関係でお誘いをいだきました。

Filamornica Della Scalaのアジア・ツアー2008年が
本日の東京公演からスタートします。クラッシク音楽は
好きですが、詳しい訳ではなく、知っていた曲は、
ロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲のフィナーレだけ。

映画で騎馬隊が猛突進しているシーンで、「タララ、
タララ、タララッタッタッ、タララ、タララ、タララッタッタ」
という音楽がバックに流れますよね。(これじゃ、全然
わからないですね。。。。→ これです。)

コンサートの後は、10日前に任命された在日イタリア
大使がホストとしたレセプションに、初めてイタリア大使館
公邸にお伺いすることができました。三田の慶應大学の
後ろにありますが、昔は伊予の松平家のお屋敷だったよう。
庭には巨大な池があり、歴史の風格を感じる、都会の
オアシスでした。ここなら、子供たちが庭でも公邸の中
でも走り回っても、スペースたっぷりで、まったくOK。
いただくことに妻と決めました。だが、誰も聞いてくれ
なさそう。。。

September 05, 2008

山の朝

080905_morning


山の朝は、清々しいですね。

マイナス・イオンに包まれて、
空気がおいしい。

昨日から、仲間達との合宿で
山梨県の大泉に来ています。

仕事する空間、そして時間からも離れると、日常の対話とは
違う次元のものが生じるので、色々と発見があります。

September 04, 2008

オルフェウス室内管弦楽団

080903_orpheus

指揮者がいないオーケストラ
ですが、実は、これはとても
面白い組織論です。

リーダーがいないのではなく、
皆が意見を言い合い、「let's
try」とリーダー役が回る。

.
.
一人ひとりがオーケストラで自分の「仕事」だけを
するのではなく、自分の仕事をしっかりと果たしながら、
全体への責任感もある。

いつも理想な人間関係がある訳ないですが、
「絶対に辞めたくないね」というコメントが印象的です。

お奨めのDVDです。
オルフェウス室内管弦楽団

September 03, 2008

英語版の原稿の停滞

子供たちが夏休みの宿題を終え、無事に
新学期を向かえている一方、父親は、、、、

「8月中に原稿のサンプルを書きますよ」
と某オンライン雑誌が希望していた9月からの
新しい企画コラムのお約束をまだ果たしていなく、
パソコンの端末とにらめっこしています。

1~2ヶ月ぐらい前には、日本語の原稿と
合わせて、英語版の原稿も書いて、インターネット
を通じて、日本から海外への情報発信を図る!

というような意気込みでしたが、いろいろと
バタバタしていて、なかなか手を付けられなかった
ところ、実際に書き始めてみたら、思ったより
気が集中できなくて苦心しています。。。

September 02, 2008

一夜明けて、思ったこと

日本では、首相の席が、こんなにチープであるという
ということは、「茶番劇」以外に、首相という存在を
特に必要していない国なのかもしれない。

これからの飛躍のために、ここを踏ん張って行こう
とがんばっている国民への侮辱としか、「客観的」
にも見えない。

形式は、一条件に過ぎず、表さなければならい
大事なことは、気持ち。

September 01, 2008

はぁ~?

帰宅し、妻とおしゃべりをしていたところ、
福田さんがテレビで何か言ってるなァと
聞き流していたら・・・、画面に「辞任表明」
という文字が現れました。

びっくり。なんと無責任な。
閣僚改造したばかりでしょ?

「昔だったら、こんな国、直ぐ攻められるわね」
と妻もカンカン。

それで、首相が辞任してしまった、いま、
どこかの国が攻めてきたら、どうするの?
大震災など天災が訪れたら誰が指揮を執るの?

あきれるのは福田さんだけではなく、報道が
辞任した首相の代理のことを直ぐに説明して
くれないことです。

だいたい、副首相って誰なんでしょう?
厚労相?

いまの自民党副総裁は誰なのか?
自民党のサイトを見ても、さっぱりわかりません。
それとも、現在は空席だから、幹事長が自民党の
主席になって、辞任した首相の代理になるのか?

明日の朝刊が教えてくれることを祈ります。

やっぱり、怖いほど平和ボケの国かもしれません。

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