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February 27, 2009

アフリカ朝食会

弊社のN君の紹介のご紹介で、タンザニア大使の
送別朝食会に参加しました。
20090227_africa
大使は、9年間に渡って日本に勤務され、在日アフリカ外交団
の団長でした。帰国されてから、半分の時間はビジネス、
半分の時間は日・アフリカ交流に務められるようです。

タンザニアと日本の交流関係は、なんと、江戸時代から
あったようです。40%キリスト教、40%イスラム教という
多様性ある国ですが、平和で、紛争などに悩まされたことが
ないようです。実際、他のアフリカ諸国からの避難者を受け
入れているお国柄です。

アフリカについて知らないことが多すぎます。

次期団長は、ガボン大使。在日アフリカ外交団
(African Diplomatic Corps)が最近オープン
したウェブサイト
をアピールされていました。
なかなか出来が良いものです。

他に、ザンビア大使、マラウイ大使、アンゴラ大使、
南アフリカ大使とご挨拶することができました。
和食の朝食会で、あまりお箸になれていない大使も
いらっしゃいましたが、お口に合ったでしょうか。

日本から見ると、アフリカというひとつの大陸しか
見えないのかもしれませんが、実は53ヶ国で、
多様な民族に溢れているところなんですね。

外交的に、なぜ、日本がアフリカと友好的な関係
を築くことが不可欠かとうと、国連で53票を持って
いるということになるのです。

一方、将来的に経済的な立場も高まります。アフリカ
大陸の人口は中国やインドと匹敵するからです。

本日、大使が口をそろえて言っていたことは、ODAは
大変ありがたいし、使い道は、教育、医療、食品
など活用している。しかし、これからの日・アフリカの
関係で求めたいのは、援助からパートナーシップ
(民間投資)の展開である、と。

また、N君が提唱している日・アフリカ・インドの
経済トライアングル構想は、とても面白いです。
インド人は歴史的にアフリカで商売をしています
から、日本はインド経由でアフリカにアクセスする
ということで可能性が高まるかもしれません。

ただ、某自動車会社の世界マップを先日拝見したら、
アフリカはヨーロッパ園、インドはアジア園として
本部を分けていました。Nくんの構想に可能性に
気づいている日本人は少ないかもしれません。

アフリカの熱い話をお伺いした後、窓の外を見たら、
なんと、霙が。。。。

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