「効率化」から「能率化」へ
昭和17年に設立された日本能率協会の
富坂良雄名誉顧問からお伺いしたお話に
よると、「能率」の定義が近年変わった、と。
従来は、「目に見える無駄を省いて、生産性
を向上させること」。
最近では、「経営資源の最大化」。
つまり、目に見える資源は氷山の一角であり、
水面下の目に見えない経営資源の最大化
である、と。
これは、
「効率化」=無駄を省く と
「能率化」=資源の最大化
の違いだなァ、とお話をお伺いしながら
感じました。
まさに、「機械論」から「生命論」への
展開の話であるし、コモンズがいう
30年投資の時間軸で、「見える資産」
だけではなく、「見えない資産」に投資する
という想いとシンクロしていることがわかり、
うれしかったです。
やはり、時代の潮流の大転換に私たちは
立っているのですね。