円卓会議
長年、ダボス会議で日本事務局の
お仕事されていた芹沢ゆうさんが
企画したRoundtable Japanに今年も
参加しました。
Deregulationのパネルへの依頼が
あったときは、ちょっと躊躇しました。
なぜなら、過去の30年は規制緩和
の下で世の中が繁栄してきましたが、
これからの30年は、規制強化という
環境の流れになりそうなので、「ある
べき論」に留まってしまうと思ったから。
でも、他のパネリストが色々なところでご一緒
させていだいいている『型やぶり』の方々で、また、
会場の参加者には内外の論客が多く、結構盛り
上がりました。
貸金業法の改正の議論では「それは違う、間違って
いる」という挑戦的な反論のシーンもありました。
「正しい、間違っている」ということになると、なかなか
話が収まらなくなりますが、ピリッとしたセッションに
なりました。
また、数年前の『善』であった「小泉改革」が、『悪』へ
とひっくり返っている現状に疑問を持つ発言もありました。
しかし、昨日、今日からかけての議論では、やはり
Pessimisticな内容が多いですね。厳しい現状の中
だけに、もうちょっと前向きな話をしたいのですね。