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June 12, 2009

自ら期待に応える

『日米ソフトパワー:地球的課題への取り組み』
というシンポジウムを聴講しました。

「ソフトパワーの根源」というセッションでは、
日米中という三極関係、北朝鮮問題と話が
展開し、何がソフトパワーの「根源」であるという
ところがまったくフォーカスされませんでした。

私は「人」だと思っているんですが。

そういう意味で、議論のべーズが国ではなく、
ひとつの国のなかでも「政府」、「会社」、」「人」
という三極関係があるという視点からソフトパワー
とは、と議論してほしかったです。

また、「将来に向けて」Looking Forwardという
セッションでは多くのパネリストの視点は、勉強に
なったものの、次世代がLook Forwardできるような
わくわくする視点はゼロ。問題や課題が多いのは
わかっているんですが、それだけじゃ~ね。

「ハーバード大は、日本人留学生の数を増やしたい。」
「ワシントン大では、スペイン語に続き、日本語がもっとも
人気高い外国語で、Waiting Listが80~100名ぐらい。」
だと。

第一セッションでGerald Curtis先生のご発言、
Popularity is not Power.  人気と力は違う。
なるほど、と思いました。

日本が、いや、日本人が自ら期待に応えないとね。

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