ニューヨークDAY2
朝から夜まで日程がびっしり詰まっていた一日でした。
IBMの幹部とのディスカッションで印象に残ったのは、
いかに大組織の伝統的な情報伝達が(ツイッターなどを
含む)ソーシャルメディアによって、いままでの常識と
異なる時代に入ったこと。
このスピード感が増す潮流を、「Can't Stop It」という
実態に対応しようとしている同社のスタンスと比べて、
日本の大企業は、どうなんでしょうか。
その後に面会したCoach
Lew Frankfort会長の
リーダーシップには感銘を
受けました。30年前に入社
した当時のCoachは、売上
6億円ぐらいのバッグ製造業
会社でしたが、現在は売上3200億円のブランドの
成長を成し遂げました。
品質の伝統を守りながら、コンサバ風のデザインを
若者向けのデザインへと革新したことも成長のカギ。
舵を切るときに失敗もあったと思うが、そのときに
どのように対応したのかと聞いたところ、その失敗の
元は、「Wasn't bold enough」と踏み込めなかったこと
だそうです。成長しようとしている企業が学ぶところが
多い名経営者です。
夕方は、Japan Societyで
Acumen FundやBlackstone
財団など、フィランソロピー
活動をしている数名との
ラウンドテーブルディスカッション。
現在の流行言葉のGreen(環境)に関してマーケティング上、
課題もあるという話がありました。やや、グリーン・バブルかも?
レセプションの後、団員の数名と帰り際にトルコ料理
をつまみながら、「職人のマネジメント」という話が
盛り上がり、ここに、今後の日本経営のヒントがある
のではないかと感じました。
いや~でも、最近のTimes Squareは、びっくりですね。
13年前にヘッジファンドに勤めていた時代に仕事を
して、住んでいたところですが、その当時のにぎやかさ
を増す、エネルギー。渋谷や銀座のネオンと比べて、
スケールが違う。。。