ワシントンDCDAY2
環境対策をコスト負担ではなく、
コスト削減のソリューションとして
大企業に提供するEnvironment
Defense Fund。年間予算が100億円!
のNPOです。
このようなスケールの仕事ができるのは、
Private Foundation(私的基金)からの
助成の存在。アメリカの知的エコシステム
の凄みです。
社会起業家であれば、誰でも知って
いる存在のAshoka Foundation。
PresidentのDiane Wellsさんたちと
面会する機会をいただきました。組織
やプロジェクトではなく、「人」に投資
することが何よりのレバレッジに
つながるという設立者のBill Draytonさんの真情に
よって支援事業を発展を図ってきましたが、最近では、
「誰でもChangeMakerになれる」という新たな方針で、
12~20歳向けのYouth Venture Programを世界的に
発展させることを計画しています。
Ashokaは日本代表を探しています。経験、思想、
情熱など、かなりハードルが高いですが 、ご関心が
ある方は、ぜひ、チャレンジしてみてください。
午後は現地で成功を成し遂げた日本人の訪問。
低所得層の移民に送金システムを提供する
Microfinance Corporation。そして、S&R
Technology Holdingsという創薬ベンチャー
の持ち株会社。製薬を化合物から商品化できる
のは、確率的には1万分の一回といわれますが、
なんと2回の製品化も成し遂げていて、もう
1つがパイプラインに入っているそうです。
日本国内の「エコシステム」だけでは、このような
方々、そして、会社は育たないのでしょうか。
夜は、Mindshareという現地のベンチャービジネスの
CEOとの交流会。今回、はじめて認識したことは、
ワシントンDCは政治の街だけではなく、ITやバイオ
のベンチャーが盛んな地域であることでした。