NYからワシントンDCへ
午前中は、ロックフェラー邸の視察。マンハッタンから
北へ車で1時間弱。ハドソン川が見渡せる、すばらしい
ところです。
ロックフェラー家のフィランソロピー(慈善活動)の話を
お伺いし、そのスケールとビジョンの大きさに圧倒され
ます。富は、「神のお陰で成し遂げた富なので、社会へ
お返しすることは当たり前」、英語でStewardshipと言い
ますが、米国のよき富豪が共通する価値観、使命感です。
ロックフェラーのアーカイブでは、渋沢栄一とJohnD.
Rockefellerの間の文通(実物)を用意してくれました。
米国型のおもてなしは、おおらか、気さくでうれしいですね。
午後は、ワシントンDCに移動。ここでも素晴らしい、暖かい
おもてなしをいただきました。25年前からの友人のMatthewと
奥様のPattyが我々をご自宅にお招きいただきました。
Matthewは、政府・民間間の回転ドアでキャリアを築いてきて
いますが(現在はState Department)、彼の人脈で政府や
シンクタンクの若手「知日派」の友人たちも招いてくれました。
ワシントンDCの知日派の存在が最近失せてきたという観測が
一般的です。そういう意味では、数少ない、貴重な方々で、
今夜の出会いを大切にしたいです。