社外取締役の独立性
今朝の日経新聞の一面。
東証1部上場企業の社外取締役の4割近くが親会社など
の出身で、経営陣からの独立性が低い懸念があることが、
民間の調査で分かった。東京証券取引所や民主党は上場
企業の経営監視を強める狙いで、経営陣と利害関係がない
人材を社外役員に起用するよう求める方針。
「利害関係がない」Independent Board Directorの
必要性は最もの指摘です。東証1部の企業であれば、必ず
社外取締役を選任すべしというガイドラインがあっても良い
と思います。社外取締役制度が「自社にそぐわない」と主張
するなら、どのような大企業でも、どうぞ東証2部に「降格」
していただいても良いのでは。
ただ、日本の場合、「利害関係がない方針」が定めれられると、
神経質になって、過剰に確固とした人選に自身を縛ってしまう
恐れがあるのが留意点。
「利害関係」Conflict of Interestと「乗数効果」Synergyの
違いは、かなり細い、ファジーな線で別れています。
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