中国古典と30年投資
今日のコモンズ30塾は、「中国古典と30年投資」の接点に
ついて考えてみました。講師は、私の「師匠」の守屋淳さん。
今回の30塾には関心が高く、参加人数が多かったですが、
はるばる大阪から(車で!)受講のために上京された熱心な
参加者もいらっしゃって、とてもうれしかったです。
私の本日のTake Away(お持ち帰り)は
デジタル(文明)のようにコピーできなく
伝達が容易ではないが、コモンズの30年
投資はアナログ(文化)で直感的で
オリジナリティがある。
でも、文化がグローバル化するには
①子供が好きになること、
②「論語と算盤」のように文化と利とつなげるというヒントが
ありがたかったです。
本日、中国古典で確認することができたのは30年投資は、
経験則の単純な延長の論理的なルールではないが、人々の
共感を呼ぶ合理性があること。
また、共感を呼ぶためには、
①文学を学び、表現力を身につける、
②歴史を学び、文脈(空気)を読むことも大切。
そして、共感を維持するためには、人格や品性が必要であり、
これは単に学問という知識(つまり、「見える価値」)に留まる
ことなく育成が必要であるということ。
守屋さんのお話は何回も聞いていますが、毎回、新たな
気づきを提供してくれます。本当にすばらしいです。
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