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December 01, 2009

バブルのあのとき

CIOの吉野と一緒にインタビューを受けましたが、トピックが
20年前のバブルのピークのとき。吉野は、さすがにスラスラ
と答えていましたが、私は、あんまりそのとき(1989年12月)
のことを明確に覚えていないんですよねー。

当時、債券のディーリングからFXオプションのマーケットメイク
の仕事に移ったぐらいだったので、そういう意味では株式市場
は「他人事」。株式を触ったこともありませんでした。

でも、あのときを振り返ってみると、あまり豊かさを感じません
でした。選択肢が少なく、急いでいないと出遅れるという感じ
がして。

そういう意味では、いまの方が選択肢が多く、画一的な価値観に
縛られることなく、豊かであるといえるかもしれません。。。
「草食系」というラベルもありますが。

しかしながら、あの時といまの最大な違いは資産価格より
目線の置き場所ではないかと思っています。あのとき、
平均的な日本人は「今日より、明日が良くなる」と思っていた。
いまの日本人は「今日より、明日が悪くなるだろうし、辛うじて
同じであれば救いもの」と思っているのではないでしょうか。

根拠ない自信(驕り)で、価格と価値の非現実的な乖離は
いずれ調整されるのでしょうが、目線を上に置くか、下に
置くかによって、本源的な「価値」も変わる。

理論的ではない飛躍かもしれませんが、共感から生じる
合理性があるのでしょう。

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