寄付という投資
「寄付」と「投資」は異なるもの?同じもの?
このような議論が、本日、パネルとして登壇したキャパシティ
ビルディング・フォーラムで展開しました。
第一部の基調講演は、ベンチャー・フィランソロピーの権威で
ある、Jed Emerson。 「価値のスペクトルには、目に見える
価値と見えない価値があります」という話は、まさにコモンズの
30年投資が「見えない価値」に投資するということとシンクロして
いたと感銘を受けました。
私は、寄付のリターンとは、必ずしも自分の(特に今の)目では
見えないものかもしれないが、自分の子供、孫、や次世代に
「お返し」があるものだと思っています。
見えないから、存在しないということではないのです。
よって、寄付は、超長期投資と言えると思っています。
夜の『論語と算盤』経営塾でも、この課題について塾生と語り
合いました。
「寄付が、何かの形でバリューを創っている」と言えるのであれば、
それは、「投資」ではないかという意見がありましたが、まさに
その通りであると感じました。
投資は、いつか「余裕」ができたらやるものではなく、無理がない
範囲であれば、いまからやるものである。そういう意味でも、寄付
においても同じことが言えます。
「正しい答え」を出すことに神経質になる前に、とりあえず、ちょっと
でもよいから動いてみること。これが、投資でも、寄付でも、大事
ではないでしょうか。
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