ESG,論語とそろばん、寄付文化
今日の午後は隙間がないほど日程が詰まっていましたが、この
ほうが昨夜のサッカー戦で睡眠不足であった自分にとっては
睡魔に襲われることなく、良かったかもしれません。。「社会性」
という意味で関連している3つの委員会/セミナーがありました。
経済同友会で、今年度は副委員長と務めている「社会的責任
経営委員会 」でこれからの活動計画について討議し、その後、
大和証券グループ本社CSR室長の河口真理子さんから
「今、そしてこれからのCSR:サステナブルファイナンス
~SRIからESG投資へ ~」というお話をお伺いしました。
河口さん、相変わらずのシャープな早口!SRI(社会的責任
投資)には、宗教倫理観をベースにしているという批判もある
のですが、そう意味では、ESG(Environment, Social,
Governance)という動きが欧米で本格化しているようで、この
傾向について、もうちょっとリサーチする必要があるなと感じ
ました。
それから、会場の東京銀行協会ビルヂングのクラブ関東
から日本工業倶楽部へ駆け足で向かい、渋沢栄一記念
財団主催の「論語とそろばん」セミナーで「21世紀の日本の
国づくり-「論語とそろばん」から学ぶもの-」というパネルの
モデレーターとして、シリウス・インスティテュート代表
(そして、コモンズの経営諮問会議)の船橋晴雄さんと
関西大学教授の陶徳民先生とディスカッションを行いました。
当初の定員は150人を設定していましたが、224人の申し
込みがありました。(実際の来場者は160人程度だったよう
ですが)大勢の方々にお集まりいただき、うれしい限りです。
モデレーターの権限として、パネルを時間通りに終了し、
こちらでもモデレーターとして登壇するコモンズ30塾
「リターンの本質とは ~寄付文化と長期投資~」へと
走って行きました。新丸ビルの東京21cクラブだったので
道を渡るだけで良かったですが。
こちらの会場もほぼ満員御礼で、佐藤大吾さん(チャリティ・
プラットフォーム代表理事 、ジャスト・ギビング・ジャパン
業務執行理事 )の熱いオープニングの後、NY在の
コモンるみさんとご一緒に対談し、日米の「寄付文化」の
違いなどについて考えました。
そして、会の後半は、来場された
皆様が、寄付のプロセスを体験
していただく試みを実施しました。
コモンズは売り上げ(信託報酬)の1%を寄付する制度を
設けていますが、その寄付先の最終候補についてグループ
分けでディスカッションをして、推薦していただくということを
企画しました。
ただ、はじめて実施してみる企画であるため、いくつか運営
課題が生じて、思っていたほどスムーズには実施できなかった
反省点がいくつかありました。皆さん、ごめんなさい!懲りず、
次回も、また、参加してくださいね!