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「復旧なんて言っちゃダメだよ!それじゃ、元に戻るだけ!」
黒川清先生の鋭い熱弁で一揆に目が覚める朝食会でした。
確かに「旧」に戻ることなく、これから新しい日本を築くときです。
「復旧」じゃなくて、あくまでも「復興」ですね!
これは、先生が代表理事(で私が副代表理事)のNPO,
医療政策機構の定例朝食会からのオープニングからの
ひとコマです。これから月次に開催する予定なので、ご都合が
よろしければ、ぜひ、ご参加ください。
最近、先生は「コトバ」にこだわっていらっしゃいます。
「日本語では『医療政策』というが、英語ではMedical Policy
と言わず、Health Policy、つまり『健康政策』という。」
つまり、もっと広義的な意味ですね。
したがって、英語ではHealth and Global Policy Instituteと
最近、改名しました。日本語では登記の問題もあるようで、
「日本医療政策機構」に据え置いていますが。
先生の持論では「自分のいるところから考えるな!」があり、
常に医療関係者に「外から」からの視点も持て、と発破をかけて
いらっしゃいます。だから、「医療政策」ではなく、「健康政策」と
いう広義的な概念が必要なのでしょう。
「自分のところから考える」という問題は、医療に限られたこと
ではなく、政治、役所、そして、もちろん、金融や資産運用の
業界も抱えています。
コモンズは、「対話」を通じて、私たちに運用を託してくださる
「お仲間」たちや投資先の企業というその他の「ところ」からも
考えることを取り組むことに努力しています。そのため、業界
の既存のルール、習慣、や思想とぶつかることが少なくありません。
今日の最後の締めくくりに、下記のビデオを見せていただき
ました。ちょっと気を緩めたら、涙がポロポロ出そうで、かなり
やばかったです。
まさに、「自分のところ」からではない視点からの作品。
「自分のところ」ではなくても、「自分」にジーンと響くこと
もあるのです。だからこそ、「自分のところ」ではない視点を
持つことが重要なんですね。共感とは、普遍的な人類の
資産です。
BGMは、韓国のチョ・ソンモという歌手の「カシナム」という
曲ですが、韓国語がわからなかった良かった。。。
間違いなく、涙に負けていたでしょう。
私の中には 私があまりにも多くて
あなたの休む所がないね 私の所には
虚しい希望たちであなたの楽な所ないね
私の中には 私が仕方ない
闇 あなたの休む席を奪って
私の中には 私が勝つことができない
悲しみ盛んな刺の林みたいだね
風さえ吹けば その不毛な枝お互いにもまれて
泣いたそうだ 休む所を探して
休む所を尋ねてくたびれて飛んで来た幼い鳥たちも
刺に突かれて飛んで
風さえ吹けばさびしくて またつらくて
悲しい歌を歌った日が多かったが
私の中には私があまりにも多くて
あなたの休む所ないね
風さえ吹けばその不毛な枝 お互いにもまれて
泣いたそうだ休む所を尋ねて
くたびれて飛んで来た幼い鳥たちも
刺に突かれて飛んで
風さえ吹けばさびしくて
またつらくて悲しい歌を歌った日が多かったが
休む所ないね私の中には私があまりにも多くて
あなたの休む所ないね
(DAUM音源より) 訳 yukky
カシナム(茨)歌詞・訳
今日は、同窓会でした。半年以上前から延期になり、
やっと予定が確定した最中で、世の中が自粛ムードに
捕らわれてしまいました。が、私たちは集まりました。
25年以上、集まっていないメンバーでした。
アメリカの大学を卒業してから帰国して使いモノに
ならない帰国子女の私を拾ってもらった財団法人で、
他のメンバーとしては就職先が決まっていた大学4年生
のバイト先。その後、付き合いが続いたのが、当時
アメリカの大学からのインターンで、今は、在日の
米弁護士事務所のパートナー。
あの時代から、それぞれのキャリアを歩んだ5名ですが、
このような形で再開できるような「平凡の喜び」が
うれしいご時世ですね。
まァ、アラフィーのおじさん達ですが、なんとか保っている
感じかな?しかし、次回、同じ周期で会うとしたら、、、
75歳かっ。。。!
先日、ある会合で、大手企業の経営者のご発言が印象に
残りました。
自分は、広島出身である。あの戦争の後に100年も
何も育たないところであると言われた。しかし、今は
色々なものが育っている。
やはり、生命の力はすごいなと感じました。また、想像を
絶する、あの残骸から再び、日常の生活を築き上げた広島の
(そして、長崎の)方々の底力は素晴らしいです。
いま、再び、日本人の、その底力が試されているのですね。
この2週間で予定がキャンセルなった方々がほとんどだと
思います。私もその一人です。
過剰と言えるほどの自粛による陰気という見えない魔物に
私たちは囚われている感じがします。予断を許せない事態が
長引いていますが、少しずつ、この陰気だけは克服したい。
そう願っています。
今月の月末のコモンズのセミナーは、一人でもいらっしゃって
いただけるようであれば、予定どおり実施しますと、応募して
いただいた方々に確認メールでご連絡ました。
そうしたら、複数の方々からレスをいただきました。
セミナーを実施してくれて、「ありがとうございます」と。
うれしかったですね。 とても心強いです。
それなりの人数に集まっていただけるようです。
ご関心があれば、是非、ご参加ください!
皆さんと一緒にディナーとドリンクを楽しみながら、色々と
語り合いたいです。これからの日本のために、近代化の
原点に振り返ってみて。
ディナー&トークセッション
“渋沢栄一の『論語と算盤』で未来を拓く!”
3月31日(木) 18:30 ~ 20:45
@WIRED CAFE NEWS日本橋三井タワー
会費 4000円(飲食代として)
【セミナー参加の応募は → こちらです ←】
Twitterは、本当に役に立つますね。
@hayano
【じゃ,WHOは何と言っている?】放射性ヨウ素の国際基準は
日本暫定基準の10倍.これ,WHOと違うじゃん,と思った人は,
WHOが出しているSITREP http://bit.ly/i2e2ZM の13ページに,
日本の基準は国際基準より一桁低いと明記してあること,
ご確認下さい。
It should be noted that the Japanese guildeline value is
an order lower than the internationally agreed
Operational Intervention Levels for I-131 (3000 Bq/kg),
Cs-134 (1,000 Bq/Kg) and Cs-137 (2,000 Bq/kg).
Iodine-131 is not a siginificant source of radiation
because of its lower specific activity.
IAEA General Safety Guide No. 2
確かに、繊細な日本人の安全基準が世界より厳しいという
ことはありえますね。
だから、大震災の規模の割には、被害が少なかったと
言えるのかもしれません。
すばらしいです!
コモンズの全国のお仲間の暖かいご協力のおかげで、
救済NPOのCivic Forceへの寄付チャレンジを開始してから
たった5日間で、目標を達成いたしました!
【東日本震災支援】 心をひとつに これからのために
http://justgiving.jp/c/4677
どうもありがとうございました!!
心から御礼を申し上げます。
この目標は「最低限」と思っていますので、ご協力に
ご賛同いただける方々は、引き続きどうぞよろしく
お願いいたします!
それでは、良い一日を!
心をひとつに、これからのために
書家の紫舟さんの勇気づけられる作品に深く感銘を受けました。
ぜひ、大勢の皆さんと共有したいと思い、紫舟さんのから
ご快諾をいただき、ご紹介させていただいています。
【日本一心】
被災された方々
そうじゃなくTVを見ている人も
自分や誰かを責めている人も
怒りの矛先を見つけようとしている人も
みんな みんな みんな
悔しくて 悲しくて やりきれない感情を抱え
美しい故郷を日本を なんとかしたいと思っている
国境を越え捧げられる被災された方々への祈り
世界中の人々と 国籍を越え日本に暮らす私たちと
多くの人たちが 心を一つにすれば
必ずや 成し遂げられると信じています
日本一心。
紫舟 拝
都内の環境放射線測定結果をチェックするのが日常に
なりましたが、1時間ごとの最新データでは、最近、落ち着いて
いた放射線量が本日の早朝から微増の傾向になっている
ことが気になっています。
これは、雨のせいなのか。風向きの影響なのか。それとも、
福島第一原発で新たな放射線の放出があるのか。
まぁ、、大した放射線量ではないので、それほど心配する価では
ないと思います。が、理由は知りたいですね。
数日前の冬戻りの気温の中、無理をして歩いたせいで
風邪をひいたのか。それとも、花粉のせいなのか。
鼻づまりが酷く、副鼻腔に圧力がかかっている感じがして
頭痛がするぐらいです。微熱もあり。
ぐ・・ぐるじ~い・・・
今日は、私の誕生日です。50歳になりました。
30年前、大学生であった自分が50歳になっている
自分の姿、どこで、何をしているのかは全く想像できて
いませんでした。30日前でも、全く想像できていない
MOST MEMORABLEな誕生日を迎えることができました。
これからの生涯、忘れることないでしょう。
ごく「普通」な朝を迎えられることを願っていましたが、
朝一から、ホントに素晴らしいプレゼントをいただきました。
昨日、コモンズの「お仲間」に送ったメールに、岩手県
のお仲間から返信をいただいたのです。目に涙が浮かぶ
ほど感激しました。
「この状況下において、人と暖かく関わり気を保つこと、
希望をもてることは、実に重要なライフラインの一つで
あることを強く感じます。コモンズ30はそのような力を
もつファンドだと思います。
引き続き、貴社に30年目線のしずくを預け、運用を
託します。よろしくお願いいたします。」
この1週間ほど、次々と現れてきた深刻な事態に心を
痛めつけられ、多大な被災を被った方々へコモンズが
出来ることは何なのかということに悩みましたが、その
答えを明示していただきました。
いままでの通りにやる。お仲間と共に30年ビジョンを
目指して、前進する。
託すこと。託されること。
この大切さを、今回、学ぶことができました。
コモンズ投信のお客様(業界では「受益者」と呼びますが・・)
を、私は「お仲間」とお呼びしています。そのお仲間への
お願いを、コモンズの広義的な「お仲間」にもお願いしたい
と思います。どうぞよろしくお願いいたします。
-----【コモンズのお仲間へご協力のお願い】------
ごく「普通」の朝を家族や仲間たちと迎えることができる
大切さを痛感する日々が続いております。
皆さま、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
ご承知のとおり、コモンズのお仲間は全国におります。
大震災の被災者となられた方々も多く、青森、岩手、
宮城、福島、茨城には74名のお仲間がおられます。
その内、10名が子どもさんです。
物流ルートが遮断された地域などに物質が届かない、
停電で寒い夜を暗闇で過ごすなど酷な生活に陥って
いる方々へ手を差し伸べたい。しかし、直接に出来ない、
ということに本当に心を痛めている方々は多いと思います。
ここには、やはり、現場に入れる専門部隊に託すしかない
という考えで、Civic Forceという大規模災害時に早期に
支援を行うNPOに個人的に初日から寄付いたしました。
このNPOに寄付した理由は、代表者の大西健丞さん が
この分野では日本の第一人者であることと、大震災が
起こったときの支援活動の取り組みについて、以前
からの交流で色々とお話しはお伺いしていたので
信頼性が高いと判断したからです。
コモンズでも何か出来ないかと考え、コモンズSEEDCAP
(社会起業家育成支援プログラム)の助成金(2010年の
弊社の信託報酬の1%相当)を、Civic Forceに寄付する
ことにいたしました。
コモンズの全国のお仲間のご協力も是非お願いいたします。
【東日本震災支援】 心をひとつに、これからのために
というチャレンジで寄付プラットフォームのJustGiving Japanで
寄付サイトを立ち上げました。
http://justgiving.jp/c/4677
サイトにご登録いただき、クレジットカードで簡単に寄付の
決済ができます。
既に、いろいろな形で大震災救済にご支援していらっしゃる
お仲間も多いと存じます。しかし、全国のお仲間から500円の
寄付をいただければ、簡単に達成できる目標設定にしました
ので、どうぞよろしくお願いいたします。
大震災の救済にあたって、コモンズのような小さな運用
会社ができることは限られています。ただ、全国のお仲間が
心をひとつになってご協力くだされば、これからのために
大きな力になれると確信しております。
どうもありがとうございました。
よい一日をお過ごしくださいませ。
この度の地震で被災されました皆さまには、心からお見舞い申し上げます。さて、当社が運用しておりますコモンズ30ファンドの基準価額は3月14日(月)には、817円マイナスの12,174円(-6.3%)、つれて15日(火)も、942円マイナスの11,232円(-7.7%)と、この2日間で大きく下落しました。【3月16日はプラス825円の12,057円(+7.3%)】
申し上げるまでもなく、11日の東北地方の大規模な地震と、それに伴う津波の影響で日本全国がショックを受けました。このように滅多にない大きな災害で株式市場が暴落するのは仕方のないことですが、それに加えて原発の事故がうわさや風評も交えて伝わり、パニックになる方たちもいたようです。
私たちコモンズ投信一同は長い経験を持った人材をそろえ、常識と健全な精神をもち、冷静な判断で行動するべく常日頃から鍛錬しております。株式市場の歴史では、戦争、自然災害、パンデミック、人為的大事故、などに直面してきて、その都度株価は短期的には下がって悪材料を織り込みますが、そのあと常に立ちなおって、再び成長するという循環を繰り返しています。
長い間には自然災害は避けられません。短期リスクを避けるために個人や外国投資家は売り逃げようとするかもしれませんが、コモンズ投信は長期投資を狙いとして設立しました。組み入れ銘柄は長期に発展を望める厳選優良企業です。そのような企業は今度のような災害に直面しても十分に耐久力があり、生産基地やサービス網も国際展開しているため、保有していても不安はありません。
今回のような何十年に一度の災害を経験しますと、ゲームチェンジ(価値観が変わる)が生じて、新たな価値観が発生します。たとえば家庭や工場ではエネルギー源の分散を広げるでしょう。外国人投資家は「原発からの被害をくい止める技術のある日本(マネジメント力)、変事に対応した団結する人たち、混雑に紛れての悪事をしないモラルなど」を評価して日本の信頼は高まるとも思います。言い換えれば今回の災いが変じて次の日本の時代を暗示しているような気がします。
私自身は40年以上の株式投資の経験があり、パニックには陥っていません。放射能にかかわる情報が落ち着けば、相場も下げ止まるとみています。昔から災害や事故、戦争や石油危機、為替危機などによる市場の下落はむしろ投資機会になるという教訓が多々あります。これからも今までと変わることなく、コモンズ投信らしく、みなさまの大切な資産を有効に活用させていただいて、投資効果を上げるように努力いたします。
CIO 吉野永之助
今日も「計画停電」が実施されました。
東京電力の記者会見の様子や各紙の論調では「責任追及」
という名目の魔女狩り的なスタンスが目立って残念でした。
一方、ソーシャルメディアでは、その既存メディアのスタンスに
問題視する書込みが多く、興味深い対立軸が浮かび上がって
きました。ユーザーたちの年齢層が若いのか、供給者に形成
される『世論』ではなく、需要者に形成される一個人の想い
なのか、メディアの多様性が日本にも芽生えてきた現象が
うかがえます。
「計画」でも停電になるかが決定できるのは、その直前である
ことは当たり前だと私は思います。電力を供給することを全力
を上げて尽くしているのであれば。
平素より、弊社をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
先週3月11日(金)に東北地方太平洋沖地震で、お亡くなりになられた皆さまのご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。また、行方不明となられている方の、一刻も早い救助を願うと共に、被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
まず、本日3月14日(月)から東京都の一部で計画停電が実施されておりますが、弊社は通常営業に行っておりますことをお知らせいたします。また、想定外の停電などへの対応については、オフサイトの二重のバックアップ体制を設けております。何かご不安な点やお困りの問題などがございましたら、下記までご連絡ください。
【コモンズ投信 コールセンター】
電話番号 : 03-3221-8730
電子メール : commons-call@commons30.jp
受付時間 : 9時00分~17時00分(休祝日を除く)
また、この度の地震の発生に対しまして、コモンズとしましては、被災者の方々や被災地の救援・復旧に役立てていただくため、可能な限りの便宜を図り全面的にご支援させていただく所存です。その一環として、第二回コモンズSEEDCAP(社会起業家育成支援プログラム)の寄付金(2010年の弊社の信託報酬の1%相当)を、公益社団法人 Civic Force(緊急即応チーム)http://civic-force.org/ という国内の大規模災害時に迅速な支援を行うための NPO/NGO・企業・政府・行政の連携組織に寄付することといたします。
さて、地震後の当日は首都圏地域でも、安否を確認しあい、お互いを励ましあい、困っている方々に暖かい手を差し伸べる光景が随所で見られました。秩序だった行動、相互扶助、支援活動、まさに「心をひとつに」日本人のDNAが覚醒した瞬間でした。世界各国からも賞賛されるこうした文化は、日本の復興を大きく後押しすることでしょう。
一方、企業側も積極的に被災地域の復興へ向けた取り組みを始めています。こうした中、長期投資家であるコモンズ投信は、震災に伴う一時的な日本経済の減速などを考慮しつつも、私たちのミッションである次世代に向けた行動をとりたいと考えています。長期投資家の特性を生かしてこうしたときこそ、上記のような日本の力強い国民性を信じ、しっかりとそして積極的に日本企業への投資をしていきたいと考えています。それがお客さまの長期的な資産形成に繋がり、わが国の復興に繋がることを確信し、微力ながら行動して参ります。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
コモンズ投信株式会社
会長 渋澤健 社長 伊井哲朗
大地震から二日間で、取材カメラなどが現地に入って、
被害者のみなさまのそれぞれのヒューマン・ストーリーが
画面を通じて浮かび上がってきて、涙がこぼれ落ちそうに
なる場面が何度もありました。
実は、私は(あまり教会に行かない)カトリックなのですが、
大勢の方々の安否を祈るために今朝はミサに参列しました。
その最中に、信じられない映像を次々と見た中で、角を
曲がり切れず、津波に飲み込まれたトラックの運転手のことを、
ふと思い出し、安否のことを心配し、急に哀しい想いに飲み
込まれました。
顔も知らず、自分とはまったくご縁がなかった方なのに、
この感情、何だろうと。
あのとき、自分だったら、どうしたんだろう。
ハンドルを切って、アクセルを踏むタイミングをちょっと
早ければ逃れたかもしれないのに。それとも、自分も
同じように、何が起こっているか信じられず、躊躇して
しまったのか。
ご家族と無事に再会できたことを心よりお祈り申しあげます。
この数日間、気持ちがテンぱっていましたが、和みを感じる
ひとときがありました。子ども達が今月分のお小遣いを
教会の地震募金に寄付すると自発的に言ってくれたのです。
うれしかったな。
まず、今回の大震災にで亡くなられた大勢の方々のご冥福、
また、重傷された方々の早期のご回復、そして、未だに行方
不明の方々が安全にご家族と友人との再会されることを心より
お祈り申し上げます。
一夜が明けて、東北の大災害の映像を目にして声を失いました。
また、自分の身近のところでも大勢のそれぞれのドラマがあった
ということがわかりました。
@p_hal: 昨夜は2時間歩いて帰宅。道のあちこちに「トイレ使って
ください」「このお菓子食べてください」など、この国の温かさを
再確認。被災状況が明らかになるにつれ心が痛みます・・・
@tamakiyuichiro:今朝、駅の構内のあちらこちらで聞いた
「ご親切にありがとうございます。」の言葉。内容は分からないが、
見知らぬ人同士が互いに助け合っている。日本という国の本当の
力を感じる。我々は必ず力を合わせて乗り越えていける。
@kzowashi:電車の中で、お互いに「ありがとうございました。」の
声多数。
@aquarius_rabbit:ホームで待ちくたびれていたら、ホームレスの
人達が寒いから敷けって段ボールをくれた。いつも私達は横目で
流してるのに。あたたかいです。
このような危機状態に陥ったときに日本人のあたたかさや規律に
海外から絶唱の声が多く集まってきます。
NYTimes Opinion
Sympathy for Japan, and Admiration
この悲劇で、日本人は自分たちがが失った、いや、忘れていた
何か大切なものを思いだしたようです。
ただ、勘違いしてしほしくありません。
あたたかさは日本人だけにあるものではありません。
今朝から、多くの海外の知人から安否の確認のメールが
入ってきています。ありがたいですね。
また、最近、話題になる隣国からも。
東北地方太平洋沖地震で中国が日本に支援を表明
あたたかさは、日本人だけでなく、全世界の人類が共有する
ものなのです。
最初は、ミーティング中にお尻で微妙な振動を感じました。
「あ、ゆれてる」
「かなり、強いね」
「本棚から離れた方が良いかも」(笑い)
と、やりとりしていたら、本当に本が落ちてきました。
家族、会社への連絡は携帯は、全然つながらず。
かろうじて携帯メールが送れました。
外へ避難したら、ミッドタウンタワーが揺れていることを
肉眼で確認できました。2階で、あれほど揺れたのに
あんな高いところはどんなに揺れたんだろう。
1995年の阪神大震災直後に、念のためにと思って
携帯を買いましたが、大震災のときに、まったく使えない
ということがわかりました。
9・11のときに米国滞在中で、その教訓で、電話は
つながらないけど、メールが使えたということをすぐに
思いだしたのですが、携帯メールでは、なかなか送れず、
また、妻が自分に返信したメールは、3時間後のいまでも
戻ってきていません。
ミーティングを強行した後、徒歩で帰ることにしましたが、
ぞろぞろと人が大通りに歩いていました。帰宅ラッシュの
ちょっと前だったので自分はラッキーでした。
使えると思っているものが、本当に使いたいときに、
使えないということを、しっかりと覚えておきたいです。
「安心安全」はダメです。「安心」していても「安全」では
ないのです。
あくまでも、「安全安心」、「安全」だから「安心」です。
いまの日本社会は、過去の高度成長と人口構造の時代に
築かれた年金金制度、医療制度、労働力構成、政治体制、
等が残っていて、それを現在の低成長と人口構造に合わせる
ため、公的負債が積み上がっています。
持続性のために積み上げるべきものは、言うまでもなく、
負債ではなく、資産です。
客観的に見れば、誰でも、「リセットが必要」という同じ結論に
至るでしょう。ただ、ただ、主観的には「そんなことが起こったら
大変だ」と皆、同じ気持ちを感じるでしょう。
日本社会の近代化では二回のリセットがありました。維新と
敗戦です。そのときは、それまでの常識が崩れ去ったので
確かに大変な出来事でした。
が、その後は、空前の成長と豊かさに恵まれました。
リセットはゲーム・オーバーということではないのです。
もう一回チャレンジしたいからリセットするのです。
スイス老舗のプライベートバンクの最年長パートナーと
お会いする機会をいただきました。1796年に設立され、
未だに非公開パートナーシップで運営。ご本人は7代目
だそうです。
多くの金融機関が提供する「プライベートバンキング」は、
プロダクト(金融商品)を富裕層に売りつけるビジネスですが、
「プライベートバンク」は、プロダクトプッシュ(押し売り)しません。
"Quick trade"という目先の快楽(リターン)より、世代を超える
"Sense of Continuity"を提供するサービスです。"We don't
sell products, but rather wisdom"だそうです。
目先の益より、「価値の保全」が何より優先するプライベート
バンクですが、ここで、ふと思ったのは、日本の一般的に
求められる安心安全は、価値ではなく、価格かもしれない
ということです。「元本保証」ということは簿価割れしないこと
です。つまり、現金。
デフレ環境では、現金を持つことは正しい行為です。
ただ、世代を超える持続性の場合、現在の延長線を真っ直ぐ
引っ張ってデフレが永遠と続くというシナリオは非現実的です。
いずれ、インフレ時代が訪れるかもしれないというシナリオも
考えるべきです。
インフレの時代では、現金は価値の保全にはなりません。
つまり、100円という「価格」が同じでも「価値」の保全には
ならないということです。この認識は、すごく大切なことなの
ですが、果たして、どれくらいの日本人が「価格」と「価値」
の違いがわかっているのか。。。
7代目ご本人は、価値の保全のため、現金ではなく、金を
保有されているとか。このように、200年の実績を築いた彼らが
考えるのは資産を分散することによって、真の価値の保全と
なることです。
その200年の間で、彼らの推測によりすますと「ショック」が
40回もあったようです。それを乗り越えることができたのは、
「価格」重視ではなく、「価値」重視であったということは言う
までもありません。
しかし、話を聞けば、聞くほど、コモンズが目指しているサービス
と老舗プライベートバンクが築いてきたサービスと精神が似て
いるなぁと感じました。
もちろん、コモンズの場合は一部富裕層に限定している訳では
なく、日本全国からの「ファミリー」の資産の価値保全のお手伝い
しています。
ただ、同じように、商品(ファンド)の押し売りには全く興味あり
ません。むしろ、私たちの知的ネットワークを、私たちの「お仲間」
と共有することに努めています。
まぁ、200年超の実績と比べると、コモンズは2年超になりますが。。
これから、です。
朝から余韻がずっと、頭の中でエコーしていて、一日中、
思わず口から飛び出しそう・・・ 困った。
Raven hair and ruby lips,
sparks fly from her finger tips.
Ecchoo voices in the night
she's a restless spirit on an endless flight
wooo hooo witchy woman, see how
high she flies
woo hoo witchy woman she got
the moon in her eye !
昔、あのときのフレーズ、あのときのリフが、よみがえって
取り付いている。まるで、魔女のように。
最近の音楽では、このような感覚は味わってないなァ。
カフェカンパニーの楠本さんと夕食会。以前から、じっくりと
お話をしたかったので、うれしかったです。
楠本さんが運営するお店のひとつCafe246で、いろいろと
美味しい有機野菜などのグリル料理を楽しみましたが、
面白いなぁと思ったのは、楠本さんのお店づくりでは
「ストーリー」が先にあって、「メニュー」は、それに合わせて
変化していること。
普通、「メニュー」有りきで、「ストーリー」がつくられるという
感じがします。しかし、これは、つまり「商品」有りきではなく、
ストーリーが先にあって、それに商品が合わせられるという
考え。実は、本来の日本型の感性の「モノづくり」の原点に
ここがあるのかもしれないと感じました。残念ながら、この
モノづくりは昨今、失せている感じがしますが。
また、サービス産業では「ホスピタリティ」が命ですが、
楠本さんのお店ではスタッフに「いらっしゃいませ」とは
言わせないようです。その代わりに「こんにちは」や
「こんばんは」らしいです。
つまり、カジュアルである「仲間」意識の方が、目と目が
同様なレベルで合った目線で接することができて、「お客様」
という壁をつくるより、真のもてなしができるという考えです。
なるほど~。 自分もコモンズに投資してくださる皆さんを
「お客様」といわず、「お仲間」と言っていることと同じ感覚ですね。
また、カフェは「メディア」であると楠本さんはおっしゃります。
私は、運用会社とは、投資という見えない世界を「見える化」
するという意味ではメディア会社であると思っていますが、
楠本さんのメディア(カフェ)のイメージは情報の「たまり場」で
あると。
なるほど~。 そういう意味では、コモンズが目指している
ところと同じですね。
イーグルスのコンサートを観に行きました!
2007年にリリースされたLong Road Out Of Edenツアーで、
バンド結成の40周年を記念しています。すごいですね。
私がアメリカでの10代、20代の生活のシーンではいつも
彼らの曲が流れていました。
16年前のHell Freezes Over Tourで来日したときに観に
いったメンバーの内、4人と今回も一緒に。(JPモルガン時代
の友人たちですが、その一人が数年後、妻となった。。。)
アリーナ席のど真ん中でしたが、ステージが遠い。。
しかし、心に響くギターソロを久しぶりに体感しました。
「おじさん」から「おじいさん」の領域に入っているバンド
メンバー(1947年~1948年生まれ)ですが、12~13年後
の自分も現役としてバリバリやっていたいですね。
シブサワ・アンド・カンパニーの10周年設立日に、心強い
お祝いとなりました。
Desparadoかと感じる日々もありますが、やはり、
Take It Easyですね!
草食投資隊のUSTREAMセミナーを開催しました。
@yokanaiさん の試みで6回のシリーズ化するということに
なっていますが、今回は、その0回目。今後の方針について
オン・カメラで語り合いました。メインカメラがライブで接続
できなく、急遽、私のPCで中継したというハプニングもあり、
いままでの草食投資隊セミナーとは一味違う展開となりました。
録画バージョン(極一部)は ↓ こちら。
これからのシリーズ化ですが、こんなラインアップになります。
1)「第一歩を踏み出す」 投資はブラックと思っていたが、
実は、そんなことなく、こんな見方があるんだ。
2)「投資信託の仕組み」 お金を社会に働き出す。
3)「草食系投資と肉食系投資の違い」 コツコツと積み立てる
投資とは
4)「チョクハンRevolution」 既存金融機関と比べて、独立系
の付加価値とは何か。
5)「ORではなくAND」アクティブ投資、インデックス投資
6)「時代潮流の変化」 草食投資隊が目指すところは何か
次回の第一回目は5月19日を予定!
「草快塾」シリーズとしてネーミング(仮)されました。
【草食投資隊が語る快心な投資塾】
どうぞお楽しみに!
土曜日に琉球大学で会った学生たちから、次々とお礼の
メールが入ってきています。うれしいですね。
今まで自分で自身を囲んでいた「枠」から、一歩踏み出した
彼らは、発表中、やや緊張しながらも、とても良い表情を
していました。
不確定な未来へ、「枠から一歩踏み出すこと」。そこには
それまで気づいていなかった世界があった。
これは、まさに長期投資だな、と彼らに教えてもらいました。
おカネが社会に循環しなければ、経済は停滞します。
経済が停滞すれば税収入が上がらず、国は借金を返す
ことができない。
もし、国が借金を整理しなければならないという事態に
直面した場合、三つの選択肢しかありません。①税率を
高める、②借金の棒引きする、③借金の価値を下げる。
現在の流れは、①ですね。「減税」を挙げて、ポピュリズム
を煽る政党が野党として立ちあがるぐらいですから、与党
としてかなり現実性が高い政策オプションなのでしょう。
でも、これでは、経済の更なる停滞は避けられないです。
②は、ありえないと思うのが普通です。日本政府の借金は
Too Big To Fail大きすぎると破たんできないという考えです。
ただ、日本政府に前例がない訳ではありません。明治維新
と終戦のときです。歴史は繰り返すことない?たぶん。
しかし、同じリズム感の時代のうねりはありますね。
③デフレは悪。だからインフレ政策が必要というロジックです。
ただ、インフレとは、現金の価値を減らすことで借金の価値を
減らす策でもあります。これが、ハイパーインフレとなれば、
現金の価値は著しく「元本割れ」してしまいます。現金は
安心安全と思っている国民は、このリスクについてどれほど
わかっているのでしょうか。
④何もしないというのは選択肢としてあり得ないはずですが、
今の政局の流れはこれに最も近いですね。
4日前の日本の北端から南端へ。
南国のまぶしい太陽を期待したのですが、残念ながら曇り模様・・・
草食投資隊が再び沖縄に上陸しました。琉球大学が主催する
草食投資家に学ぶキャリア創造 &
東京インターンシップ成果発表
「家」ではなく、「隊」ですが。、ま、いいか。
@yokanaiさん も東京から駆けつけてくれて、USTREAM
中継も実施しました。どうもありがとうございます!
大勢のリクルート姿の学生および現地の応援者が来場してくれ
ましたが、「お互いに自分の夢を語って」とお願いしたところ、パッと
顔の表情が明るくなりました。やはり、笑顔は大切な資源ですね。
第二部は、学生のトークセッション。司会は沖縄のトークタレントの
比嘉周作さん。第一部の司会を務めていただいたSweetSmileと
ミスキャンパスで構成されているNPO/NGOのPRをお手伝い
する団体の山崎ひな子さんと須藤真里奈さんと共に学生三人が、
会場の質疑を加え、これからのキャリアについての希望や懸念に
ついて語ってくれました。
第三部は、東京インターンシップを体験した学生たちの成果発表。
「一歩、踏み出した」皆さんへエール!
これからも、いろいろな「世界を見て」多いに刺激を受けてください。
数年後、気づいたら、もっと、もっと踏み出していると思いますよ。
皆さん、どうもありがとうございました。また、5月にお会いしましょう!
楽しみにしています。
昨日のセミナーにお招きしたACEへ寄付をあてる「コモンズ
未来くるキャンペーン」の私の「1年間で2500キロを歩く
チャレンジ」の月次報告です!
連休と月末にはペースダウンしたので、ちょっとヒヤヒヤ
しましたが、上旬の「貯金」で助かりました!
2月の実績:
徒歩: 299,168歩
距離: 209.64キロ
一日平均: 10、700歩
累計: 681.2キロ
達成: 27.2%
3か月で25%以上クリアできたから、順調ペースですね。
大勢の皆さまの応援(ACEへの寄付)のおかげです!
サイトに登録すれば、カード決済で数千円単位で寄付
できますので、他の皆さまもどうぞ応援をよろしくお願い
します!