きょうは、コモンズ30ファンドの投資先のお二人のCEOとの
対話に恵まれた、充実とした日でした!
朝一に、エーザイの取締役兼代表執行さh長兼最高経営
責任者(CEO)の内藤晴夫さんがわざわざご丁寧に弊社まで
お超しくださいまして、ざっくばらんなディスカッションを行う
機会を頂戴しました。
内藤さんがおしゃった印象的なキーワードに「輝くタレント」と
いう表現がありました。つまり、「チームプレイ」も大事ですが、
それが、良い訳になってしまう場合も少なくない。やはり、
中心的人物にオーナーシップを持ってもらうことが、新しい
創造には不可欠ということです。
その変わりに、「これ」という人物の研究開発には10年と
いう長期間を会社としてコミットメントする。これは、「規模」
ではなく、「質」を追求するエーザイだからできることです。
また、ウガンダへ熱帯地の疾患のための薬を提供することは
単に一般的にいわれる「CSR」ではなく、会社として「超長期
投資」である内藤さんのご説明にわが意を得たりと感じました。
次回は、コモンズの「お仲間」向けの対話もお願いしましたので、
いずれ、Commons Executive Outlook シリーズにお招きしたい
と思っています。
さて、そのCEOシリーズの歴史的?な第一回のゲストとして
今夜登場していただいたのが、ローソンの代表取締役社長&
CEOの新浪剛史さん。
長期投資と「対話」を通じて、経営者と個人投資家の距離感を
縮めることが、コモンズの創立理念でありますが、その実践に
快くご協力いただいた新浪さんには大感謝です!

冒頭に10分ぐらいのご挨拶をいただきましたが、それから
1時間30分はQ&Aという、とても贅沢なお時間をいただき
ました。
他の同業他社と比べて線が引かれるところは、コンビニは
全て同じではなくて良いというのがローソンの経営方針です。
地域の特徴やニーズに合った、現場の個性に応じて店づくりに
心がけている一方、「改革は現場からは起こらない」と、高い
目線で世の中を見渡して、経営判断を下す重要さについて熱く
語ってくださいました。
同業他社と比べて配当が高いのは、新しいコンビニ事業モデル
にチャレンジしているリスクの代わりにという説明には納得。
また、ディスカッションを通じて、経営判断を支える長期資本が
現在では乏しくなっている問題も浮かび上がってきて、まさに、
コモンズの設立の想いに触れることができてうれしかったです。
何よりうれしかったのは、新浪さんを含め、会場の笑顔でした。
皆さん、楽しんでいただけたと思います。これこそ、コモンズが
目指す「対話」です!