リーダーシップと歴史観
40年間続いている某研究会の合宿で、歴史観から基づく
リーダーシップについて東京大学の山内昌之先生のお話を
二日間かけて拝聴しました。先生のお話の情報の量と質は、
いつも大変リッチなので、頭の中がパンパンになります。
リーダーには職業や使命感の観点から『倫理的理解力』
(ethical literacy)、つまり、『常識力』が要求されるという
ご指摘は、自分の通常の講演ネタの新たな示唆につながり
ましたので、さっそく、次回に(明日)使おうと思ってます。
また、太平洋戦争という戦時という有事においても軍の司令官
の人事が年功序列と入省番号(つまり、テストの点数)に
甘んじて、実力という適材適所を徹底しなかった。一方、米国の
司令官人事は実力不足が判明すると即時にクビになるという
極めてシビアな体制。この違いが敗戦の大きな理由という
ご指摘は、現在の日本社会の体制にもつながります。
現在の日本のリーダーは、「歴史観が教養として入っていない
ことが怖い」というメッセージに日本社会は耳を傾けるべき
ではないでしょうか。