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August 31, 2011

小さな希望

小さな希望を積み重ねよう

自分に大切な人のために
                    【こ ど も ト ラ ス ト】
Kodomo_trust


私自身の長期のつみたて投資との出会い、
そして、コモンズ設立の原点が、
ここにあります。

August 30, 2011

織り込んでいないプラスの面も

まったく期待していなかった民主党代表選ですが、一晩寝て、
ちょっと考えを改めました。

国民の声が届きにくいところで国家の長を選ぶ政治プロセスに
大きな課題があると思っています。しかし、5つの候補者のうち、
現財務大臣が次首相になるということは、特に世界の金融危機
という逆境において、継続性という意味では評価できることです。

また、地味で期待感が薄いところ、それ以上の仕事をすれば、
それは、「織り込んでいない」ので、プラス方向に貢献すると
思います。

与党を「まとめる」ことより、日本を再起動する。
政党および権力は「目的」ではなく、「手段」のはず。

もともと、国政を通じて日本をいい国にしたいという高い志で
政治に人生をかけた方と察しますので、初心にもどり、目指して
いた首相の席を有効につかってほしいです。

August 29, 2011

持続性価値とは誰がつくるのか

企業の「持続性価値」(Sustainable Value)は、コモンズ投信に
とって、ご縁の有無の最も大切な判断材料になります。

いうまでもなく、持続性価値がない企業が、これから「30年」も
繁栄することは不可能ですし、そもそも存続性が問われます。

では、この持続性価値とは、誰がつくるのか?

間違いなく、それは、政治・政府ではありません。国民の期待や
希望が届かないところで、こんなにコロコロと首相が変わる国で
持続性価値がつくれるわけがないのです。

持続性価値とは、社会において価値創造に従事(Engage)する
一人ひとりの活動の集積によってつくられます。ビジョンを共有
できれば、この集積率が高まります。

投資も価値創造の大切な手段のひとつです。よき会社を通じて
よき社会に持続性価値を創造する資本が集積されれば、そこから
「共感資本」が生まれます。

共感資本を通じて、持続性価値をつくりたい。

これが、コモンズが目指しているところです。

でも、一人では出来ません。日本全国から一人ひとりが「お仲間」
として寄り集まってくることによってビジョンが実現となるのです。

August 28, 2011

最高の徒歩数

今日は、歩きました。

「1年間で、2500キロ(およそ北見~那覇の直線距離)
 =1日平均一万歩を歩きす」
チャレンジを始めてから
最高の徒歩数。

21,500歩(およそ15キロ)

それも、家から徒歩の送り迎えのおかげで。

寄付の目標達成率は74%。
自分の徒歩数も70%強。

後、3ヶ月残っていますので、引き続き応援をお願いします。
どうぞよろしくお願いいたします!!

August 27, 2011

パペット【puppet】

パペット【puppet】 → 「あやつり人形。また、指人形。」

国民のことをバカにしているの?
と、昼食のそうめんをすすりながら怒る妻。

政策ではなく、人事で決まる政党の代表が首相となる国の
不幸が、決して、最小化できるわけがないですね。

どんどん国民(自分も含めて)が政治に対して無関心に
なってくる民主主義国の堕落。。。 

なんとかしないと。政治だけに任せたら日本のグランドデザインは
描けない。実現できない。

August 26, 2011

丹羽と神戸の同志と語る

昨夜は、愛知県の丹羽青年会議所にお招きいただきました。
中小企業の二・三代目の経営者の集まりですが、日本の
近代化社会の「30年周期」、「智情意の常識力」、「知・好・楽」
の講演内容に特にご関心をいただいたようです。

丹羽郡は、トヨタの下請け業者が多いので、結構きびしい
局面を迎えていたようですが、工作機器製造者の足元の
業績は急ピッチで回復しているようです。

ただ、懇親会の会場を提供してくださった焼肉屋を経営者は
風評の影響で、特に子供連れのお客さんが急激したと嘆いて
いました。確かに、意図的に避けていた訳ではありませんが、
最近、家族とよく行っていた近所の焼肉屋さんへ最近は全然
行っていないということに気づきました。

夜に、神戸で「論語と算盤」経営塾関西版の初回を
実施しました。主催してくださる地元でローソンのフランチャイズ・
オーナーによると「コテコテの関西人」の塾生を集めてくださった
ということだったので楽しみにしていましたが、期待に応えて
いただきました。

皆さん、最初はやや緊張されていたようですが、小グループに
分けたディスカッションになると、お互いの話のボルテージが
どんどん盛り上がり、「は~い、お時間ですぅ~」と言っても、静
まること全くなし。。。神戸は熱い。

しかし、このように、日本各地で同志と「これからの日本」について
語り合う機会に恵まれ、本当にうれしいです。

August 25, 2011

円高対応緊急パッケージ

昨日、「円高対応金融パッケージ」が発表されました。

1000億ドル(7.6兆円)という規模は眼を引くよう規模ですし、
日本企業が現在の「超」円高を利用して、海外資産を戦略的に
獲得するところを後押しすることはいいですね。

ただ、これは、「実弾」なのでしょうか?

ひっかかるところは発表では、「円高対応緊急ファシリティ」
という言葉d明記していることです。ファシリティとは、通常、
融資枠のことを示しますので、エクティ出資をするような「ファンド」
や「基金」とは性質が異なります。

SWF(国家ファンド)の構想は、昔からあって、自分自身も
提唱者の一人でありました。ただ、考えを改めたのは、一体
誰が運用責任を持つのかということについて、日本政府
(や政治)がからむと、それが見えなくなってくることであり、
この課題を解決することなく、SWF構想はありえないなと
思うようになりました。

今回の構想では、JBIC(国際協力銀行)を経由して活用する
ということになっています。海外案件でドルの需要が生じたときに
外国為替資金特別会計を通じてFB(円建ての短期国債)を
発行して、ドルに転換するという流れになると思います。

JBICは、旧日本輸出銀行なので、これだけでは、新しい取り
組みには見えません。つまり、今回の創設されたのは、政策
融資のファシリティであり、エクイティのファンドではないと思います。

エクティ出資の場合は、JBICではなく、産業革新機構に任せる
ではないでしょうか。そういう意味では、これも新しい取り組み
には見えません。

産業革新機構が日本版SWFに一番近い存在ですが、既に
たくさんの案件に検討しているようなので、次々と新たな案件
に投資できるか課題があります。

また、「1年間の時限措置」という意味では、既にデュー
デリジェンス(精査)などを終えた、角度が高いM&A案件に
しか使えません。時限措置を付けたという意味では、関係者と
充分な根回しができていなく、とりあえず、出しましょうという
「パッケージ」という匂いが強いです。

August 24, 2011

日本企業にいま大切な資本

スラスラと読めてしまいますが、とても心強い本です。

20110824_nihon_kigyo
一橋大学野名誉教授の
中郁次郎先生と早稲田大学
商学学術院の遠藤功先生の
共同作の「日本企業にいま
大切なこと
」を読みました。

目新しい内容はありません。
過剰なコンプライアンスの弊害、
一見すると「ムダ」と思えること
あっても新しい発想を導く役割、
経営と現場の一体感こそ日本の
優位性など、当たり前のことが
書いてあります。

でも、すごく共感を覚える内容で、自分の講演ネタと重なる
ところが多かったです。

「当たり前」のことですが、このような企業が存在して繁栄
するには、応援してくれる長期資本が不可欠です。

このような長期資本を供給することがコモンズの使命だと
再確認できました。

しかし、その使命の思いだけではダメです。

やはり、共感を覚えてくださる方々が、コモンズに投資を託して
共に動いてくださらないと、野中先生や遠藤先生がご指摘
されるような日本企業を長期資本を通じて応援できないのです。

お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします!

August 23, 2011

中国テレビ局の取材

中国の国営テレビ局のCCTVのインタビューを北区区飛鳥山の
渋沢史料館で受けました。

20110823cctv

戦後初めてとなる「日本文明」の特集で、この夏は日本全国を
取材に回っているようです。このような友好的な趣旨の番組を
国営メディアが作成しているとは、良い意味での時代の変化を
感じます。

渋沢栄一と論語など中国古典の関心や(最近では中国で人気が
高まっている)蒋介石との交流の話から入り、栄一が考えた
日本型資本主義【合本主義】や「論語と算盤」の意味などを
紹介しましたが、とても関心深かそうに話を聞いてくださいました。

「論語と算盤」とは、日本が急成長した時代の思想なので、そういう
意味では、現在急成長している中国社会には普遍的な示唆を
提供できたのではないかと思います。

印象的だったので、プロデューサーとカメラマン(二人とも、それなり
に名が通ったプロのようです)のやりとり。どのようにショットを撮る
かという議論というか、自分にはケンカのように聞こえたのですが。
でも、別に仲が悪いということでもなさそうでした。

互いに主張をぶつけるのが中国という大陸のスタイルなんでしょうね。

さて、最終的にはどのように編集され、どのようなショットになって
いるのか・・・

August 22, 2011

コモンズから書籍プレゼント

コモンズ投信で新規口座を開設された新しい「お仲間」へ感謝の
気持ちとして、8月上旬に出版した「日本再起動」を抽選で10名の
プレゼントいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!

20110822book

「日本再起動」の原稿となったのは、2004年から3.11までの
「シブサワ・レター」です。これは、「シブサワ・レポート」あるいは
「メルマガ」と呼ばれることありますが、自分として、あくまでも
自分の日常生活の中で感じたことを、いままでご縁があった
方々へにお伝えする「お便り」です。

1998年の日本の金融危機のときに政策関係者(政治家や官僚)
に直接マーケットの声を届けようと思い立ったことが「レター」の
由来です。

国会便覧から代議士の名前を調べ、また、それまでのお知り合い
の官僚の方々へ「速達」の封筒でお送りしました。最初は30通
ぐらいだったと記憶しています。

小学二年から米国育ちの自分として、市民社会の一員として、
市民を代表する議員に生の声を届けるということは当たり前のこと
でした。ただ、その声が届いているという実感がなければ、これほど
永く続くことはありませんでした。

それまで面識がなかった大物代議士からの呼び出しのご依頼を
頂戴したり、また、知り合いの官僚から「○○議員が与党の会議
で渋澤さんのレターを提言の例として紹介してましたよ」という
ありがたいフィードバックもありました。

永田町・霞が関以外の方々へ「レター」をお送りし始めたのは、
自分が独立してからです。その最初は某大手会社の経営者
でしたが、この執筆活動のおかげで「若手の意見が必要だ」と、
経済同友会へのお誘いをいただき、場違いであることを承知
しながら、入会しました。

日本の財界の方々と同じテーブルに着きながら、議論を交わす
ことによって、新たな刺激、新たな気づき、新たな出会いに次々と
恵まれました。

日常生活において私たちは色々な方々とお会いします。名刺に
アドレスが掲載されているということは「メールで連絡しても良し」
と勝手ながら解釈し、挨拶がわりとしてレターをメールでもお送り
し始めました。

自分にとっては、もしかすると、人生で一回しかお会いできない
方々にも、何かご縁でつながっていたいという思いでした。

もちろん、忙しい毎日ですから、「迷惑メール」と思われる方々も
少なくないでしょう。即時、ゴミ箱へもあるでしょうし、実際にお断り
の返信もありました。

ただ、「面白かった」、「いつも読んでます」というフィードバックも
いただいていたので、プラス思考で、レターをお送り続けました。

一方、財界の経営者を中心に郵送も増えていたので、経済的
観点から「速達」を普通郵便に切り替えたり、郵送が500通に
達したときには、さすがに、メールやファックスへの切り替えを
お願いしました。しかし、現在でもレターを郵送でお送りしている
方々がいらっしゃいます。

レターは、自分の日常生活の雑音の中から、良きご縁のおかげで
響いた思想を自分なりにまとめ、それを発信することによって、
良きご縁がつながり、更に広まることの媒体です。

毎月、月末ごろに白紙を睨んで悩むときが多いですが、いまの
自分の存在にとって、切れない存在になっています。

意識しているメッセージは、これからの人類の世の中のために、
いかに良い日本社会を、私達現役世代の一人ひとりの思いと
行動によって、後世に残せるかです。

財産という資産は下手をするとなくなくなりますが、言葉が共感
資産となれば、それは、なくならないのです。

August 21, 2011

為替市場いわく日本に政治は不要?

普通の民主主義の先進国であれば、その国の首脳になるべき
人物を候補者から選考するプロセスは少なくとも一年ぐらいは
かけています。

それと、比べるとは我が国の政治プロセスは、土壇場になって
どさくさ。そして、1年も持たない内に、辞任・解散という仕切り
直しの話になる。。。ホントにお粗末です。

マスコミも、このことについてはあまり問題視しないようです。
総理大臣の回転イスが無くなると、ニュースのネタやスクープが
減ると思っているのでしょうか?マスコミが問題視しないようで
あれば、世論も流されるだけ。

今年の4月に、朝日、日経、読売の読み比べサイトのあらたにす
の新聞案内人に「知事選制度の再設計を」というコラムを書き
ましたが、こちらの選挙プロセスも同様に深刻な問題を抱えて
います。

こんな政治の国が、相対的に強い(信用が高い)という為替市場
の判断も笑っちゃいますね。そういう意味では、為替市場は、
日本は、国民が坦々と生活するだけで十分回るので、政治家
リーダーシップは不要と言っているんでしょうかね。

August 19, 2011

偶然の連鎖

今日は、不思議な日でした。

朝の通勤の地下鉄に乗ったら、そこに昔の会社の元同僚のYさん
が偶然に乗っていました。お会いしたのは何年ぶりでしょうか。

ランチは、留学生活から一時帰国しているK君と一緒に八重洲
方面に。分かれた後、東京駅の地下街で、鋭い切れ味の持主の
Kさんとバッタリ。「こんなところで、何、してんの?休暇中?」と
聞かれました。

今日は、アポが入っていなく、暑いだろな~と期待したので、
ポロシャツ姿。ただ、スコールの後、寒いぐらい・・・

Kさんと別れて、200歩ぐらい歩いたら、今度は切れ味が
シャープなエコノミストのSさんとバッタリ。これも、何年ぶり
の再会。「休暇中?最近、何をしてるんですか?」と聞かれ
ました。

そして、地下道を歩き、東京国際フォーラムの地下で、今度は
昔、昔の会社の同僚のAちゃんが歩いてくる。彼女と会うのも
何年ぶり。「こんなとこで、何してるの?」と、また、聞かれました。

こんなに多くの知り合いと次々偶然に会うのは初めて。
びっくりしました。

そう考えると、日常にすれ違っているけど、互いに気づいていない
知り合いの方が、もしかしたら多いのかもしれないですね。

August 18, 2011

富山からお便り

富山にお住まいのコモンズの新しい「お仲間」からポストカードを
いただきました。 

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コモンズ30ファンドの設定来、コモンズ投信に口座開設して
いただいた方々一人ひとりにお礼のおはがきを書いています。
(ホントは人に見せるべきではない、汚い自筆で。)

ときどき、このように、お返事のおはがきを頂くことがあります。
わざわざご丁寧に、うれしいですね。

運用会社が新規顧客へ口座開設のお礼の言葉を書面で示す
ことはめずらしいことではないと思います。しかし、なぜ、印字
の礼状ではなく自筆で書くことに自分はこだわっているのか。
なぜ、「お客様」と意図的に「お仲間」とお呼びしているのか。

それは、自分自身が、電子媒体を通じてやりとりしている忙しい
毎日の中、自筆のはがきを受け取るとうれしいからです。

そして、コモンズを通じて社会的イノベーションを起こしたいと
思っている自分のビジョンにご賛同していただいた、日本全国の
一人ひとりとのご縁をありがたく、大切にしたいからです。

他がやっていなかったイノベーションとは、こんな小さなところから
始まるのと信じています。

「そんなのきれいごと」という批判はあるでしょうけど、自分に
とって、これはビジョンなのです。

一緒にコモンズを立ち上げた創業者と株主は仲間たち。日々、
一緒にコモンズの仕事をしているメンバーも仲間たち。そして、
一緒にコモンズに投資を託してくださる皆様は、今後のコモンズ
の発展に不可欠な仲間たちなのです。

August 17, 2011

変革者の脳みそ

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日本経済新聞の編集委員の
三宅伸吾さんの新刊です。

Googleの脳みそ
変革者たちの思考回路

しかし、これは、グーグルの本
ではありません。

グーグル創業者のように
イノベーションを生む変革者の
思想回路を例に、これからの
元気なニッポンのために、「ルール」の存在を尊重しながらも、
それらに縛られることなく、「社会にとってよいことだと思えば、
まず果敢に挑戦する」マインドのススメです。

リセット(再起動)しなければならない日本にとって、とても
タイムリーな書籍だと思います。

僭越ながら、私のシブサワ・レターで示した「最小不幸社会」
への懸念を引用していただきました。大勢の識者のお考えが
ご紹介される中、「お仲間入り」をしていただき、大変光栄でした。

その中でも目を引いたのがソフトブレーンの宋文洲さん
『きれいごとが大嫌い』という引用でした。「この20年間の
日本の低迷の背景を『本音をいわず、きれいごとばかりに
はまったのが重要な原因だ』」と。

確かに、それは、そのとおりだなと感じます。

ただ、実情にそぐわない「きれいごと」と、彼方を目指す「ビジョン」
の違いは何になるのでしょうか?

たとえば、
眼に見える結果でしょうか。

あるいは、
揺らがない意志でしょうか。

きれいごとには共感しないでしょうが、ビジョンには共感するでしょう。
きれいごと事ではコトは動きませんが、ビジョンではコトが動きます。

三宅さんがご指摘されるとおり、「本質をつかむ能力がなければ
『それは、きれいごとだ』ときっぱり言い切れない」のでしょう。

場合によっては、ある人の「ビジョン」が別の人の目には「きれいごと」
にしか写らないのかもしれない。それは、おそらく本質がきっぱりと
伝わっていないと感じました。

真の変革者には、その本質をつかむ能力だけではなく、それを
きっぱりと伝える能力があるのかもしれません。

August 16, 2011

先進国の借金

「借金」とは、いま手元に無いお金を他人から借りて、将来に
返済することです。つまり、将来に返済する「アテ」がなければ、
借金すべきではない。当たり前のことです。

その「アテ」とは、成長です。これも借金の当たり前の原則です。

ただ、その「アテ」がどうしても不可能であると判断したとき。
その借金が返済されないこともあり得ます。これが借金の現実。

したがって、個人でも、企業でも、国家でも、借金している場合、
この同じ原則と現実でが存在しているはずです。政府は、個人
や企業と異なり、税金徴収という権力がありますが、収入源が
必要という意味では同じです。個人や企業と政府の違いがある
とすればそれは猶予期間だけかもしれません。

成長を描けない政府が借金を増やす。

これは、当たり前のことではないのです。

成長が無ければ「アテ」がなく、「アテ」がないのであれば、その
借金は返済されない。というシナリオは「想定外」ではないはず。

先進国の成長を描くことができない成熟社会へと転換したとき、
借金による国家体制を運営している先進国の借金はどうなるのか。

August 15, 2011

多次元へとリープ

マルチバース(多次元宇宙)が存在するとすれば、何もない場所の
混沌とした揺らぎから誕生した
可能性がある。

                 ナショナルジオグラフィックから引用

多次元宇宙から比べると、現在の日本の政局はチリにもならない
ちっぽけな存在です。ただ、現在の日本の政局も「何ものない場所
の混沌とした揺らぎ」という誕生の前提は同じです。

今までのの延長ではなく、どこか多次元へとリープする、という期待は
持ちたいですね。

August 14, 2011

復興という光明

本日の日経新聞の社説、「8・15を思い、3・11後の日本を
考える」には、考えさせられました。

「日本がまったく無くなるという結果にくらべて、少しでも種子が
残りさえすれば、さらにまた復興という光明も考えられる」という
8月14日の御前会議においた天皇のお言葉で現在と比べると
どうなんでしょうか。

逆に、誰も日本がまったく無くなるという危機感がなく、残って
いるのは過去の成功事例の「種子」より「しがらみ」ではない
でしょうか。
この状態では、復興という掛け声は絵に描いた餅になるのでは
ないでしょうか。

カギは、社説に紹介されたとおり、「物としての日本は壊れたが、
日本人の心は失われていない」というハワイ元知事のジョージ・
アリヨシの戦後日本の観測です。確かに被災地のみならず、
今回の大震災および原発事故で日本全体で「何かが」変わった
という感じがします。

相変わらず変わっていないのは日本の政治だけでしょうか。
これは、一面コラム「新しい日本へ」でイアン・ブレマー氏も
問題視しています。

これほど世界から敬意を示された日本人が、政治を通じると
これほど世界から批判されなければならないのか。

ブレマー氏がいう「日本が国際舞台で果たす役目はとても大きい」
という期待に応えることも善意の日本人の心が意識することに
よって真の復興という光明が輝くのでしょう。

August 13, 2011

我の詠み

20110813_issa
やかましや
セミの鳴き声
一茶の里

う~ん・・・・

風情なき
途方にくれる
我の詠み

ですね。

August 12, 2011

ロンドン暴動

ロンドンの友人によると、暴動はどうにか落ち着いてきたようです。

20110812_londonriot

「一般の若者が暴徒化して
 大都会の様相が一変する
 様は、静かな日本の生活に
 慣れた私には衝撃的」と
 感じたようです。

私を含め、同じような感覚を
覚えた日本人は少なくない
のではないでしょうか。

財政の規律。当たり前のことですが、それが暴動という社会
問題へとつながるとは日本では「想定外」でしょうが、これからの
欧州の厳しい時代が見えてきました。

大勢の逮捕者が出ましたが、「歳出削減の折からあれだけが
刑務所に収容できるのか 疑問」とか。。。

日本では若者が暴動を起こさないという辛口も聞こえてきますが、
ロンドンで暴動を起こした若者が特に「主義主張があるわけでもなく、
遊び感覚でやっている」そうです。

そういう意味では、日本人の若者たちの方は、「平和ボケ」かも
しれませんが、はるかにまともですね。

また、今回のロンドン暴動では「ブラックベリーの機能を使って号令
がかかり、暴徒となって街を襲撃」したようですが、逆にSNSを通じて
冷静に規律を保つように声も広まったのでしょうか。

いずれ、未知の世の中に踏み入れたような感じがします。

August 11, 2011

8月のインベストライフ

「長期投資仲間」通信for a Better Lifeインベストライフ
8月号が出ました。

マーケットの突風が吹いていますが、振り落とされないように
「しっかりと、つかまって!」という思いで今月の表紙を作成
しました。

20110811investlife

デモ版は無料体験できますので、どうぞお試しください。

August 10, 2011

草食投資隊プラス:ライフネットの出口さん

昨夜の『草食投資隊プラス』にライフネット生命の社長の
出口治明さんをお招きしました!

「国語をやめて、算数で考えよう」、つまり、言葉やレトリックでは
なく、ロジックやファクトで判断しようというご指摘は、「長期答弁家」
草食投資隊の耳には痛かったですが、そのとおりですね。

「レガシー」(既存大手)の生命保険会社に支払う保険料のうち
販売手数料がおよそ5割!というところ、ライフネットは、それの
半分以下。手数料を意識的に開示している保健会社は他に
ないそうです。

パッシブ運用(インデックス)と比べるとアクティブ運用の1%の
信託報酬は「高い」という主張される方々は、ご自身の保険料
のうち、どれくらいが手数料になるのかご存知なのでしょうか?

もちろん、これは、保険総額ではなくて、保険料に対してなので、
運用会社の販売手数料や信託報酬とは違います。ただ、運用
会社・販売会社は、手数料の情報開示が義務付けられている
のに、なぜ、保険会社は義務付けられていないのか。。。?

色々と考えさせれる題材を出口さんにご提供いただき感謝です!

今回の『プラス』では、新たな試みとして健康志向のお食事を
提供する結わえるにケータリングをお願いしました。

炊いてから3~4日間熟成させる「寝かせ玄米」のおにぎり、
もちもち感があって、おいしかったです!

August 09, 2011

Buy Low、Sell High

世界のマーケットが荒れています。

もう降りたい、と船酔い気分の方々も多いと思います。

しかし、長期投資という時間の旅に出航したのであれば、
嵐の覚悟は必要です。「○○年に一度」と言われますが、
最近の感覚だと3年に一回ぐらいでしょうか。

つまり、「30年投資」だと、10回ぐらいです。

そんなとき、どうするのか?

答えは、「いつもとも同じ」です。淡々と積み立て投資を
実施することです。

未来は一直線に訪れません。永遠たる右上がり相場は
ありませんし、逆に底なしの海底へと沈むこともありません。

未来は、大波のようにうねりながら到来するものです。
相場は、「欲望」と「恐怖」に引き合いです。

短期的な「恐怖」に市場が捕らわれているとき、長期投資は
淡々と買います。無理ない範囲で。手に汗をかけずに。

この図は、ちょっと極端な例です。

Photo

が、積み立て投資の場合、右上がり相場より、うねる相場の
ほうが、遥かに遥かに有利であるということがわかります。

投資で成功する基本中の基本は、短期的でも、長期的でも、
Buy Low、Sell Highです。

いまは、どちら?

August 08, 2011

「論語と算盤」@熊谷

きょうは熊谷法人会でお話する機会をいただきました。熊谷市
渋沢栄一の出身地の深谷市と隣接する町で、合併の話もあった
ようですが、実現しなかったようです。いずれ、栄一の故郷なので
関心が高い方々が多く、暖かくお迎えいただけるのでありがたい
です。

これから、二回のシリーズで「論語と算盤」経営塾のショート
バージョンを実施する予定です。栄一の生まれ故郷の皆さん
が「論語と算盤」をどのように解釈されるのか。今後の展開を
楽しみにしています。

20110808_kumagaya_2

次回は、この絵が飾ってある
熊谷商工会議所の会場で
11月に実施される予定です。

熊谷というと、日本一気温が
高い地域
として知られて
いますが、この頃になれば、
涼しい風が吹いてくれるかな。

August 07, 2011

日本は先にやっているから?

アメリカに永住している父によると、今回の米国債の格下げに
ついて共和党、特に極右のTea Partyは大騒ぎをしているよう
ですね。オバマ大統領と民主党は、前政権の負を引き継いだ
という見方もできると思いますが、政治の茶番は、どの国でも
同じかもしれません。

欧米の「先進国」のいままでの経済成長モデルが財務レバレッジ
だったとすると、日本は欧米の先進国の後を追っていたのではなく、
ひょっとしたら先にやってしまっただけかもしれないですね。

高レバレッジで成長を先取りしているはずなのに、民主主義では
有力な解決策を出せず、低成長という現状から逃れることができ
なくなる。これが、今後の欧米先進国の行方だとすると、すでに
やっている日本は有利な立場? ・・・だから、相対的に円が強い
のでしょうか。

August 06, 2011

グローバルヘルスのサマープログラム

日本医療政策機構東京大学大学院医学系研究科国際保健
政策学教室
が共催した「 グローバルヘルス サマープログラム
の最終報告会に審査委員として参加しました。

20110806globalhealth

10日間前に初対面であった20名の若者たちが4班に分かれて
取り組んだアサインメントは「ポリオ撲滅」へのアクション・プラン
でした。短期期間という制限の中で、彼らは問題定義を整理し、
解決策を提案しなければなりません。

私自身、ポリオという病名は知っていましたが、現状については
無知であったので、学生の説明により、大変勉強になりました。
それぞれの視点で解決策を提案してくれましたが、私の評価が
高かった班は、キーワードの創出そして溢れるパッションで
「伝える力」が高く感じたところでした。いずれ、全員の高い志には
深く感銘を受けて、心強かったです。

既に現地の現状を体験している若者もいれば、「自分は、すぐにも
行きたいです!」という若者もいる。互いが互いの良い刺激に
なっているということが一目瞭然です。最近の若者は、たいした
ものです。

しかし、なぜ、ポリオなのか。

およそ70億人の地球の人口の内、年間に病症が発生する患者が
数百人程度と言われていますので、誤差の範囲ですでに撲滅
していると言えます。

学生からは明確な答えはありませんでしたが、「世界の子ども達
のQOL(Quality of Life)を高めたい」、「撲滅達成されたという国々
で最近、再発生し始めている傾向」というヒントはありました。

指導教員の先生いわく「例をつくりたい」でした。つまり、グローバル
ヘルス向上の一環で色々な疾患治療・予防に取り組んでいますが、
「撲滅」というケースはポリオが極めて近い。しかし、達成できて
いない。というところに「例をつくる」ということに意義があるそうです。

最後のプレゼンのしめくくりに印象的なメッセージを学生が発して
くれました。「ポリオをネガティブに捉えるのではなく、世界でヤング
リーダーを育成するというポジティブな観点からも考えられるのでは
ないでしょうか。」 まさに。 


August 05, 2011

科学的根拠

ある現象を説明するときに科学的な検証は、もちろん大切です。

ただ、「科学的根拠」によって判断すべきということが絶対的に
正しいとは思っていません。

所詮、データの取り方によって、賢い「専門家」であれば、どんな
「結果」を描けますから。

「科学」とは、人類の情報伝達の手法です。自然界という極めて
アナログ的な存在を、デジタル・コードに置き換えることによって
説明能力を高めているのです。

伝達や説明能力が高まることは、必要なことですが、必ずしも
「正解」の精度を高めているわけではありません。案外、伝える
ために、実像を削っているのかもしれません。

運用業界の「投資分析」や「説明責任」にも、同じようなことが
言えますね。

August 04, 2011

【月次報告:7月】2500㌔チャレンジ

児童労働問題に取り組むACEへ寄付をあてる「コモンズ
未来くるキャンペーン
」の私の「1年間で2500キロを歩く
チャレンジ
」の月次報告です。

6月の不本意の結果を7月では何とか再びペースを取り戻す
ことができました。

20110804_justgiving_2

7月の実績:

徒歩:    321,498 歩
距離:    224.91 km
一日平均: 10,370 歩

累計: 1,733.3 キロ

達成: 69.3%

引き続き、応援をお願いします!


日 時:2011年8月20日(土)14:00~16:00にACEと共同企画
を実施します!

   「おいしいチョコレートの真実」

親子で、是非、ご参加ください!

August 03, 2011

大地の余韻

今回、十勝の各地を回ったことで改めて思ったことは、植物、
昆虫や小動物の数と種類が豊富なことです。北国のとても短い
夏の間、生命が一気に、一生懸命に生きている。

そんな感じがします。

20110803_frog

今日は、十勝の最後の日。特に予定が決まっていなく、
気のまま車を走らせたら、海にたどり着きました。

20110803_beach結構、良い波が立っている
ビーチ・ブレイクでしたが、
サーファーどころか人影が
全くいない。

海に入る格好していなかった
のですが、とても贅沢な空間
の独占に恵まれました。

崖の上から見る海は、自分が
大学生の夏を過ごしたサンディエゴ
のシーン
がよみがえってきます。

砂利道でレンタカーを傷めつけながら、内陸へと再び向かい、
北海道の解放感あるドライブを楽しみながら(山を越えるときに、
また砂利道を通過して)帯広市内へと戻りました。

そして、こぢんまりした帯広空港から1時間40分ぐらいで
羽田空港と大都市の混雑に戻ってきました。

大地の余韻を心の中にしまいこんで。

August 02, 2011

十勝のスナップショット

数日間ぶりに北海道十勝のワイアレス接続圏内に戻ってきた
ので、過去数日間のスナップショットの一部をご紹介します。

霧の中、然別湖に向かいましたが、湖の近くから晴れてきて
神秘的な朝の湖の姿を体験することができました。

20110802_shikaribetsu

2時間半ぐらいのトレッキング・・・・

20110802_hiking2_220110802_hiking1

頂上で素晴らしい絶景に恵まれました。

20110802_hiking3

こんなところから携帯の電波が入ったことには、ちょっと感動。
スマホに移行しても、やはり、このカバレッジは捨て難いと
感じましたので、他社への「浮気」は無いな、と思いました。

北海道を代表するシーンのナイタイ高原。天気はいまひとつ
でしたが、気持が晴れました!

20110802_naitai1


August 01, 2011

日本再起動

20110801_reset

新しい単庫本を出版することが
できました。

「日本再起動」

8月4日の販売予定です。
が、予約注文できます(笑)

私が1998年から毎月書き続けて
いる「シブサワ・レター」を2004年
から3・11までの内容を書籍として
整理したものです。

そのときそのときの「思いつき」に
過ぎないかもしれませんが、
これからの日本への想いがたくさん
詰まっていますが、共感を覚えて
くださるところ、新たな気づきを提供
できるようであれば、うれしいです!

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