11・11・11
きょうは、2011年11月11日。
自分の人生で二度とない、「1」が並ぶ日です。
実は、今日は渋沢栄一の命日でもあるのです。
80年前の1931年11月11日とその日も「1」が並びました。
栄一の葬儀の日には、(現在、渋沢史料館がある)飛鳥山の
自宅から青山斎場に向う車列はおよそ80台で、沿道では
3万人ともいわれる人々が葬列と見送ってくださったようです。
多くの人から愛されていた幸せ者だったんですね。
いま、栄一がいたら、何を考え、何を言い、何を実行したのか。
日本企業のガバナンスや責任感。 →大王製紙、オリンパス
日本国の未来ビジョン。 →TPP
日本の国力の根元にある民間力を結成し、信用を高めることに
生涯を奉げた栄一の思想は「論語と算盤」でした。つまり、
人間として当たり前のこと当たり前にやることを心構え、
現状維持に固辞しなく、持続可能性を最大限すること。
栄一の肉体的な存在がこの世には存在しなくても、精神的な
存在が私たちを見守ってくれて、激励してくれている、
と思ってます。
たまたま予定に入っていた講演で、「論語と算盤」で未来を
拓く、と言う話をした後に、懇親会へと流れ、帰宅する際に
地下鉄駅へと向かったら、栄一さんがいた。 偶然?
それとも、必然?
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