睨むバリのランチの番人
バリの会議の一日目が終了。オフレコの会議なので、自分が
感じたことだけを簡単に整理してみると。
☑ ASEANは経済圏としてEUを注目していたけれども踏み込め
なかっただけに、今回のユーロ情勢については、「やっぱり」と
思っているよう。
☑ 自分が想定していた以上に、ASEANは米中の対立軸に
懸念している。再び「冷戦」が訪れるかについては、意見が
分かれている。自分は、これについては、どちらかというと
楽観派です。つまり、昔の冷戦時代と比べて、いまの時代の
経済連携の値が深い。
☑ アジアは多様性に満ちている。しかし、その中でルール
ベースの必要性が指摘されるが、むしろ大切なのはCommon
Groundというプリンシパル・ベースではないか。(これは、明日の
プレゼンで話す内容とシンクロしている。)
☑ 現在のユーロ圏や米国の情勢を、世界経済のエンストと
いう見方ができるが、むしろ、アジアにとって大変面白い機会
とも考えられる。21世紀の成長はアジアと言われていて、
それは単に輸出重要だけではなく、内需、つまり、インフラ
整備という社会構築のニーズがある。日本を含む、アジアの
豊富な貯蓄を欧米債券へ循環させることだけなく、アジアの
成長のために使うというビジョンも描きたい。
そんなときに、コモンズみたいな小さな存在でも出来ることが
あるのではないかと、想像の視野が広がりました。
バリのランチで睨みを利かせた
番人(スイカから進化した!)にも、
「そうだ、やるべし!」と言われた
感じがしました。(笑)
一方、こちらは夕食前のバリ・スタイルの歓迎ダンス。
目線がいいね!
この子は、怖い! 戦士のようですねー