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January 31, 2012

日本の未来の主役に応える

日本の将来推計人口の平成24年1月推計が国立社会保障・
人口問題研究所
から発表されました。見慣れている、現在の
日本の「ひょうたん型」の人口構造、そして、未来の推計の図が
色付きでバージョンアップされています。「青」が現役世代を
示しているようです。

これだけ見ると、未来について、あまり楽観的になれないですね。

【現 在】
20120131_2010

【10年後】
20120131_2020

【20年後】
20120131_2030

【30年後】
20120131_2040


しかし、、、見えますか?

戦後初の大きなパラダイムシフトが日本社会に2020年ぐらいから
訪れて、2030年から2040年には、はっきりと起ります。

民主主義国家において、社会のあり方を決めるのは、人口の
層が一番多いところです。2030年~2040年になると、どの層が
一番厚いでしょうか?もはや団塊の世代ではありません。

団塊ジュニア、つまり、現在の30代半ばから40歳ぐらいの年齢の
日本人が、未来の日本の主役になるのです。

で、これを見てください。

20120131_commons

これは、コモンズに未来形成の一部を託してくださっている
「お仲間」の年齢分布です。既存の金融機関のほとんどが
取り込めていない(彼らは、お金を持っているところを狙いに
行きますから)年齢層が、コモンズのボリュームゾーンである
ということがわかります。

つまり、コモンズは、日本の未来の主役と彼らの子ども達の
ニーズを今から応えているのです。 コモンズのお仲間たちは
高度成長時代の先輩世代が築いた社会福祉制度に頼るだけ
では、自分たちの豊かな持続性が描けないとわかっているのです。

だから、彼らたちは、いまから、自ら、自分と自分の家族の未来の
ために動いているのです。それをお手伝いするのが、コモンズの
使命です。 Share the Vision!

January 30, 2012

文芸と世代間

きょうは、財界人文芸誌の「ほほづゑ」の同人懇親会に出席。
入会してから、ずっと最年少でしたが、この数カ月で同年代の
方々が入会してきたので、末席がだんだん温まってきました。

50代で若手、、、って笑えますか? でも、最年長のHさんが
今年91歳と今回わかってびっくり。かなり、しっかりされている
ので、10歳ぐらい年齢が「若い」と思っていました。

ただ、去年に亡くなった方や退会された方々もいらっしゃり、
60名弱となった同人ですが、面白いことに、人口層が一番
多いはずの団塊の世代の方々がほとんどいらっしゃいません。
特に男性は。

なんでしょう?まさか「文芸」に関心がない世代でないでしょうが、
何か世代間や時代背景の理由があるような気がします。

January 29, 2012

一日中、家にこもる

早朝のベッドの中で、原稿の下書きぐらいにしておいて、のんびり
と過ごそうと楽しみにしていたのですが、溜まっていた複数の
別の原稿の確認などなどに気づき、結局、一日中PCとにらめっこ。

家から出たのは送迎のシャトル運転手の役目を果たすだけ。まぁ、
外は寒くて、風が強かったので、今日は基本的にインドア派で
良かったのですが、、、

今度の週の後半には講演のために新潟出張。数か月前にお引き
受けしたものですが、1~2月って、現地は雪なんですね~。天気
予報によるとかなり積雪の予報が。。。日帰りは、止めよう。

January 28, 2012

単年度のマインドセットという障壁

昨夜、神戸で開催している「論語と算盤」関西塾で現地の経営者
の塾生が、取引先の会社の工場閉鎖が相次いで、商売が厳しく
なっていることを嘆いていました。

31年ぶりの日本の貿易赤字は、単にマクロデータではなく、地元
製造業企業にとって深刻な社会問題であるということが伝わって
きます。

しかし、時代が変わり、世界の市場や競合も変わっているところ、
前の時代のあり方に固執しまうと未来が拓けません。環境が変化
したところ、進化できない種は絶滅してしまうということは大自然の
法則です。

もちろん、日本全ての製造業が空洞化するわけではなく、新しい
時代でも強い種が生存し続けることは間違いないです。ただ、
日本の「ものづくり」のプライドと驕りの境目は、実は、細い線
だったのかもしれません。

「もの」がなかった金融業界も驕りの時代がありました。ただ、過去
20年間は、著しい変化の繰り返しで13の都市銀行が、現在では
3行のメガバンクになり、人材も流動化しました。ただ、未だに
「投資」という概念が根付いていないのが金融業界の現状です。

「貿易大国」の本が所得収支黒字を経済成長に活かす「投資立国」
へと進化できるかは、日本人のマインドセットにかかっています。

これは、政府にも同じことが言えます。単年度予算というマインド
セットから解かれないと、「投資立国」を促進する政策展開は
限定的になるのは明らかです。単年度予算→単年度に定量化
できる「数」が執行評価の尺度になり続けると「ばらまき」も続き、
ます。「消費」と「投資」は、違うのです。

単年度のマインドセットは、投資の最大な障壁です。

January 27, 2012

投信の配当規制

本日の日経新聞トップ記事、「投信 配当しすぎ歯止め」によると
金融庁が法改正を検討しているようです。通常、規制強化は
反対に回る場合が多いのですが、今回については大賛成です。

元本を食いつぶしても配当を毎月分配という「ニンジン」を個人の
目の前にぶら下げて、パクリと食いつくことこと想定に投信を
設定するとは良識ではありません。

「我々は、顧客のニーズに応えているだけ」は、販売手数料
収入によって、予算、ノルマ、営業目標を達成するという誘惑に
負けている良い訳に過ぎず、本当に顧客の視点からの発言
には聞こえません。

仮に、投信が配当・金利収入と運用益だけから配当を分配できる
という法改正になったときにクリアにしなければならないことは、
年度でファンドが含み損の常態のときです。配当・金利収入を
合算すればトータル・リターン的には損失なので、その場合は、
配当を分配することが規制されるかです。

また、ぜひ、金融庁には国税庁と調整してほしいことがあります。

「運用益」が実益ではなく、含む益の場合でも投信が分配しないと、
それは「税金逃れ」と指摘されるかもしれないということが投信
会社の懸念事項になっています。

本来であれば、長期投資家の立場からいえば、複利(利益の
雪だるま)効果を高めるため、基本的に投信は配当を分配
すべきではないと個人的に思っています。

解約したときの運用益で課税できますから、国の方針として
個人の長期投資を促進するのであれば、単年度の税徴収という
思考から解かれなければなりません。

January 26, 2012

続いている支援

2011年のコモンズSEEDCap(前年の収入の1%を社会起業家
の応援として寄付するプログラム)は、東日本大震災後の緊急時
のアクションとしてCivic Forceへ寄付し、JustGivingという寄付
プラットフォームで呼びかけたところ、大勢の方々からご賛同を
いただきました。

また、現在でも「エボランさん」という方がネット収入の5%を
毎月寄付し続けてくださています。本当に素晴らしいですね!
【東日本震災支援】 心をひとつに、これからのために

20120126_justgiving

そろそろ、3.11から1年を迎えることになりますが、その当時
の緊急支援、そして、現在も取り組んでいる被災地支援活動に
ついて、Civic Forceの現地統括責任者として大きな貢献をした
松田憲さんをお招きしてトークセッションを開催します。

ぜひ、ご参加ください!

平成24年2月21日(火) 19:00 ~ 21:00
千代田区立日比谷図書文化館4階 スタジオプラス(小ホール)
お申込みは→ < こ ち ら >

January 25, 2012

未来形成

いまの日本社会では「投資」という言葉が、一般的に響かない
ことが懸案です。

実際に、話を聞いていただければ、「そうか」と腑に落ちる方々が
多いのですが、「お話を聞くまで「投資」はブラックなものだと
思っていました」というコメントも若い女性から頂戴したことも
あります。

また、「長期投資」と言う言葉を使うと、専門誌の売上が減るとか
。。。(苦笑)  「投資」=「結果が全て」と短絡的に考える人の
方が圧倒的に多いのが今の現状です。

何か、他の言葉がないか。。。。と、最近、考えています。

「資産形成」という言い方もありますが、「資産」という言葉は
ちょっと重い感じがして、ハードルが高いと覆います。

もうちょっと、普通の感覚でライフスタイルに取り組むことだと
思うので。

自分的に感覚が近づいてくるのは「未来形成」と言う言葉です。
「未来」と考えると大きいイメージがありますが、重いという
イメージはありません。特に、自分の小さな行動によって、自分
の未来が拓いて形成できると連想すれば、日々の生活に希望が
わいてきませんか?

日本が再び希望の国になるには、一人ひとりが少しでも良いから
自分達が自分の未来を導いているという感覚を取り戻すことが
必要ではないでしょうか。

January 24, 2012

新聞案内人の最後の登板

1年間、務めた「新聞案内人」の最後の登板が昨日のあらたにす
で掲載されました。朝日・日経・読売の三紙の読み比べサイト
という面白い試みですが、各社のネット戦略が発展する中、
閉鎖されることになりました。

ただ、せっかくのご縁なので、『2030年への提言』というテーマに
ついて各新聞案内人が原稿を寄せ集めて、3月ぐらいには刊行
される予定なので、どうぞお楽しみに!

この1年間、自分が書いたコラムを振り返ってみると、政治の
テーマが多かったのですが、最後の登板には、もうちょっと
自分の「本業」に近いところについて書きました

20120124_allatanys

January 23, 2012

ちょっとラッキーだったかも

きょうは、朝からミーティングで日程が次々と詰まっている中、
明日の夜の英語の講演の資料がつくれていないことに気づき、
夕方になって、かなり焦ってきて、自分が置かれた状況に
嘆いていました。

そして、夜の「老子」の勉強会の後の恒例の二次会を失礼する
ことにしました。

今晩中にも資料づくりの作業をちょっと始めたいと思い、時間が
もったいないので、タクシーに乗ったら、雨がみずれに、、
そして、みずれが雪に・・・

家に着いたときにはちょっと積り始めていていたので、ビルの
地下の店で二次会で盛り上がっていた連中に知らせようと
思ったら、誰の携帯電話も持っていない・・

そして、先ほど、窓の外を見たら・・・・ 

20120123_snow

みんな、無事に帰ることできたのかなぁ・・・

結果的に、僕はラッキーした感じ。
明日の朝食会がキャンセルになったので、資料づくりの時間の
余裕がちょっとできたし。。。!

January 21, 2012

笑い、感動と感謝

きょうは、寒かったですね。。。!

しかし、足元が悪いところ、コモンズ30ファンドの3周年記念の
集いに大勢の方々がお越しくださいまして、大感謝です!
20120121_3_anniv_1
コモンズ設立の源流にいろいろな想いやきっかけがありますが、
そのひとつにスピーカーとしてお招きした村上和雄先生の「無駄に、
いままでの進化の記録が残っているのかもしれないし、これからの
進化の可能性が潜んでいるかもしれない」というご指摘との出会い
があります。

効率的に成果を求めることが常識とされる金融の世界にいる身
として、目から鱗でした。確かに、最も効率的、機動的な種が適して
いる環境が変わったときに、その種は絶滅する可能性があります。
だから、例えば自然の生態の繁殖の無駄が、実は、長期的に視点
では合理的になっている場合があるのです。

「無駄」を活かせる運用会社って可能なのか。。。こんなことを考え
始めたのはとの出会いのおかげです。村上先生いわく、遺伝子の
スイッチをオンにするに必要なのは「笑い、感動、感謝」。コモンズの
名を世間が聞くと、これらを連想する運用会社になりたいです!

20120121_3_anniv_2

次のスピーカーは、ベネッセ・ホールディングズの的場一成さん。共同
発起人であるHUG Japanのご活動についてお話をお伺いしました。

被災地の小学生たちが想いを込めて描いた絵が世界へと旅立ち、
NYなどで共感、感動を呼び、多くの応援のメッセージが返ってきて
子ども達に勇気と感動を与えるMessage Relay。利己の存在が
目立つ世の中で、子どもたちの利他の想いを循環させる素晴らしい
活動ですね。

20120121_3_anniv_3

そして、Beyond Tomrrowという東北未来リーダーズサミット2011
を取りまとめた坪内南さんと現地から高校生のお二人が現地から
かけつけてくれました。

「これからの気持ちや行動次第」
「負けていられない」

彼女たちに、私たち大人は、大切なことを教えてもらいました。

前半のトークセッションは、こちらでどうぞご覧ください。

後半の「対話型」運用報告会はこちらです。
おもいっきり急な登壇のお願いを笑顔で引き受けてくださった
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」のお三方、大変感謝
しております!

近場のカフェでの懇親会も良い雰囲気で対話が盛り上がりました。
20120121_3_anniv_4

さやかちゃん、なほちゃん、こうくん。 どうもありがとう!
また、お会いしましょう。
20120121_3_anniv_5_2

January 20, 2012

囲まれて、心身を温めた

今日の東京は初雪。というか、みぞれの方が正確でしょうが、
いずれ、寒くて深々と冷えました。

そんな日は、余計なことを考えてしまって、いまひとつ気が
乗らないのですが、夜には精鋭の若手のために丸の内
で発足された「塾」で講義しました。

金融機関中心と聞いていたので、「『枠』の内側に留まるな」、
「新しい常識をつくる時代」という持論を投げてみましたが、
なかなか良い感じでとんがっているメンバーでした。見事に
反応してくれて、後半のディスカッションでは、ボルテージが
上がって行きました。

意識の高い若手に囲まれて、対話のキャッチボールをすると、
こちらもだんだんとヒートアップ。おかげさまで心身を温めて
帰宅することができました! どうもありがとう!

January 19, 2012

表面下の変化の兆し

このNew York Timesの記事が、市場でも、ちょっと話題を呼んで
いたようです。 

The Myth of Japan's Failure

面白いですが、やっと、数字やマクロ的に表れない日本の底力を
見てくれたのかという感じですね。

90年代にグローバルマクロ系のヘッジファンドに勤めていた時代から、
日本はマクロで見ると全く魅力がないのに、実際にふたを空けて下を
見れば、宝箱のようにミクロの面白いストーリーたくさん詰まっている
んだろう、と感じていました。

いまの日本社会の表面下では、何かが変わり始めている兆しを
感じます。別に日本社会がバラ色に一変するとは思いませんが、
過去20年間の変化より、これからの10年の変化の方が早い
ような気がします。

January 18, 2012

寄せて付けること

日本は、欧米社会と比べると「寄付文化」が乏しいと言われます。
しかし、10~20年ぐらい前と比べると、実は、状態がかなり変化
していると思います。

その変化とは、寄付文化の「市民化」です。

その土台づくりの第一人者のお三方、高橋陽子さん、鵜尾雅隆さん、
佐藤大吾さんと「オルタナ」主催のシンポジウムでご一緒に登壇
しました。

司会の編集長の森摂さんの方針で、打ち合わせ無しで本番へ。
まさに、ジャズのジャムセッションのようで、他のプレイヤーの
ソロを次がつなげていくようなパネルとなりました。そういう意味で
自分達はかなり楽しませていただきましたが、それは「観客」の
皆さんのノリが良かったからでしょう。

自分が、「募金は一方的に投じるものかもしれないけど、寄付とは、
寄付先とのキャッチボールであり、成果のコミュニケーションが必要
な『超長期投資』」という持論を紹介したら、つかみの天才の鵜尾さん
が、「そういえば、【寄付】という漢字は、寄せて付けるという意味
ですねぇ」と。 上手い!これは、使わせていただきます。

January 17, 2012

アニュアルリポーは「報告書」ではない

きょうは、日経アニュアルリポートアウォードの審査講評セミナー
に特別賞(統合版、要約版、オンライン版)の座長として参加
しました。

アニュアルリポートを、日本語で文字通りに訳すれば【年度
報告書】になります。ただ、ネットが日常的になってきた世の中
では、アニュアルリポートの役目は変わったきたと思います。

単年度や短期的な財務的情報を求めているのであれば、サイト
の投資家情報を見れば充分です。むしろ、アニュアルリポートとは、
長期的トレンドを検証するために便利なツールです。

また、企業にとって、非財務的情報を表現する媒体です。

つまり、アニュアルリポートとは、企業の「ストーリー」を表現する
ためにあるものです。また、それも、読み手にとって、読みやすく、
且つ、読み応えがなければならないものです。

アニュアルリポートを報告の「義務」ということより、投資家、そして
ステークホルダー全般との「対話」に用いるコミュニケーション
ツールであるということに、企業にしっかりと位置づけてほしいです。

今日の様子は、2月下旬のヴェエリタスに掲載されるようです。

January 16, 2012

「ソト」からの視点磨け

金融機関の専門誌のニッキンの1月13日号の特集に載せて
いただいた記事です。
20120116nikkin

金融機関が地域が果たす役目の重要さ、期待、そして
応援のつもりでしたが、取材ではかなり突っこんだ発言も。
「これは、記事には全く使えない持論ですね」と取材して
いただいた記者に謝る局面が何回もありました。

良識な編集力で円くまとめていただき感謝です。

主に地域金融機関の方々が読む専門誌と聞いていますが、
当局の知人から、「いい意見だと思います」というメールを
早速いただき、うれしかったです。

January 15, 2012

小出し政策→デカップリング

「対策小出し 市場の不安膨らむ」と今朝の日経新聞一面の
見出しを見て、15~20年ぐらい前、バブル崩壊後から金融
危機に直面した日本と同じような評価だなぁと感じました。

そういう意味で、当時の日本当局の対応は、それほど変わって
いたものではないですね。

しかし、その当時の日本と比べるととユーロ圏では財政政策
という金庫がほぼ空っぽです。

そう考えると、彼らの問題はかなり深刻で、長引く可能性が
大ですね。

でも、いずれ、市場はシステミック・リスクに「退屈」してきて、
問題を切り離す、つまり、デカップリングする傾向があるかも
しれません。日本が世界成長から取り残されたように。

米国から見れば、日本という極東の存在より、欧州は大西洋の
向こう岸なので、もっと関係が近いので、簡単に切り話すことは
できないかもしれませんが、欧州と米、日、アジアなどの経済・
株式市場のパフォーマンスのギャップが今後、もっと広がる
シナリオを想定内にしておいた方が良いでしょう。

また、経済圏と統合したヨーロッパで日本やアジア諸国は
「自分たちも・・・」と指をくわえて見ていたところもありますが、
統合経済の自己救済に限界があるヨーロッパにアジアが
蓄えたた資金を、投資として循環させる場面が出てくるかも
しれません。

January 14, 2012

FB友達リクエスト

フェイスブックをつかって困っていることがあります。

もともと海外に住んでいる家族とプライベートな写真などの
やりとりのために数年前にちょっと使い始めていたものなので、
基本的に「友達リクエスト」の承認は友人やご面識がある方に
限定しています。

共通の友達が複数いても、メッセージなしで知り合いではない
方々からリクエストをいただいた場合、ごく例外を除き、承認しない
ままにしてしまいます。

恐らく、気を悪くされている方が多くいらっしゃると思うので、とても
心苦しいのですが、せめて、メッセージをいただければ、ご面識
なくても承認しやすいのですが。。。

January 13, 2012

美味い!ポップコーン

今日は、同い年の集い、「1961クラブ」を開催。

トライアソロンとかアイアンマンにチャレンジする50歳もいれば、
いい感じで円くなっている50歳もいます。かなり「格差」を感じる
年齢ですね~

また、この年齢になると食べる量が結構減るので、ブッフェの
残り物が目立ちます。

20120113_popcorn_2

ただ、二次会のバーの
つまみのポップコーン。

「美味い!」とと絶賛する
声が回りから聞こえてくる。

久しぶりに食べましたが
確かに、美味い。。。!

みるみる内に器が空になる・・・

January 12, 2012

非財務的情報と企業価値

今日は別件だったのですが、午前中と午後に、たまたま同じ
内容の研究のヒアリングの面談がありました。

トピックは、「非財務的情報」、企業価値と長期投資。

財務的情報は、企業価値のデジタル化、つまり数値化できる
見える価値です。デジタル化の利点は伝達の利便性です。
0は、誰が見えても0。1は1です。

一方、非財務的価値とは見ている視点によって「手触り感」
が違って、実際に、その場にいないと価値判断ができない
場合が多く、なかなか伝達できません。

そして、財務的情報は過去のもの。一方、なかなか数値化
できない「非財務的」な価値判断は、未来の可能性を示す
とても貴重な情報です。

夜は、草食投資隊の「草快塾」でアクティブ運用とインデックス
運用について議論しました。(午後の面談ではお役所の方の
お手元には、なんと、運用のプロが教える草食系投資が置いて
ありました!)

今回で5回目になりますが、今までの「草快塾」で、最も内容が
濃く、かつ、来場された皆さまの学ぶ意識が高い会合であると
感じました。

インデックス投資は、まさに、投資の価値観をインデックスに
委ねるデジタル化です。一方、アクティブ運用には、財務的な
データの分析は大前提ですが、本当の付加価値は、非財務的
情報を読み取れる目利きだと思います。

新しく参加された方々も多く、うれしかったです!

20120112_soushoku


January 11, 2012

レーンを変えて、アクセルを踏もう

米国のCES(コンシューマー・エレクトロニックス・ショー)の報道で
ふと感じたのですが、恐らく今の日本子ども達の多くが、韓国
ブランドは「スゲ~」と率直に絶賛するでしょう。これは、彼らの
おじいさんの世代では有り得なかったこと。お父さんの時代でも
少ない意見かもしれません。

ただ、「日本ブランド」、「日本の技術」が当たり前になっている
日本の大人たちは子ども達の率直な意見に耳を傾けるべきでは
ないでしょうか。

内側に向いている最中に、世界で追い越されてしまっていることを。

これは、30年ぐらい前に日本がアメリカを追い越したことと同じ。
しかし、追い越されたアメリカは、違うレーンから再び日本を追い越した。

そういう意味では、今、日本がするべきは、レーンを変えて、
アクセルを踏むことなんですね。

だって、そもそも日本には、こんなにCoolでVibrantな街がある、
と世界から未だに絶賛されているのですから!

Lost in Tokyo from Mark Bramley on Vimeo.


 

January 10, 2012

2012年もインベストライフ

今年もインベストライフの表紙を担当します。

20120110tsutome

さぁ~て、私も今朝から起床時間がノーマル・モードに
戻りました。


January 09, 2012

本番スイッチを入れる

年初の連休が(あっと言う間に)終わり、年末年初モードを脱して、
さて、これから1年の仕事に取り組む本番スイッチをONしないと。

年末年始は、特に遠出はせずに東京にいました。ある意味で、
この年一の東京の静けさを味わないことはもったいないですね。
天気も良いですし。

ただ、年末年始の「お宿題」が、一部残っているのが心残りに
なってます。。。

「提出」まで若干の時間の余裕があると思っていると、気持ちが
ルースになるのは子供たちだけではないですね。

January 07, 2012

収入の山・市場の谷

今日、プロのサッカークラブの経営について話をお伺いしたときに
ふと思ったこと。

人生に山あり谷ありのように、収入も山があり谷がありますね。

障害の収入を年齢分布で見てみると、通常、社会に出て、
30代ぐらいから収入の山が大きくなり、50代から60代の
ピークを経て、定年生活に向かって山が谷へとなります。
(プロのサッカー選手の場合、山のピークが20代から30歳
ぐらいかもしれませんが。)

収入の山があるとき、つまり、現役のときに、いずれ訪れる
収入の谷のために計画的に蓄えを積み立てることが大切です。

一方、市場にも山があり、谷があります。谷の底がどこにあるかは
わかりませんが、山なのか、谷なのかぐらいのことはわかります。

収入の山・谷と市場の山・谷の組み合わせを考えて場合、
最適なコンビネーションは、もちろん、収入の山と市場の谷です。

と、いうことは、、、現在の日本の現役世代ではないですか!

もちろん、実行しないとせっかくの最適なコンビネーションが
もたらす果実は、いずれ収入の谷が訪れるときに味わうこと
できませんが。。。

January 05, 2012

2012年祝賀パーティ

毎年の年初恒例の経済3団体(経団連、日本商工会議所、
経済同友会)共催の新年祝賀パーティに出席しました。

20120115shukuga2
去年の当時の総理大臣は、来場が遅れて、短い挨拶では
経済界にやや批判的な感じがして、すぐに退場したということ
しか印象に残りませんでした。

一方、今年の野田総理大臣は、「簡単な」挨拶でしたが、
歓談時間も取ってくださり、去年と比べると好印象でした。

↓ この写真の手前のどこかに野田首相がいらっしゃいます。
20120105shukuga1

January 04, 2012

全国各地へのハガキ

コモンズに口座開設していただいた新しい「お仲間」宛てに
今年に入って初めて書いたのお礼のハガキは、愛媛県に
お住まいの男性と千葉県で暮らしているお子さまでした。

20120104hagaki_2

今年に、何枚のハガキを全国各地へお送りできるか
楽しみにしています!


January 03, 2012

“C”とは?

日経新聞の新年特集の「C世代 駆ける」は、新しい時代の
潮流を感じさせられ面白く読んでいますが、そもそも「C世代」
って何んだろう、と思って調べてみたら、

・元日の日経新聞では、Computer、Connected、Community、
               Change

日本語サイトでは、Connect, Communicate, Change

そして、
・英語サイトでは、Content

のことを示すようです。

いずれ、いままでのあり方に捕らわれず、自身の表現力を活かし、
境を超える世代という意味のようです。これにCredibilityの"C"が
加えられば、年齢を問わず、この感性によって世界の新たな未来
が拓けてくると思います。

January 02, 2012

スイッチをオンにして、新たなスタート

1月21日に開催するコモンズ30ファンド3周年記念の集いに、是非、
お越しください!

紹介ビデオの自分の顔の表情がややオフモードになっています
が、、、(苦笑)。。。実は、集いのテーマは「スイッチをONにする」
ことです。

コモンズ30ファンドが誕生してから3年になるこの機会に、みなさま
に深く感謝をもうしあげるとともに、あらためてスイッチを再起動
させて、新たなスタートをお誓いします!

思いが遺伝子の働き(オン・オフ)を変える」仮設を科学的に証明
することに長年従事されている心と遺伝子の研究の第一人者の
村上和雄先生をお招きし、ダボス会議の日本人ヤング・グローバル・
リーダー達が発起人と して設立した東日本大震災地から次世代
リーダーを輩出する教育支援事業「Beyond Tomorrow」を率いる
坪内南さん、そして、ベネッセコーポレーションが共同発起人として
設立した被災地こども支援事業の「Hug Japan」の的場一成さん
共に「こころのスイッチをオンにする」というテーマのトーク・セッション
を企画しております。

このセッションの場では、震災の壮絶な体験から立ち上がって
未来をまっすぐ見つめ、力強く行動している被災地出身の高校生の
姿や、アートやデザインという創造的な活動を通じた持続的支援を
ご紹介します。

きっと、みなさまの心のスイッチがみつかる機会になると思います。
強い感動と共感から、新しい意識や可能性を創出する場になると
期待しています。

Let's Share the Vision!

January 01, 2012

共時性

あけましておめでとうございます。

元旦の日経新聞のトップ記事『開かれる知 つながる力』で
「世界はシンクロニシティ(共時性)を強め、共有するものや
感覚が一段と増える」という指摘には、まさに、共感を覚えます。

20世紀は「人類は大量生産型の規格社会を築き、効率的な
快適さを手にした」という観測は、私の講演のネタの「20世紀は
機械論{ミルトン・フリードマン【効率性】)」・「21世紀は生命論
ム八マド・ユヌス【多様性】)」とシンクロしています。

また、ページをめくったら、社説「資本主義を進化させせるために」
のメッセージは温故知新。渋沢栄一の論語と算盤とは、過去の
ものではなく、これからの未来のサステナビリティ(持続性)の
示唆が富むという私の持論と、また、シンクロしていました。

厳しい情勢の修復は見えず、目前の不安に負われますが、
このような共時性に、「何か」が始まる感じがしますね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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