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February 21, 2012

共感、共益をめざすコモンズ

きょうは、日比谷公園内にある千代田区立日比谷図書文化館
第2回コモンズ SEEDCap(社会起業家育成支援プログラム)記念
セミナー 『共感資本×共益投資で日本復興』」を開催しました。
おかげさまで、満員御礼。多くの方々にご関心を寄せていただき
大変ありがたかったです。

20120221_commons_civic1

2011年のコモンズSEEDCap(前年の収入の1%を社会起業家の
応援として寄付するプログラム)の寄付先のCivic Forceで東日本
大震災の緊急支援の現地統括責任者であった松田憲さんから
当時のご活動、現在のお取り組み、そして、これからの展望に
ついてお話しをお伺いしました。 

ソフトな語り口でしたが、10年以上、アフガン、イラク、アフリカ
などへの緊急支援を行っているだけに筋を感じます。東日本
大震災において、海外から急遽帰国され、ヘリを飛ばして、
気仙沼の避難所になっていた中学校で衛星電話と医療品を
届けました。

第一ステージは物質配給の「スピードと量」でしたが、復興ステージ
になると長期的支援が必要ということで、この夏には新たな法人を
設立し、被災地の水産加工で燻製品を森の間伐からのチップを
用い、まさに「森は海の恋人」という関係を事業化されるようです。

20120221_commons_civic2

また、「暮らしのクラフト」ゆずりは店主の田中陽子さんは
青森の伝統工芸の継承に務められ、職人と「使ってくれる人」
を繋げていらっしゃいます。震災後に生活物質が必要と
されている最中に、「なくてもよいものを、造って良いのか」
というトラウマに捕らわれた職人さんを励まして、大量生産
ではなく、手造りだからこそ宿っているものの大切さを世に
送り出していらっしゃいます。

おしとやかな表情を支えているのは、熱い使命感であるという
ことを感じました。

日経新聞編集委員・明治学院大学教授の原田勝弘さんにも
ご登壇いただき、「プラットフォーム元年」であった2011年、また、
社会事業において官と民の違いなどご指摘いただきました。

盛り沢山のフォーラムとなって、来場された皆さまにご満足を
いただけたようで何よりです。

投資信託運用会社であるコモンズでは、寄付とは、次の世代に
良い世の中を残すための超長期投資であり、長期資本を社会に
循環する私たちの「本業」の一環と位置づけています。

「投資」であれば、リターンが必要。つまり、一方的に資金を投げる
のではなく、寄付先とのキャッチボールが不可欠です。これも、
コモンズの設立理念のひとつである「対話」とつながっています。

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