人間安全保障のリーダー格
ジャカルタで開催されているAsia Pacific Development Summitに
参加することを通じて、日本がグローバルヘルスの推進にコミット
すべきという意識が個人的に高まりました。
国益・安全保障のために日本政府が予算を配分することは重要
ですが、state centric (国家視点)だけではなく、国境を超える
people centric (人間中心)の活動も重視する予算も極めて重要
ではないかと思います。
これは伝統的な安全保障で日本が世界の「リーダー」になれる
可能性は低いですが、グローバルヘルスなど人間安全保障の
分野であれば「リーダー」になれることは間違いないからです。
また、公的セクターだけではなく、民間企業の視点において重要な
ことは、グローバルヘルスなどに取り組むことは「慈善活動」という
次元の話だけではなく、これは企業の価値創造の持続性のために
将来の資源と市場を確保するという意味の「長期投資」であるという
視点が不可欠だと思います。
政府が大切な予算を配分するということは、それは「投資」であり、
投資であれば「リターン」が必要だと思います。それは、目先の
リターンではないかもしれなく、簡単に数値化できるリターンでも
ないかもしれない。しかし、リターンのために投資をしているという
意識も不可欠であると思います。
一方、企業もIt's none of my businessとは言えないはす。
経済成長のために健全は社会は必要です。
安定した社会には経済の基盤が必要です。
お互いに別のものではないのですね。