エボラとエイズの違い
昨日のブログの続きです。 No Time to Lose
ピーター・ピオットさんは、1970年台に
アフリカで発症したエボラ出血熱(高熱
と頭や腹部に痛み、後消化器や鼻から
激しく出血して死亡する怖い病気)の
調査チームに若手研究者のときに参加
して、その後、エイズという病気と1980
年代初期に出会い、これは世界的な
伝染病になると予感して、ライフワーク
にされました。
エボラ出血熱にかかったら2週間ほど
で死ぬ確率は9割以上と言われる
非常に怖い病気です。しかし、これは、
世界的に伝染するパンデミックにならなかった。
理由は、患者があまりにも早く死んでしまうから、広がることが
できないからです。
一方、エイズの場合、かかってから死亡するまで10~15年ぐらい
で、また、病症を認知しない期間が長い、ということが世界で
これほど広がった理由だそうです。
つまり、人間はInterconnected、つながっているからです。
それも、セックス、麻薬(針)、親子という関係で。