第21回日独フォーラム
JCIEが発足来、事務局を勤めて
いる第21回日独フォーラム
の初日はドイツ連邦議会
Bundestagの会議室で開催
されました。
フォルカー・カウダー独連邦
議会キリスト教民主同盟・
社会同盟(CDU/CSU)
会派院内総務および
ペーター・アルトマイヤー
ドイツ連邦環境・自然保護・
原子力安全大臣などの
お話しをお伺いしました。
国際会議で日本人は発言
しないということが定説です
が、このグループは違います。
時間切れまで質問やコメントが
相次ぎました。
色々な話がありましたが、ドイツでも「次世代に借金を残すべき
ではない」という考えは日本と同様に意識がある(が、対処策が
少ない)という共通点が印象に残りました。
また、最近の若者は自動車を買わないで、都合に合わせて
レンタカーをするという自動車製造大国では同様な悩みがある
ということがわかりました。
フォーラムの会場の外には、議会の会場を二階から見下ろす
ように設置されていました。ガラス張りで、意図的に、政治の
透明度を演出しているのだなと感銘を受けました。
夕食前は、アンゲラ・メルケル首相とご面会。ドイツだけではなく、
現在では、ユーロ圏のトップリーダーと言われる実力者であり、
テレビで見ると固いイメージがありました。確かに、頭がすごく
良い人だなと感じましたが、結構、普通にお話し出来る暖かみ
を感じました。カウダーさんが長崎から招いた3名の女子大生
インターンにもお時間をつくってご面会いだいたようです。(彼女
たちが一生忘れることないい体験となるでしょう。)
メルケル首相を囲んでいるのは、左側から日本側座長の茂木
友三郎さん(キッコーマン名誉会長)、城内実衆議院議員(自)、
坂口直人衆議院議員(民)、中川雅治参議院議員(自)、ドイツ
側座長のベルンハルド・ショイプレ(ベルリン日独センター評議員
議長)
夕食会は、在独日本大使館にお招きいただきました。この
建物は、帝国日本がヒトラーからもらったものらしいです!
すごい存在感がある建物でした。