若手の医療改革の意識
今朝、面白い朝食ラウンドテーブルに参加しました。私が理事
として努めている日本医療政策機構が事務局で、現在の健康・
医療のあり方に関する問題意識の共有する場でしたが、参加者の
うち、51歳の私が年長でした。つまり、日本社会風にいう「若手」
の集いでした。
日本の医療制度改革を考えるときに、専門家の垣根を超える
だけではなく、世代間の垣根を超えることも極めて重要である
ということを確信しました。なぜなら、このままの制度が現状維持
すれば、貧乏くじを引くのは、「若い」世代であることはあきらか
からです。
また、医療は専門性が高いので、「供給側」の視点や理論に
よってものごとが決まってしまう傾向があります。やはり、「需要側」
のエンパワーメントが必要ではないでしょうか。これには、薬という
「ブツ」が手に入ることを医療ケアではないという次元を「重要側」が
理解できる知見を向上するという意味も含んでいます。
ただ、議論するだけではあく、実効性あるアウトプットが大事という
意見には全員が一致。なかなか面白いメンバー構成なので、どんな
展開になるか楽しみにしています。