« November 2012 | Main | January 2013 »

December 31, 2012

今年はどうもありがとうございました

1年前の自分は、今の自分が置かれている立場を想像できて
いませんでした。たった、1年でしたが、色々とあって、どうやって
乗り切ることができるのか思ったときもありましたが、今となって
みれば、早い1年でした。

フル回転で働いても、ダラダラしていても、1年は過ぎてしまう
のですね。

時間とは、やはり、大切な資源なのです。

今年は、大勢の方々にお世話になりました。国内外、色々な
ところへと足を運びました。そこで、色々な新たな出会いもあり
ました。ちょっと、しんどい時もありましたが、皆さんの温かい
友情と応援のおかげで、無事に1年を過ごすことができました。

どうもありがとうございます。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
新年もどうぞよろしくお願いいたします!

December 30, 2012

3作目のゲラの赤ペン入りが終了!

次々と舞い込んできた書籍のゲラの3本目が(ほぼ)終了。
20121230_gera

これから予定通りに事が進めば、1月~2月上旬には3冊の
本が書店に並ぶはずです。締切の順番と同じであれば、

①が後田亨さんとの共作。金融のプロに「ダマされない」ため
の新書です。

②が草食投資隊に二作目。今回は「30歳まで知って置きたい」
金融や投資の話について書きました。セミナーのように、互いの
突っ込みコメントも入り、楽しい本になりそうです。

そして、③が渋沢栄一の100の訓言のパート I I。前作の100
と比べて、今回の100は、リーマンショックを体験し、コモンズ
立ち上げ、JCIEの理事長に就任したなど、5年前と比べると
自分が置かれる立場が変わったので、行間から著者の心境の
変化も見えるかも?

December 28, 2012

一年どうもありがとうございました

今日は、色々とあった2012年の最終営業日。今朝は、日経新聞
の朝刊に「動く個人投資家」で育つ長期投資の芽
という文脈で
コモンズ投信「こどもトラスト」が紹介されて、うれしかったです。

投資信託でも長期投資の芽が出始めた。東京都に住む藤崎省吾さん(仮名、40代)は今年生まれた娘のため、娘名義の口座で投信を毎月積み立てる運用を始めた。資金の出し手は藤崎さんの両親。コモンズ投信の「こどもトラスト」で毎月3000円を20歳まで続ける。両親、祖父母が投信を通じ、子孫に資産を引き継ぐ試みだ。コモンズ投信は「30年運用」を合言葉に投信を直販する。長期で成長が期待できるユニ・チャームなど日本株30銘柄で運用、09年1月の設定来の基準価格上昇率は約3割に達する。

 伊井哲朗社長は「おじいちゃん、おばあちゃんは孫のためならお金を使いやすい。次世代のための投資は高齢者が抱える資金を市場に呼び込む効果もある」と話す。

そして、基準価額も13,486円と1年の高値で終えることができて
良かったです。

20121228_commons30_2

来年は、日本全国の大勢の方々をいただき、更に飛躍して新たな
ステージを迎えたいです。 どうぞよろしくお願いいたします!

December 25, 2012

矛盾

「矛盾」って不思議な概念です。

子供頃から自分の行動に矛盾があってはならないと教えられます。
しかし、大人になった自分は色々な矛盾を内在に置きながら日々の
日常生活を送っています。

人間以外の動物が矛盾で悩むことあるのでしょうか。人間としての
意識があるからこそ、そこに矛盾が生じる。そんな感じがします。

矛盾を負として疎外するのではなく、そこに思案するからこそ、新しい
発見や創造や関係が生じるのかもしれません。矛盾とは人類の最悪
であり、同時に、最善でもあるような気がします。

自分が、たくさんの矛盾を抱えているから、そいう言い聞かせている
だけかもしれませんが。。。。

December 24, 2012

メリークリスマス!

I think I deserve a good drink this year !

今年の暮れにはファイヤーが入った一杯が美味しい!

20121224_fire2


December 22, 2012

左から真っ直ぐは、右傾化

「日本が右傾化している」という論調が世界で高まっています。

しかし、これは、ゴルフの例えでいえば、ずっと左傾のスタンス
でティーグランドに立ち、スライスショットでかろうじてフェアウエイ
を捉えていたところ、真っ直ぐのスタンスで、真っ直ぐに打ち
ましょうということであるのではないでしょうか。

確かに、スタンスが右に寄ったように見えるのかもしれない。
でも、これは、真っ直ぐのスタンスに立つため。

誰も、右傾のスタンスで右側のOBに打ち込もうと思っていない。
と、思いますが、いかがでしょう。

December 21, 2012

日韓フォーラム

今朝は、早朝から経済同友会で「30年後の日本を考えるProject
Team」の正副委員長会を経てから、終日、JCIEが共同事務局と
して携わっている日韓フォーラムに参加しました。

当初は8月末に予定されていたもので延期を余儀なくされましたが、
結局、韓国の大統領選挙と日本の総選挙の直後で、これからの
二国の関係を討議するという良いタイミングで開催されました。
20年続いている伝統がある会議ですが、これからの20年後、
30年後の日韓両国の共栄を築くことに貢献できれば幸いです。

20121221_nikkan

20年前と比べると感情が高ぶることなく、しかし、お互いが
それぞれの主張をきちんと述べる、そのような会合になって
いるとベテラン参加者から教えていただきました。良い潮流
ですね。

December 20, 2012

次世代に残すのは資産

8月末に予定されていて延期を余儀 なくされた日韓フォーラム
が韓国の大統領選挙と日本の衆議院選挙の直後という
タイミングに開催される運びになり、本日は、キックオフの
夕食会がありました。

テーブルで同席した韓国人と共感したこと。教育は、憎しみの
継続に使われてはならない。過去を忘れてはならない。しかし、
次世代には負債ではなく、平和と共栄という資産を残すべき。

December 19, 2012

日経の「家計と資産セミナー」

20121219_nikkei

先日の日経新聞が主催した
「家計と資産セミナー」の記事
が本日の朝刊に掲載されました。

内容は、講演内容に忠実に書いて
くれてありがたかったです。ただ、
「自分って、こんな顔しているのか」
と不満をもらしたら、コモンズの某
同僚が「そうです」と、きっぱり。。。

やはり、自分は自分が見えない
ということでしょう。

December 18, 2012

16:57分発vs17:02分発

週末に小倉から博多まで新幹線で移動しようと思ったときに
こんなことがありました。小倉ー博多は、新幹線で一駅で15分
ぐらいです。16:57分ののぞみ号に乗ろうと16:45分ぐらいに
プラットホームに上ったら、自由席の車両前は長~い列が
既にならんでいました。

15分でも、ギュウギュウに押し込まれた車両は嫌だなと
ふと、同じプラットホームの反対側を見たらこだま号の
17:02分が入るということがわかりました。

自由席の車両の前に誰も並んでいません。

博多のセミナーにちょっと遅れそうでしたが、待っている
皆さんに「ゴメンナサイ」という気持ちで、17:02分を待つ
ことにしました。

16:57分発ののぞみ号の列がどんどん増えています。
17:02分発のこだま号の列はほとんど人がいません。

ホントにこだま号が来るのかなとやや不安になり始めた頃、
のぞみ号が入ってきます。発射ベルがなりますが、自由席
の乗客がなかなか車両に乗れなく出発時間が遅れています。

ベルが鳴り続けているところ、こだま号が見えてきました。
やっと、のぞみ号が出発します。

そして、こだま号が駅に入ってきました。 自由席がいっぱい
だったらどうしょう。。。 という不安は全く不要でした。

ガラガラ。座るところに迷ったぐらいです。

合理性が全くない、日本人の集団行動って不思議というか、
怖いというか。 ちょうど今回の衆議員選挙の前日だったので
特に印象に残ったエピソードでした。

December 17, 2012

インフレ到来?

今日はコモンズ主催の長年の友人の平山賢一さんをお招きして、
デフレからインフレへの時代潮流についてご来場された皆さん
と考えました。平山さんの最近の著書「2013年インフレ到来」
の題名が良かったのか、予想以上に関心が高く、満場御礼で
席を会場で増やす必要があったぐらいです。

20121217_inflation

もちろん、インフレになるタイミングを正確に当てることは不可能
ですが、コモディティ価格の上昇、そして、主婦の物価上昇の
感覚など予兆のサインが少なくありません。

そして、平山さんが指摘したように、我々日本人は円高の「おかげ」
で物価上昇の感覚がややぼやけているのかもしれません。

デフレからインフレの時代になった場合、今までとは真逆で
現金を保有することは価値保全にはなりません。そういう意味で
平山さんの新作の「増やすより減らさない」老後のつくり方
合わせてお読みください。適正な金融政策などが「どうあるべき」
と議論することも良いでしょうが、やはり、一個人として、これから
の時代に「どうするべき」ということを考えて、実施することが
大切ですね。

December 16, 2012

共感という夢

初めて佐賀に訪れました。

20121216_saga

佐賀県主催のCSO共感フェスタ「さが夢チャレンジ」で基調
講演させていただきましたが、前半の第一部では現地のNPO
など市民社会組織(CSO)の代表者たちの発表で、彼らが描く
よい世の中の夢を拝聴いたしました。

20121216_saga_1

「海を守る、「山を守る」、「虹の松原を守る」という環境保護、
あるいは「障害者の支援」、「事件被害者の支援」という社会問題、
また、「スリランカ・パラオの支援」、「カンボジア支援」という世界的
課題に取り組む様々な夢を熱く語っていただきました。

講演前には虹松まもる君と記念写真をご一緒しました。

20121216_saga_2

「共感」によって、人々が集まり、今日よりよい明日という新しい
時代を拓く。

これが私の夢です。

December 15, 2012

小倉&博多

今日の充実した一日の締めくくりは、天神のバーで、「もう一杯」。
20121215_tenjin
日中は、博多から小倉へ移動して、東証+YOUニッポン応援全国
キャラバンで草食投資隊(マイナス藤野さん)で長期投資について
お話しさせていただきました。雨模様で足元が悪いところ、ご来場
くださった皆さんに感謝です。

夕方に、博多に戻って、FPウーマン主催の勉強会のダブルヘッダー。
ちょっと疲れ気味でしたが、長期投資にご関心をいただく皆さんに
囲まれると自然にエネルギーをいただき、エンジンがフル回転に。

この素晴らしいエネルギーは全国各地で感じることなので、これを
つなげることができれば、今日より良い明日に向けて大きなムーブ
メントが必ず実現できる。

そんなことを感じています。

December 14, 2012

小選挙区って本当に悪?

当選日の16日は出張で不在なので、初めて期日前投票を
区役所で済ませてきました。朝一の時間帯でしたが、思って
いたより人が多く、建物の出口には新聞社の出口調査が
構えていました。期日前にわざわざ足を運ぶ人たちので
動向と意識が、果たして、全体と同じなのでしょうか。

とにかく、今回の選挙は政党が多いわりには、自分の思いと
一致するところがなく困りました。結局、全ての公約に賛同
することなかったのですが自分が票を入れたいと思っている
政策を明確に挙げたところに比例票を入れました。

小選挙区は、白紙。

これは、統計的に無効となるのが残念ですが、自分が応援
したいと思う政治家が選択肢になかったのでしょうがなく。

最近では、小選挙区制度が「悪」という風潮が目立ちますが、
そもそも、これは二大政党を前提にしている、あるいは、
二大政党に収れんすることを目的の政治改革であると思って
います。

問題は、比例区を残したという中途半端な制度にしてしまった
ことではないでしょうか。比例復という「逃げ」がなければ、
いずれ二大政党に収れんするかもしれませんが、比例という
逃げ場があるのであれば、第三局、四局の可能性も残ります。

もちろん、政策に基づいた二大政党が日本人の感性に合わない
ということであれば、ずべて、比例区制度に戻すべきですが。

December 13, 2012

現金の「リスク」に気付くべき!

本日アップされた私のコラムが反響を呼んで、14時の時点では
日経電子版全体の1位になっていたようです。

「大胆な金融緩和」があなたの現預金を脅かす

20121213_nikkei

コメントがたくさん入っていると知人から聞いていたので、まァ、
色々と反論あるだろうなと思ったら、概ね、賛同してくれた意見の
方が多かったです。デフレが「悪」だからといって、インフレが「善」
にはならないと思います。

もちろん、金融政策が「悪」ではありませんが、万能薬ではないし、
副作用もあるということに政治家、そして、私たち国民が気づくこと
が重要です。なぜなら、経済学の教科書に書いてあることが現実
になるためには、人々が「合理的」に行動するということが前提で
あるからです。

現金保有の不確実性、つまり、リスク、が高まるのであれば、他の
資産クラスへリスク分散することは合理的な行動ですね。

December 12, 2012

家計と資産のセミナー

今日は日経新聞主催の「ニッポン金融力会議 家計と資産
セミナー」
で「長期投資で未来を拓く!」というテーマでお話し
させていただきました。

出張が相次ぎ、今日は早朝からミーティングがずっと詰まって入って
いたので、ふらふらしながら会場に向かいましたが、満員御礼の
会場で話を始めたら、どこかのスイッチが入って、エネルギーを
皆さんから頂戴した気分になりました。これが、個人投資家との
対話の楽しさですね。

来場されている皆さんは「仕事」ではなく、「当事者」として参加
しているので、目線の熱意が違います。質疑応答では、コモンズ
について色々と良いご質問をいただきました。

本当にありがたかったです。

December 11, 2012

冬の金沢

20121211_kanazawa

20121211_kanazaa_bento典型的な?金沢の冬景色です。
天気予報では日本海側が大雪
だったので心配していましたが、
特に移動の支障がなく、ほっと
しました。

都市環境マネジメント研究所
経営者向けのセミナーにお呼び
いただきました。会場は満員御礼
でしたが、地域のシャイなお人柄
なのかもしれませんが、質疑応答
で手を挙げる人いませんでした。

でも、文化の風格を感じるところです。昼食に御馳走になった
この「弁当箱」には感激!

December 10, 2012

羽田、福岡、羽田、小松、金沢

今朝は、12時間前に香港から帰国した羽田空港に再び戻って
いました。福岡で8月末に開催されるはずだった日韓フォーラム
の実行委員会に参加するためです。 なぜ、「はずだった」と
言いますと、あのときの事情により、フォーラムの開催が12月
中旬に延期になり、参加者の日程などの関係で、結局、東京で
開催することになったからです。

今回は。第二十回という節目なので、色々とありましたが、
結果的に年内に開催することになって良かったです。ただ、
開催にあたって色々とご尽力していただいた福岡の皆さんに
本当に申し訳なかったです。次回の日本開催(2014年)には、
福岡で開催できることに務めたいです。

会合を経て、明日の金沢の講演のために移動しましたが、
直行便がない。。。。 結局、11時間前にいた羽田に戻り、
小松空港行きに乗り継ぎました。

日本海外側は大雪の覚悟をしていましたが、ちょっと飛行機
が遅れたぐらいで、特にハプニングはなし。現地は雪も降って
いませんでした。 いまのところは。。。

December 09, 2012

デモクラシー2.0イニシアティブ

先週末のワシントンDC,今週末の香港。地球の反対側ですが、
同じメッセージが浮かび上がってきます。

民主主義の岐路に立っている。

財政問題を民主主義で解決できるのか。悪質なナショナリズムを
扇ぐポピュリズムを民主主義は打ち勝つことできるのか。

「できる」ためには、良質なサイレントマジョリティが動く必要あります。

私のような浮動票で、今回の選挙に迷っているようでしたら、下記の
フェイスブックページにアクセスしてみてください。

https://www.facebook.com/democracy2

20121209_democracy2


December 08, 2012

三極委員会アジア太平洋グループ会議

20121208_tcap_1
香港で三極委員会のアジア太平洋グループの会議を開催
しましたが、本日のセッションは、日韓中米の政治リーダー
シップの変化から議論を始め、午後は持続的成長、そして
東アジアの安全保障とディスカッションを展開しました。

会場は、Asia Societyの会議室をお借りしまししたが、
夕食会をホストしていただいた香港の不動産王いわく、
もともと英国のMI6の敷地に建てたものであり、色々な
側面から香港の歴史的スポットらしいです。

20121208_tcap_2


December 07, 2012

香港

20121207_tchk久しぶりの香港です。もしかすると、
結婚してから初めてではないかと、
妻と電話で話しました。(あのときの
香港がなければ、二人は夫婦になる
ことがなかったのかもしれません。。。
が、その話はブログで公にする内容
でもありませんので。。)

三極委員会のアジア太平洋グループ
の会議を開催します。(あのときの
香港では、まさか、将来の自分が
このような仕事をしているとは想定外
でした。自分の人生って予測できない
ことがあまりにも多いですね。

December 05, 2012

支持したい政党がない

これほどたくさん選択肢があるのに、今のところ、支持したい
と思う政党がありません。同じように迷っている浮動票が、
今回の総選挙では特に多いのではないかと思います。

それぞれの政党が、いろいろな「公約」を並べてくれますが、
目指している「国づくり」や「成長」をはっきりと描いてくれて
いないところが主な理由です。

ここでいう「成長」とはGDPの何パーセントという数値目標では
なく、どのように新しい需要を創造したいのかという筋書きです。
大胆な金融緩和が「新しい成長」につながるとは思えません。
お金をジャボジャボ供給しても、レバッレジが内在している経済
システムでは需要をつくることが難しいからです。

また、政府が需要をつくる公共投資も、90年代に十分やったので
あの時代に逆戻りしたいと思ってはいません。原点回帰によって、
新しい成長を模索することは大歓迎ですが、逆戻りすることは、
現在に日本が立つ岐路では避けなければならない道です。

応援したい、志が高い政治家がいるのに、なんで、政党になると
こうなってしまうのか。。。 ガラガラポンを期待しているのですが、
いまのところはガラガラガラガラですね。

December 04, 2012

国民の防衛に相応しい行為

週末のワシントンDCから帰国して、安全保障について討議する
会合に直行しました。私は、国民を防衛することは国民が政府に
託している最大な役目のひとつだと思っています。

でも、そういう意味では、隣国を刺激したり、同盟国を惑わすことは
国民を防衛する行為とは思えません。また、国の首脳や内閣が
コロコロと変わることも国民の防衛体制を弱体していると、我々
日本人は気づくべきです。

世界において日本が民主主義の先進国として責任を果たすために、
過去の時代に定められた法は改正すべきです。でも、それには
相応しい行為が伴っているということが大前提です。領土は大切
です。ただ、領土を守るために国民が犠牲を払うような事態に陥る
ようでしたら、日本人は何も学んでいないことになります。

December 03, 2012

先進国の共通課題

デフレから脱却できない日本について、日本銀行の金融政策は
物足りないということが一般論であり、私がワシントンDCで
オブザーバーとしている会議でもそんな話が出ました。

しかし、同じパネルの米連銀元総裁いわく、QE(量的緩和)を
最初に実施したのは日銀だし、なんとかプラス成長に出来たし、
そもそも、他国と比べて日本の失業率が低いので、言われるほど
悪くないのでは、と評価してくれました。

Dsc_1125

また、会場から流動性を過剰に供給する金融緩和とは、先進国に
とって財政規律を損なう弊害があるのではないかという指摘も
ありました。そのとおりですね。

低成長に伴い、過剰な金融緩和や財政の問題に応えられることが
できない高齢化社会の民主主義。これが、現在の経済先進国の
共通する課題ですね。

December 02, 2012

ワシントンDC

ワシントンDCで参加している米国、カナダ、メキシコの有識者
議の夕食会。
Dsc_1122_2
北米からの中東への視点の話を聞くことがありました。
専門家のスピーカーは、イスラエル・パレスチナ問題について
解決案を14(両側、7つ)を提示しました。。。! ただ、記憶に
残ったのは最後だけ。両側から小学3年ぐらいからの交流
プログラムを設けて、互いの市民のことを知るべきだと。

ホントにそのとおりですね。

December 01, 2012

世界エイズデー2012

本日(12月1日)は、世界エイズ―デーです。
20121201_worldaidsday
WHO(世界保健機関)が世界規模でのエイズ蔓延の防止、エイズ
患者やHIV感染者に対する差別・偏見の解消を目的として、1988年
から定めた特別の日です。ただ、自分が、12月1日が世界エイズ
デーであると認識したのは、恥ずかしながら、今年が初めてです。

JCIEの理事長として世界基金支援日本委員会のディレクターに
就任したことがきっかけです。いままで知らなかったということは、
自分の非です。しかし、日本社会においてエイズ・HIV感染に
ついて意識がそれほど高くないという表しでもあるでしょう。

でも、私たちのグローバル社会で33,300,000の人々がHIVに
感染
しているといわれています。(2009年)

自分とは、関係ない、遠い存在と思わず、人と人は世界で
通じているということを再認識する大切な日であることに
気付かされました。

先日、JETROアジア経済研究所とJCIEが主催した、世界エイズ
デー特別シンポジウム 「ウィルスとの闘いの最前線:世界を動かす
現場力」、ピーター・ピオット教授『No Time to Lose』出版記念の
詳細をサイトにアップ
しましたので、ぜひ、ご覧ください。

« November 2012 | Main | January 2013 »

Most Recent Photos

  • 20170625_veritas
  • 20170528_hrw1
  • 20170528_hrw2
  • 20170528_hrw3
  • 20170528_hrw4
  • 20170528_hrw7
  • 20170528_hrw6
  • 20170528_hrw5
  • 20170528_hrw1a
  • 20170514_veritas
  • 20170510_jwave
  • 20170510_jwave2