良識な市民、毅然とした姿勢
アルジェリアで起きたテロ事件で色々と考えさせれれます。
メディアが言うように、これにアフリカへの日本企業の進出に
影を落とすのか。 テロリストの脅威に対して日本が何を
出来るのか等々。
イラク情勢が混乱しているときに、何が大切だったかといと
同盟国のインテリジェンスの共有はもちろん大切ですが、
現地の一般市民からの情報もが極めて重要であったという
話を今日、聞く機会がありました。
そういう意味では、先進国である日本の途上国への外交
安全保障戦略は、いかに現地の良識な市民を味方にする
かということがわかりました。グローバルヘルス(世界保健)
は、人道支援という次元だけではなく、日本にとって不可欠
な長期投資であるということなのです。
また、別の観点から、本日の日経新聞アニュアルリポート
表彰式セミナーのパネルで指摘したことですが、テロリストの
標的となった日揮の広報IR部長の毅然とした態度が、いかに
立派で
関係者の間で高い評価を得ているということでした。
実際に伝えられる情報が限られていることは明らかです。
そのような大変厳しい環境の中で、映像で流れてくる姿勢に
信頼観を覚えた投資家は少なくないと思います。
リスクを取る投資だったら、やっぱり、こんな会社に投資を
したい、という姿を表現できる会社は、立派です。