オーストラリア大使から学んだ「長期投資」
今日は、オーストラリア大使公邸で
ブルース・ミラー大使から昼食会に
お招きいただきました。ゆっくりと
お話しできたのは、今回が初めて
でしたが、とても気さくな方で、会話
が貿易関係、歴史問題、安全保障
から、英語のなまりなど、色々な
お話しをすることができました。
「民主主義」「自由経済社会」
「法の支配」という価値観を
共有しているオーストラリアは
アジア太平洋において、とても
大切な友好国です。
その大切の国の大使の日本との
最初の接点は17歳のとき。
国際交流基金の留学生プログラム
で日本に訪れたことであり、大使
いわく、その後の自分が歩んだ
人生を大きく変えた、と。
最近の「仕訳」などのコスト削減で
このようなプログラムの予算が
どんどん減ってきています。
でも、本来は、このような人材的な「長期投資」は、日本政府として
どんどん予算を付けるべきですね。
結果は直ぐに見えなく、選挙の票にはつながらないかもしれませんが、
明らかに、長期的な視野で国益につながっている。
他の予算項目と比べると、本当にわずかな「投資額」なので、なぜ
やらないのかが不思議ぐらいです。