【第二回アフリカ経済成長の鍵 グローバルヘルス】
本日、「アフリカ経済成長の鍵 グローバルヘルス」の連続講座を開催しました。
今回の第二回は「アフリカの保健医療を支える資金・人材」というテーマに
ついて議論を展開しましたが、前回と同様に会場は満員御礼状態でした!
スピーカーのJICA国際協力機構人間開発部保健第一課長の瀧澤郁雄さんと
住友化学株式会社でマラリア予防のための蚊帳「オリセットネット」事業を
立ち上げられ、去年の暮れにMalaria No More Japanを設立されて専務理事
として運営する水野達男さんの両氏からマシンガンのような情熱的な口調で
現地感覚に溢れたお話しをお伺いすることができました。
保健医療のヒトについて感じたことは、もちろん不足している医者や看護職
を増やすことは不可欠ですが、アクセスに問題が多いアフリカでは順医師・
順看護食という人材育成も必要ではないかということです。(これは、日本
でも超高齢化社会に応える在宅ヘルスケアを向上するための大きな課題
であると思っています。)
一方、カネについては、もちろん資金調達には色々な課題がありますが、
調達した大切なお金がどのように使われているかというモニタリング機能が
なければ「投資」として評価することが困難です。
アフリカで事業を展開するには、好奇心やチャレンジ精神が必要ですが、
何より「覚悟」が重要であるという水野さんのコメントが印象に残りました!
第三回は3月21日。テーマは、「中長期的視点に基づく企業戦略~水事業
を通じた取り組み」になります。アフリカ社会では極めて重要な保健インフラ
になります。ご都合がよければ、ぜひ、ご参加くださいませ!
お申込み → http://www.jcie.or.jp/africa_gh/#d3
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共同主催者:
日本国際交流センター(JCIE)
日本医療政策機構(HGPI)
日本創生ビレッジ
6月に開催されるTICAD Vのサイト