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March 26, 2013

快草塾とアベノミクス

今日は、草食投資隊の「快草塾」の今年度の最終回。一方的に私たちの
(まさに長期的な)話しを聴講するのではなく、参加者同士のディスカッション
から入ります。

20120326_ssk_1

今回は「時代の潮流の変化」テーマでアベノミクスで私たちの生活は
変わるの?変わらないの?について話し合いました。 ひとつ確実に
言えることは、アベノミクスがワークするのであれば、何もしない人
(デフレに有利)と行動する人(リフレに有利)の格差が広がることです。

20130326_ssk3

これは、お金を持っている、持っていないの格差ではありません。
逆にお金(現金)を持っていて、何もしない人が貧乏くじを引く可能性が
高まったのです。

200130326_ssk_2

今回の「快草塾」のほとんどが、初めての
参加者だったようで層が広まっていて
うれしいです。 

アベノミクスでマインドセットが好転し始めた
のでしょう。

March 25, 2013

なぜ、宇宙に行く必要があるか

ある勉強会で、なぜ宇宙に行く必要があるかということを議論しました。
確かに、莫大な費用がかかるプロジェクトなので、特に今のご時世では
合理的ではないということになるでしょう。

しかし、話を聞きながら、ふと思ったこと。

地球から月を見上げたことある人間は、人類の歴史で古代から数えれば
数百億人?千億人?ぐらいいるでしょう。 その月を見たことで、ちょっと
ロマンティックな気持ちになって、その後の人生が変わることがあった
かもしれませんが、ほとんどの場合、大きく変わることなく生活したと
思います。

一方、月から地球を見上げたことある人間は、人類の歴史で何人でしょう?
20~30名?月面からだったら、もっと少ない。興味があるのは、彼らが
真っ暗な宇宙の中にポカリと浮かぶ青い地球を見たときに、何を感じた
かです。おそらく、人生観が変わったのでは?

もちろん、宇宙に浮かぶ地球の写真を見た人間は多いです。ただ、実際に
体験したものと、画像で見たものの違いは地上でも感じます。

宇宙にはロマンがありますが、そこで人間がひとつ間違えれば、待って
いるのは死です。 

そう考えると、地球の人類がひとつ間違えれば、待っているのは。。。
同じことですね。

また、宇宙には「境」がありません。「時間」もありません。

そういう意味で、なぜ、人類が宇宙に挑む必要があるのかというと、
新たな視点で、異なる世界が見えてくるから。

これは、結構、大事ですね。

「全て」は、自分の目の前に見えるものではい。
(哲学的には、そのような考えがありそうですが・・・)

March 24, 2013

「僕富論」が支える「国負論」の打破

先週、とある勉強会で浜矩子さんを講師としてお招きしました。
初めて、直接お話しをお伺いしたのですが、早朝から直球の
連続で目が覚めました。

国富論のお話しから入りましたが、講義のしめくくりに、「僕富論」
ではなく、「君富論」の生活を送ること契約してくださいと念を押され
ました。

質疑応答のときに、その「僕富論」を象徴するのは円現預金では
ないか、それが「国負論」を支えているかもしれないが、なかなか
国どころか自分の「境」を超えていないのが今の現状という問い
かけをしました。

私が思う「君」とは、いまの自分という「僕」の境を超えることです。
将来の僕という「君」、次世代という「君」の富のためにも、私たち
一人ひとりが行動すれば、「見えざる手」が必ず働くはずです。

March 23, 2013

京論壇アラムイの会

2006年に発足してから応援している京論壇のアラムナイ会が正式に
発足され、ゲストしていお招きをいただきました。東京大学と北京大学
の学生たちがそれぞれのホームグランドへと訪問して、時世のテーマ
について討議し、彼らたちの結論を発表する学生活動ですが、日中で
およそ300名の志が高い若者たちを今まで社会の送り出しています。

好奇心、行動力そしてパブリックマインドが高い素晴らしい人材なので、
OB・OGのつながりを大切にすべきと思っていたので、それが実現されて
心強かったです。日中関係の過去の負に対して立ち上がった活動が、
日中関係の未来のアセット(資産)となるとは、本当にすばらしいと
思います。

2013年度の代表も決まり、今年の秋に向かって準備が着々と進め
られているようです。ますますの進展を多いに楽しみにしています!

20130323_jing_ob


March 21, 2013

【第三回アフリカ経済成長の鍵 グローバルヘルス】

本日、「アフリカ経済成長の鍵 グローバルヘルス」の連続講座を
開催し、今回の第三回は「中長期的視点に基づく企業戦略~水事業を
通じた取り組み」というテーマについて議論を展開しました。

スピーカーはヤマハ発動機株式会社海外市場開拓事業部第3開拓部
クリーンウォーターグループの戸塚美穂子さんと日本ポリグル株式会社
代表取締役会長の小田兼利さんからそれぞれ大企業、中小企業の
お立場から浄水事業についてお話しをお伺いしました。

戸塚さんから西アフリカ諸国のたくさんのお写真で水の状況を見せて
くださいました。ヤマハではアジアでは浄水装置の事業化がある程度
進んでいるようですが、アフリカでは、パイロット的な運営で、事業化に
至るまでは、もうちょっと時間がかかりそうです。やはり、大企業である
と事業化へのプロセスの道が長いようです。

20130321_yamaha

一方、中小企業の小田さんの場合、「声がかかってきたら、行く」と
いうスタンスで、最近ではソマリアまでいらっしゃったようです!
小田さんの水浄化は納豆のネバネバ成分であるポリグルタミン酸が
主成分である粉を原水(日比谷公園の噴水の水)にかき混ぜるだけ。

20130321_polyglu_1

水中に浮いている汚れがみるみるうちに固まっていきます。

20130321_polyglu2

残るのは、きれいな水。

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ご本人は飲んでいました。。。!

20130321_ployglu4

規模はまだ小さいですが、このように、日本の技術が、きれいな水を
飲んだことない人々が、透き通った水を提供できるとは素晴らしいですね。
色々な形で日本が水浄化事業にアフリカで発展することを期待しています。

第四回は4月30日。テーマは、「アフリカと日本―現地で見えた可能性」
になります。長年、アフリカの駐在員として勤められた三菱商事の是永
和夫さん(上席顧問)とジェトロ・アジア研究所の方から日本企業の現地
での活躍についてお話しをお伺いします。ご都合がよければ、ぜひ、
ご参加くださいませ!
お申込み → http://www.jcie.or.jp/africa_gh/#d4

--------------------------------------------------------
共同主催者:
日本国際交流センター(JCIE)
日本医療政策機構(HGPI)
日本創生ビレッジ


6月に開催されるTICAD Vのサイト 


March 20, 2013

Happy Day Tokyo 2013

HAPPY DAY TOKYO 2013 にスピーカーとしてお誘いを
いただきました。自分の出番の直前のコーナーでは登壇者とスタッフ
がオンステージでWe Are The Worldを合唱!

20130320_hd_waw

とても楽しかったのです、が、、、、
終了後に観客が大潮のように引けて行き、ややunhappyな気持ちで
トークセッションが始まりました。(笑)

しかし、鼎談のメンバーに恵まれ、結局、話が盛り上がり、ハッピーな
気持ちでお話しをすることができました。私の隣がモデレーターの松岡
利昌さん
工藤紘生さん久米信行さん。ほぼ初対面メンバーでしたが、
「幸せ」という共通項が多いテーマであったため、とても楽しい時間を
過ごすことができました!

20130320_hd_member

幸せとは「不安」が無い状態ではないと思います。むしろ、不安を抱えて
いるから幸せを感じることができる。不安が全くない状態で常に満足して
いるようでは、何か新しい出会いや発見を求めることありません。そういう
意味で、不安を整理して引き出しに片付けられることが、幸せにつながる
のではないでしょうか。

20130320_hd_kopernik

コモンズとコラボしていただいていたKopernikもブースを出していました。
笑顔が素敵ですね。


20130320_hd_tshirt

私のTシャツは、ここでゲット。久米さんの会社が製造元です。


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これは、「P」かな?」


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これは、「ハッピー・ダンス」のようです。


20130320_hd_last_stage1

クロージングは、アル・ジャロウのバック・ミュージシャンでグラミー賞を
受賞したことあるといわれる(ホントか?)のDarek Jacksonの甘~い
ハッピーな歌声でしめくくりました。

企画&運営されたスタッフの皆様、お疲れ様でした。どうもありがとう!

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春ですねェ~

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March 19, 2013

まさに、HAPPY Birthday

今日の「論語と算盤」経営塾では塾生のFさんのご紹介のスペシャル
ゲスト、歌舞伎役者の中村福助さんと三味線方の常磐津文字兵衡さん
というアーティストのご参加で、今回の章である「成敗と運命」の
ディスカッションの深みが増しました。

話が盛り上がり、終了時間を押してしまったので、早々と会を閉めよう
と思ったら「ちょっと、待った!」が入りました。なんと、塾生の皆さん、
私の昨日の誕生日のお祝いのサプライズでシャンペンを用意して
くださっていたのです。。。そして、なんと、中村福助さんと常磐津
文字兵衡さんのプライベート・パフォーマンスをご披露してくださいました。
なんという贅沢さ! みなさん、本当にありがとうございました!

これほど良い人たちに囲まれていて、自分は本当に幸せ者です。

20130319_group

自分の最大の喜びは、良い人と良い人を引き合わせて、「マジック」が
起こるのを楽しむこと。数か月前には初対面だった皆さんの素晴らしい
「化学反応」を目の前で見えるとは、これ以上の喜びはありません。
本当に素晴らしいプレゼントをいただきました!

どうもありがとうございます!! おかげさまで、みなさんと一緒に
とてもHAPPYな誕生日を祝うことができました!

5月から始まる第5期塾生を募集しておりますが、良い人たちとの
新たなな出会いを楽しみにしています。

March 18, 2013

ベルリンから帰国

ベルリンの3泊3日は出張は、毎日、朝7時30分から会議が始まり、
夕食会を経てから部屋に戻れるのは夜の11時ぐらい。結構、ハード
なスケジュールでした。

最終日は夕方のロンドンのヒースロー空港で乗り継ぎましたが、
ターミナルの移動はシャトルバスに乗らなければならなく、また、
降ろされた後に再度のセキュリティチェック。ここで、タラタラと
やっているので、イライラ。 乗り継ぎ時間がたっぷりと思って
いたのですが、結構ギリギリでした。 ヒースローで乗り継ぐのは
今回が最初で最後だなと思いました。

しかし、夕食には間に合って帰宅することができたので、
バースデーケーキで祝ってくれました!
(ロウソクが三本ですが、52歳になりました。。)
20130318_birthday_cake


March 17, 2013

ベルリン DAY TWO

二日目の朝の空気はキリっと冷えていましたが、晴天で気持ちが
良かったです。ただ、一日中は、この建物の中の会議場で箱詰め
になりました。 ドイツ連邦議会。 

20130317_bundesstag_1
200名を超える参加者がセキュリティをクリアして入館する必要が
あったので、もちろん、時間どおりに会議が始まる訳ありません。
が、ドイツ人は時間などに関しては案外おおらかです。

20130317_bundesstag_2

20130317_bundesstag_3

建物の真ん中にはガラスどドームがあり、その下の議会を覗き込む
ことができます。ガラス張りで透明性が高い政治の象徴でしょう。

March 16, 2013

ベルリン DAY ONE

ベルリンは、寒いです。 数日前の大雪が、かなり残っていました。

20130316_berlin_1_snow

しかし、天気が良かったので、ホテルから会場まで徒歩で向かいましたが、
その途中で、このような広場がありました。

20130316_berlin_2_memorial

第二次世界大戦のときに虐殺されたユダヤ人への記念広場でした。
これがドイツ連邦議会の足元にあるということには考えさせられます。

20130316_berlin_3_memorial

国家の歴史にプライドを持ちながら、過去を直視する姿勢は立派です。

20130316_berlin_4_gate

今回のベルリンへは、三極委員会の総会に参加するため。去年に
JCIEの理事長を継いだ関係で、アジア太平洋グループのディレクター
を携わっています。グループの委員長も、今回のベルリン総会で
小林陽太郎さんから長谷川閑史さんへと継がれています。

20130316_berlin_5_merkel

初日の最後のセッションは、メルケル首相のセッション。1時間も
お付き合いいただきましたが、パワフルな存在感をビビッドに
感じました!

March 14, 2013

ロンドンの一泊

水曜日(13日)のロンドン行きは時刻どおりにゲートから離れましたが、
成田空港の近辺の強風の影響で、機内で3時間ぐらい離陸するのを
待たされました。窓の外は黄砂?で、滑走路が霞んでいました。

12時間のフライトでロンドンに着き、タクシーで市内に移動したら、
渋滞にはまりました。。。 窓の外は、たぶん、12年ぐらい前に
最後に来たときと変わらない街並みでした。 でも、日本食の店が
以前と比べると目立ちます。この店も、日本食のファーストフードの
ようです。ただ、後で知ったことですが、経営や資本は韓国系や
中国系が多いみたいです。せっかくのブランド力なので、もっと
日系もがんばってほしいですね。

20130314_london_1_wasabi

結局、夕方に予定していたミーティングは大幅に遅れましたが、
無事に会うことができました。部屋に戻って、直ぐに寝ようと思ったら
メールが山のように積もっている。。。そして、ネットの接続スピードも
ノロい。。。処理して、やっと床に着きました。

早朝に目覚めて、ホテル部屋の窓の外を見たら、メリー・ポピンズの
映画を連想させてくれた屋根上の風景。ちょっと絵になります。

20130314_london_2_morning

ちょっと寒かったですが、散歩がてらに朝食会に向かいました。

20130314_london_3_buckingham


20130314_4_buckingham

バッキンガム宮殿は、やはり、大帝国を感じさせらえる風格があります。

20130314_london_5_buckingham

宮殿の周囲は緑がゆたかで、時間がゆったりと過ぎていくような
感覚がします。

20130314_london_6_buckingham

5月に予定されている日英21世紀委員会で英国側の座長の
ハワード卿とご挨拶するためにロンドンに立ち寄りましたが、保守党の
元代表でキャメロン首相の側近と言われる方です。スコットランド人の
マッコネル卿も同席されましたが、「Jackとお呼びして良いですか」と
お聞きしたところ「Of course」と、とても気さくな方。フレンドリーな
お二人でしたが、当会議を単に話し合いの場としては満足していなく、
共同宣言を通じて、両政府に具体的な提言を期待されているので、
気が引き締まります。

20130314_london_7_picadilly

また、久しぶりに古巣(ムーア・キャピタルというヘッジファンド)に
立ち寄りました。外見は全く同じでしたが、当時から残っている
同僚はごくわずか。でも、懐かしい再会でした。

20130314_london_8_curzon

March 12, 2013

The Global Fund Needs Japan

この二日間は、目が回るほど忙しかったですが、とても充実した
仕事ができたと思っています。1月末に世界基金の事務局長に
就任してから、初アジア訪問を日本にしてくれたマーク・ダイブル
に付き添って、たくさんの方々にご紹介することができました。

今日の朝食会は、世界基金支援委員会議員タスクフォース
共同座長である逢沢一郎議員古川元久議員をはじめ、過去
最多数の国会議員のご出席に恵まれ、意見交換を交わすこと
ができました。世界基金の「生みの親」が日本であるのに、出資
額では近年では5位まで落ちて、このままではゲイツ財団を下回る
恐れがあるという実態に国会議員の先生たちには危惧されていた
ようです。

世界基金支援委員会も新しいメンバーに入っていただき、活発な
意見交換の中、官民連携とい世界基金の特長をもっと活かすべき
ということが特にクロースアップされました。

また、ルース米国大使が公邸にお招きいただき、昼食会の席を
設けていただきました。世界基金のことについて、日本社会に
広めることにご協力いただくことを前向きに検討してくださるようで
ありがたいです。

20130312_usembassy

午後は石破茂自民党幹事長とのご面会のお時間をいただき
ましたが、熱帯病と思われているマラリアがかつては日本でも
発生していた時代があり、北朝鮮ではいまでも発生している
ということが印象に残られたようで、日本として世界基金への
コミットメントの意を示していただきました。

二日間、マークと一緒に過ごすことができましたが、頭が良い人で、
話の「つかみ」が上手だなと関心しました。また、よく笑う、明るい
人柄なので、これからのコラボを楽しみにしています!

The Global Fund Needs Japan Now More Than Ever
 
20130312_mdybul

March 10, 2013

世界基金マーク・ダイブルの来日

The Global Fund(世界基金)の事務局長に1月に就任した
マーク・ダイブルさんが初来日。明日から二日間のハイレベルな
ミーティングの前に、リラックスした雰囲気で夕食会を楽しみ
ました。国際保健分野では五本指に入る偉い人なのですが、
とても気さくな方なので、ホテルでかしこまった会合より、神楽坂の
居酒屋(しこたま)
の方が喜んでくれました。

20130310_md

マークの隣で笑顔が魅力的な方は、同じく1月に戦略投資効果局長
に就任された國井修さん。マークを補佐するトップポストのひとつに
日本人が就任したということは心強いです。

他の国際機関と比べて世界基金は、マーク曰く、「21世紀型」。
運営が国家主体で支援先の国に押し付けるという感覚より、政府、
現場、NGOとのパートナーシップというスタイルを取っているようです。

世界基金は開発途上国が自ら行う三疾病(エイズ、結核、マラリア)の
予防、治療、感染者支援のための事業に政府や民間から調達した資金
を2002年から提供していますが、これから5年間で活動規模を緩めない
ことが、これら三感染症を徹底的に抑え込むためには重要な期間である
ようです。今年の夏はTICAD(アフリカ開発会議)が開催されますので、
日本への期待は高いです!

March 09, 2013

若者たちの熱い執念

毎年、楽しみにしている日経ストックリーグの受賞式に参加しました。
審査員なので偉そうな顔をしていますが、自分の中学、高校、大学
時代のことを振り返ると、今日、受賞した若者たちの好奇心と行動力
と比べると本当に頭が下がります。懇親会では、自分たちのレポートは
何が足りなかったのか、と最優秀賞をタッチの差で逃したチームたちが
食い下がってきます。すごい執念です!

私が特に気に入ったのは、大学部門賞を獲得した同志社大学3年
チームのRe:birth JAPAN~新興国から生まれる日本再生戦略

でした。彼らが着目したリバース・イノベーション、つまり、先進国
で商品化したモノやサービスをスペックを落として新興国に適応
するということではなく、むしろ、新興国で商品化できたモノや
サービスを先進国に持ち帰るという視点は素晴らしいと思いました。
日本企業の経営者に最も読んでほしいレポートであると感じました。

March 08, 2013

悔いがない『杭』

長年お付き合いをいただき、尊敬している黒川清先生の人生の
スナップショットを見せてくれた今週の日本経済新聞夕刊の
「人間発表」の最終回は「『出る杭』が日本を変える」

黒川先生がよく使われるフレーズです。

『出る杭』は、他の杭と比べて頭が出ているから視野が広がる
のですね。視野が広がれば可能性や実現性が高まる。

可能性や実現性が高まれば、その『杭』が与えられた貴重な
資源である「時間」を有効的に活用できることになる。

『杭』である私たちの人生は有限で、その貴重な時間は毎日、
必ず一日減ります。出ることを恐れているということは、時間が
もたらす可能性や実現性を捨てていることになります。

悔いがない『杭』になるためには、やはり出るべきです。

March 06, 2013

ためふやセミナー@新宿

今日は、Book 1st 新宿店の会場で、草食投資隊の最新作である
30歳からはじめる お金の育て方入門 -貯めながら殖やす新しい習慣
の出版記念セミナーを開催しました!

『投資』というと、「リスク」「不安」「騙される!」と引いてしまう方々が
少なくないと思いますが、私たちが提唱しているのは「貯めて、増やす」
こと。つまり、「ためふや」です。

自分の未来の「ため」、自分の子供や孫の「ため」、自分の社会の「ため」。
色々な「ため」があります!

こんなかわいいキャラクターを見て、怖いこと全くないでしょう。。。

20130306_ssk

え? 逆に、怖い・・・・?

これが、実物ですが。。、いかがでしょう。

20130306_book_1st


March 04, 2013

コモンズ30ファンド4周年記念のイメージ

当日の雰囲気を、ちょっと味わってください。
集まっていただいた皆さんの表情が素晴らしく、
本当に感謝しております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

4月20日(土)には名古屋、21日(日)は大阪
開催致します。近畿と関西の「お仲間」とご一緒
できることを楽しみにしております。

March 02, 2013

コモンズ4周年セミナー!

2009年1月に設定したコモンズ30ファンドは、たくさんの皆さまのおかげで
4周年を迎えることができました。私たちの感謝の記にセミナーを口座
開設者の「仲間」にお呼びかけたところ、大勢が日比谷図書文化会館
駆けつけてくださいました!どうもありがとうございます!

20130302_4th_1

コモンズの投資先であるベネッセ・ホールディングスの代表取締役副社長CFOの
福原賢一さんが快くスピーカーをお引き受けてくださり、ベネッセの役職員の「こころの
よりどころ」としている直島や今年に開催される瀬戸内国際芸術祭2013の取り組みに
ついて素敵な写真をたくさんご紹介していただいてから、ベネッセの
事業ポートフォリオを見るポイントなどについてご説明いただきました。

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後半は、第三回SEEDCAPの応援先である侍学園スクオーラ・今人
の長岡秀貴さんの熱いスピーチを拝聴しました。ニートの社会復帰に
取り組むことは、確かに人財への社会投資です!

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長岡さんは第一回コモンズ社会起業家フォーラムの登壇者。6分で自分の
思いを伝えるというスピーチが自分にとって良い刺激になったと、とても
うれしいコメントをいただき、担当の馬越さんもにこにこ。(^^)

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ルックスに関しては、コモンズの社長の伊井さんと新しくファンドマネジャー
として入ってくれた糸島さんは、他に負けません!

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懇談会にも多くの方々が残っていただきましたが、○×ゲームで
盛り上がりました。

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すぐに敗者になった方々もニコニコ。 良いムードです。

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最終賞品はくじ引きで決まりました。

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瀬戸内国際芸術祭2013パスポートを受賞者は福原さんから
渡していただきました。

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いくつかの本も賞品に。長岡さんもたくさん書いていらっしゃいます

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両手の花でニッコリの伊井さん。 たくさんの笑顔に恵まれた半日でした。
皆さんの感謝!

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このような周年のイベントは本当に大切だと思います。コモンズと一緒に
今日より良い明日のための未来投資に努めている「仲間」たちと半日を
一緒に過ごすことができると、私たちが、なぜ創業したのかという原点が
再確認ができて本当にありがたいです。

冷たい風が吹くときあります。しかし、私たちは決して諦めず、創業理念を
念頭において、忠実に歩み続きます。

そろそろ、春が訪れます。

March 01, 2013

リセットされる未来

未来を描くとき、私たちは、現在から線を延長するロードマップの
ようなものをイメージするのが一般的だと思います。

ただ、たとえば、街を歩いているとき、角を曲がっても真っ直ぐいっても
同じ場所にたどり着けるとします。そのときは真っ直ぐ歩くとします。

そうしたら、反対方向から何年も会っていない友人とバッタリ会います。

ちょっと前に右に曲がっていたら、すれ違っていて二度と会うことがない
かもしれません。

一方、その友人は、たまたま、歩いていた道を真っ直ぐ行っても良かった
のにちょっと手前で左で曲がったから自分とバッタリ会えた。真っ直ぐ
行ったらすれ違っていた。

このような「たまたま」で予測できていなかった未来が展開したことに
なります。

ただ、これは二人だけの話。地球の70億人の人たちが日々、たまたま
出会ったり、すれ違ったりしている。

つまり、未来ということは、毎日毎日、日々単位で書き直されている
ということになります。

こんな話を私的な「資本主義研究会」で話し合いました。たまたま
一緒に、資本主義を哲学、生物学、宗教という側面から照らしてみよう
という試みです。

何に出会うか、わかりません。 が、ちょっとワクワクしています。

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