世界基金マーク・ダイブルの来日
The Global Fund(世界基金)の事務局長に1月に就任した
マーク・ダイブルさんが初来日。明日から二日間のハイレベルな
ミーティングの前に、リラックスした雰囲気で夕食会を楽しみ
ました。国際保健分野では五本指に入る偉い人なのですが、
とても気さくな方なので、ホテルでかしこまった会合より、神楽坂の
居酒屋(しこたま)の方が喜んでくれました。
マークの隣で笑顔が魅力的な方は、同じく1月に戦略投資効果局長
に就任された國井修さん。マークを補佐するトップポストのひとつに
日本人が就任したということは心強いです。
他の国際機関と比べて世界基金は、マーク曰く、「21世紀型」。
運営が国家主体で支援先の国に押し付けるという感覚より、政府、
現場、NGOとのパートナーシップというスタイルを取っているようです。
世界基金は開発途上国が自ら行う三疾病(エイズ、結核、マラリア)の
予防、治療、感染者支援のための事業に政府や民間から調達した資金
を2002年から提供していますが、これから5年間で活動規模を緩めない
ことが、これら三感染症を徹底的に抑え込むためには重要な期間である
ようです。今年の夏はTICAD(アフリカ開発会議)が開催されますので、
日本への期待は高いです!